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50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

Apple「ブラックフライデー」関連情報③〜米Appleのセールから,日本の初売りが見えてくる?〜

米Appleのブラックフライデーセール始まる

 米時間11/23から始まった,Appleのブラックフライデーセール。

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 関連してサードパーティーのアプリなども割引されているという情報をお届けしてきました。 

 

 実はこのブラックフライデーセールが,日本での「初売り」ともかなり関連しているという情報を見つけました。
 これまで初売りに合わせてApple製品を購入するという思いがなかったため,お恥ずかしながら初めて知った次第です。

 

残念,秋以降発表の新製品は対象外…

 セールの概要としては,購入金額によって,最大200ドルのAppleストアギフトカードがもらえるというもの。

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 また,残念ながら,秋以降発表の新製品は「適応外」となっております。
「ふんっ,そんなこといったって,来週になればギフトカード分以上にiPhoneXRを値引くんだろ?」
と,毒づいてみたりする…。

 また,気になるのは,この米国でのセール特典が,日本で1/2に行われる「初売り」とほぼ同様の内容になるケースが多いとの記述です。

 

 特にMacについては,「買い換え時期」となってする場合にはありがたい特典内容かも知れません。
 まあ,iMacは恐らくまもなくCPUのアップグレードを伴うマイナーチェンジがあるでしょうから,ちょっと手を出しづらいですが,MacBookProに関しては非常においしいのでは?

 発表時期的にも,まだまだ「新製品」という時期ですし,なんといって今年のバージョンアップでは,大きく性能が向上した世代ですので。

 

 正直その他は微妙です。
 どうしてもこの時期に買い換える必要に迫られた場合でなければ,旧モデル,モデルチェンジが迫っている現行品には,なかなか購入意欲が湧きませんので。

 

iPadが気になる…

 個人的に気になるのはiPadです。

 現在,Air2を使用しており,本当に意外なことに,
「iOS12.1ですいすいと,いや本当にすいすいと」
動作しております。

 以前にも同様のことを書きましたが,第1,第3世代のiPadでは,OSのアップデートのたびに,動作が緩慢になっていく様子が手に取るように分かったものです。

 それが今や,かなり以前のモデルであっても快適に動く…。
 いや,なんだったら,購入当初よりも快適に動作しているかもしれません。

 それだけiOSの改良が進んだということ。
 この点に関しては,Appleの「長く使ってもらおう」とする考え方や,それを下支えする技術力に,頭が下がります。

 

 とはいえ,
「次の買い換えはiPad」
と考えるようになってしばらく経ちます。結果,iPadの前にiMacを購入せざるを得なくなったりしていたり…。

 という観点で見ると,iPadのセールもなかなか微妙なのです。

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 まずはセール対象が,10.5インチiPadPro,第6世代iPad,iPadMini4。

 10.5インチについては,先日新型iPadProが出たばかりの販売継続モデル。

 第6世代iPadに関しては,恐らく来年の3月にモデルチェンジあり。

 iPadMini4に関しては時代遅れ感満載。→新型の噂あり。

と,どれをとっても,すっきりしないものばかりなのです。

 かつ,どの機種を購入しても,特典が「100ドル」と同一条件。これ,残念。

 

 もし10.5インチモデルが,「200ドル」の特典付きだったら購入を考えたかもしれませんが,1万円引きじゃあ…。
 大元の値段が下がっているわけでもありませんし,それだったら頑張って新型のProを購入した方が,精神衛生上いいのでは…と考えたりします。

 

 更に第6世代iPad。
 もとの値段が低いだけに,ちょっと惹かれるものはあるのです。

 しかし,3ヶ月で旧型になってしまうのも…。
 また,最大の懸念材料は,
「第7世代は,新型のApplePencilに対応するのでは?」
ということです。

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 次回のiPad購入に関しては,この「新型ApplePencil」の存在が結構重要だと捉えていますので,今買い換えて,廉価版iPadも新型Pencilに対応…となると,ちょっと痛いかも。

 皆さんは初売りで購入したいものはありますか?

えっ? Macまで売れていない…Appleに襲いかかる負の連鎖は,どこまで続くのか?〜まあ,身から出た錆ですが…〜

ちょっと意外…,Macまで売れていない!

 2018年のMacBookProは,CPUがQuadCore化し,歴代のマイナーチェンジの中でも最大級に性能がアップしたものとなりました。

 特に13インチモデルではその傾向が大きく,しかも価格が据え置きだったため,MacBook Pro(Late2016)を所有している私としては,「なんとうらやましい…」という状況になっておりました。

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 しかし,なんと…。

 Macが売れていません。
 これはなかなか意外な結果です。

 

思いがけない大幅減

 まずは2018第3四半期の,ノートPCのシェアを見てみましょう。

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 なんと…。
 Macが「24.3%減」という信じがたい現象を示しているのです。

 全体のシェアも「10.4%→7.9%」と,なかなか信じられない大幅減です…。

 トップのHPやLenovoがほぼ横ばい,DELLに至っては大幅増の中,「一人負け」といった感を受けますね。

 原因は何でしょう?
 記事内では「価格」のことを中心に語っていますが,そうはいってもこれだけ性能がアップしての「価格据え置き」ですので,
「少々割高でもMacを使いたい」
という層が離れたということではないと考えます。

 

 やはり,「廉価版MacBook」への期待を込めた「待ち」が,その主たる要因であったはずです。

 …だからこそ,今後が心配なのです。

 

それほど「廉価」ではなく,性能は低い…

 何が心配かというと…。

 

 まずはiPhoneXR同様,「廉価」という点に大いに期待していた層が,一気にMacから離れてしまう可能性が高いことです。
 iPhoneでも発生する事案です。Macだったら,より「容易に」起こってしまうことにように考えます。

 一時期は,「10万円」というラインを基にした噂が流れていました。しかし,登場した新型MacBookAirは,「税込145,000円」から…。
 もはや全く「廉価」ではありません。

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 これ,もはや「DÉJÀ VU」ともいうべき,Apple失敗への足跡。
 iPhoneXSにしても,iPhoneXRしても…。
 そして三度,今度はMacでも。

 

 更に致命的だったのは,新型MacBookAirの性能です。
 多少お高くても,
「こんなに薄型・軽量になって,従来のMacBookよりも飛躍的に性能が向上…」
となればよかったのですが…。

 

 性能面では,正に今の時点で「ベース」でしかなく,今後何年も使うことを考えると,すぐに陳腐化してしまうのは明らかです。

 私だったら,AirよりBar無しMacBookProを購入しますし,どうせだったら新しくなったBarありMacBookProを購入するも悪くありません。

 

 そしてここが一番重要。 

 今回の第3四半期分は,あくまでも「MacBookAir待ち」の状態が作った現象。

 第4四半期以降は,そのMacBookAirが市場に出て,どのように評価されたのかが如実に表れる統計となるはずです。

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 これ,もっと落ち込む心配さえあるんじゃないでしょうか?

 「Air待ち」の方々が,
「これじゃダメ。Proにしよう!」
と,すんなり別機種を購入してくれればいいですが,
「Airじゃダメ。Appleダメだ。他のWindowsメーカーにしよう。」
となる可能性も十分にあると思えるのです。

 

 またしても,「値付け」に関する部分における「ユーザーとのズレ」から窮地追い込まれてしまうのか?
 もはや「身から出た錆」としか言えないと思うのですが…。皆さんはどのようにお考えでしょう?

「Radeon Pro Vega 20」搭載 MacBook Pro 15インチのベンチマークは…〜う〜ん,正直これは微妙?〜

「Radeon Pro Vega 20」の威力はいかほどのものか?

「上位機種のみに与えられる特権…」
 先日もお伝えした「別積みGPU」のオプション設定は,このような意味合いでした。 

 ノート型としてはそれなりの性能を有する「15インチ」の,しかも上位機種にしか許されないGPUのオプション。

 真の意味で,
「ノートでなんでもできる。」
という状況をつくるためにAppleが選択した手段であると捉え,その性能に注目していましたが,ついにそのベンチマークスコアが発表されました。

 

Apple公表の期待値からすると…

 そのスコアは…。

 OpenCL・・・72799

 Metal・・・・73643

ということです。

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 皆さんはこのスコアを,どのように解釈するでしょうか?

 前掲した私の記事内で,
「最大60%の性能アップ」
とAppleが公言したことを受け,従来の最上位GPUだった「Radeon Pro 560X」との性能を比較・検討しています。

 そのもとにした資料がこちら。

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 こちらの60パーセントアップということで,

Open CL→85,000
Metal→95,000

という数字を念頭に入れていました。まあ,あくまでも「最大」ということですので,割り引いて考えようということですが…。

 

 ところが…。

 実際の数値と比較すると「60%」どころか,その半分程度の性能向上しか期待できない数値となっています。

 上位グレードの「V20」でこの数値ですから,下位グレードの「V16」では,もはや「誤差」「体感できないほど」の差しか出ないのではないでしょうか?

 

正に「コストパフォーマンス」の考えどころ…

 「V16」「V20」のアップグレード代は以下の通り。

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 どうです?
 実に微妙なところ…。

 劇的な変化は求められないであろう性能アップに対して4万円強の投資。

「何が何でも最高性能を!」
という人でなければ,誰しもが躊躇するバランスではないでしょうか?

 

「ある程度の高性能」「画面乗り広さを優先」
という理由で15インチを購入した方であれば,無理してオプション選択しなくてもいいのかな…と,個人的には考えます。

 

 それよりだったら,「BlackMagic eGPU」やiMacに投資して,「絶対的な性能」を追求した方が幸せになれるのではないでしょうか?
 全てをモバイル環境で…という方はこれには当てはまらないわけですが。

 

 !!! っと書いたところで,以下のような記事を見つけました。 

 思ったよりパワーがあるのか? それとも使用するアプリとの相性か?

 

Macでブラウザの「戻る」ジェスチャーが効かなくなったら…〜単純なやり直し作業で復活! 小さいバク,潰して欲しい〜

時々出てくるMacOSのバグ

 以前にも同じようなことを書いた記憶がありますが,最近は動作に関するWindowsの信頼性は非常に高まっていると感じます。

 Windows95が出てXPが落ち着くまでは,「フリーズ」「ソフト強制終了」などの致命的なエラーが付きものだったように感じますが,現在はそのようなことが殆ど見られないのではないでしょうか?
 この点に関してはMicrosoftの努力を感じます

 

 反面,Macに完全移行してから2年を経過しようとしていますが,MacOSは小さいバクが非常に多いです。
 全く起動しなくなるなどの致命的なものはないにせよ,結構アプリが強制終了することが多い印象。

 また,突然レインボーカーソルが出現することもあったりと,よく理由の分からない小さに不具合に遭遇することが少なくありません。

 

 先日も,Safari閲覧時のMagicmouseのジェスチャー操作に異常が生じ,イライラすることが続きました。

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 調べてみると「こんなことで解決するんかい!」と突っ込みたくなるような方法で事態が収まりました。
 知っている方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが,私のようにMacを使用するようになって日が浅い人間にとっては,知らないと非常にストレスがたまる原因となりますので,ここでご紹介させていただきます。

 

チェックを外すだけって…どんなバグ?

 今回私が遭遇したのは,「Magicmouse使用時にスワイプ操作で前後のページに移動すできなくなる」という状態です。

 Safari閲覧時に,スワイプして前のページに戻ろうとしても,そのページから移動できないというもの。
 上部の「矢印アイコン」を押すと戻ることができますので,Magicmouse関連のバグであると考えられます。

 

 ご存知の通り,マック利用の最大の魅力の1つが「TrackpadやMagicMouseでのジェスチャー操作」ですね。「思い通りに」「なめらかに」動くその様子は,Windows機にはない魔法だと考えています。


 本当にいつも快適にしようしているだけに,ごく当たり前にてきていたことが急にできなくなるストレスといったら…。
 原因が分からず,これまでは「とりあえず再起動」をしていました。
 すると,そのときだけは通常の動作に戻るのですが,しばらくするとまた元通りの不具合が出るという,いたちごっこ状態に。

 

 ここで見つけたのが,上掲の記事です。
 対応としては,
「システム環境設定」→「Mouse」→「その他のジェスチャー」のチェックを一旦外した後に再度チェックし直す
 という,なんとも単純明快な「やり直し作業」

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 私の場合は,これだけで正常の動作に戻ることができました。
 あっけなさ過ぎて,何かキツネにつままれたような感じです。

 

細かなバグ,潰してくださいAppleさん

 「チェックのし直し」で修正される軽微な異常なのですから,恐らくほんの些細なバグなのだと思います。
 しかし,上掲の記事が「2014年」にアップされていることを考えると,少なくとも4年以上はこのような状態が続いていると言えるでしょう。

 

 いや〜,いけません。Appleさん。やはりOSというものはその企業の現状,考え方などを如実に表すものだと考えますので,このような常態化はまずいですよ。
 恐らくこのような様々な「バグ」はAppleも把握しているでしょうから,少なくとも「何年も解決しない」という状況をつくってはいけないと考えます。

 

 また,最近のiOSは非常安定して動作していることからも,
「AppleはMacに重きを置いていない」
という印象を感じ取ってしまいます。

 これもAppleやMacのイメージを傷つけることに繋がるはず。
 細やかに,そして丁寧に,間違いは正していくという姿勢を貫いてほしいものです。

新型MacBookAir,iPadPro,実機触ってみた〜Airは残念感,Proは孤高感が漂う…〜

実機に触れて分かること

 この秋のApple新商品ラッシュには,Appleファンはもちろん,そうでない方々も注目したのではないでしょうか?

 iPhone,iPad,Macと,正に「そろい踏み」だったわけで,Appleの戦略を読み解く上での重要だったと感じています。

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 さて,iPhoneXRに対する「疑問」を解決するために実機に触れてみたということは以前に記事にしました。
 このときは「やっぱり!」と,それまでの懸念が確信に変わる契機となりました。 

 

「やはり実際に触れてみることで見えてくることもあるものだな…。」
と再認識し,新型MacBookAirとiPadProを実店舗で触ってみることにしました。
 今回はいつものヤマデンではなく,あまり店員が話しかけてこないケーズデンキで。

 

「いまさら感」「頼りなさ」を感じるAir

 まずは新型MacBookAirです。
 店舗に展示されていたのは「ゴールド」のノーマルモデル。

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 でもこれ,殆ど「ピンク」ですよね?

 肝心のRetina化されたディスプレイはごく普通にきれいですが,痛いのは,
「MacBookPro等でRetinaになれて来たユーザーには,ごく当たり前…」
としか写らないことです。

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 また,Appleが主張する「薄額縁」「薄型・軽量化」に関しても劇的なものは何一つ無いため,
「こんなに心躍らない新型Macってあったかな?」
と感じてしまうほど。
 MacBook Pro(Late2016)を所有している私としては,「何年も前から存在していた機種」と言われても違和感がないほどです。

 そして,最大の懸念材料が,以前も書かせていただいた「スペック」の問題。最新の状態でこの性能であれば,すぐに陳腐化してしまうのは必然です。その機種にこれだけの金額を出すのか…?
 私であれば,明らかに「NO」です。 

 

 最後に,キーボードについて。
 所謂第3世代のバタフライ式キーボードなわけですが,私は自分の持っている「第2世代」の方が好きです。

 もちろん,ほこりが入りやすい等の弱点はありますが,あの「薄型ながらもしっとりと指に絡みつくような質感」が,Airの第3世代にはありませんでした。
 何かもっさりしているような,無機質な感じ。Appleにはそぐわないと私は感じました。
 また,静かになりすぎた「音」も好みではありません。「スコスコ」という間抜けた音に聞こえて,この点に関しても「頼りなさ」満載です。

 

孤高の「新型iPadPro」

 一方の新型iPadPro。
 こちらは,もう見た目から「孤高感満載」といった印象でした。

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 薄額縁化して,なにか「密度感が増した」印象を,見えない光として発散させているかのよう。外観の質感も,ずいぶんと向上しているように感じました。

 店頭ということで,さらっとしか触っていないわけですが,アプリを開いたり,Web閲覧をしたり,スクロールしたりという,一つ一つの細かな動きに,これまで感じたことのないようなキビキビ感があり,
「こいつ,ただ者ではない!」
という雰囲気が漂っていました。

 

 となりには,最新の「無印iPad」が置いてありました。

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 意外だったのが,見慣れているせいか,となりのiPadProを前にしても,
「これはこれでありかな。」
と感じたこと。

 普通であれば,
「大画面のiPadProがダントツ」
となるのでしょうが,個人的には今回のiPadProの薄額縁化やモニタに大型化は,「絶対的なものにはならないのではないか」と感じました。

 あっ,12.9インチに関しては,
「んっ? これが11インチかな?」
と思うほど小型化していて笑ってしまうほどでしたので,上記の内容は「11インチと9.7インチとの比較」としての意見です。

 

 最後に。
 自分としてはやはりこのスマートキーボードは「無し」かな。なんやかんや言って打ちづらいですよ。
 特に11インチの場合はフルサイズありませんし。
 そもそもiPadでキーボードを使いたいというケースがないのですが,どうしてもキーボードで打たなければならないのであれば,Mac用のMagicKeyboardを持参すると思います。私の場合。

 

 いや〜,やっぱり実機巡りって楽しいですね。
 これからも新製品が出たら,ふらっとお店に出かけてみようかと思います。

MacBookPro15インチ上位モデルに「Radeon Pro Vega GPU」の選択肢!〜最大60%の能力向上で「ノートの要塞化」?〜

ノートでとことん高性能→価格もとことん?

 今年度のMacBookProのアップデートは,13インチを中心にその性能アップのすさまじさが大いに話題となりました。

 Late2016の13インチモデルを所有している身としては,「この性能アップぶりはやり過ぎ! 泣」と感じているのですが,現在は作業の大半がiMacへと移行してるのでまあいいとしましょう。

 しかし,
「MacBookProでもマシンパワーが必要とされる作業をサクサクこなしたい。」
「全ての作業をMacBookPro一台でこなしたい。」
というユーザーも多いはず。

 そして,そのような方々は恐らく「15インチモデル」を購入することになるでしょう。

 

 そして…,ただでさえそれなりの性能を有している15インチモデルですが,今回「Radeon Pro Vega GPU」というグラフィックプロセッサがオプション設定できるようになったようです。

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 価格も性能もとことん…,ということになりそうですね。

 

最大60%アップの性能やいかに?

 今回このプレミアムなグラフィックスプロセッサを選択できるのは,15インチのうちの上位モデルのみです。

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 デフォルトのRadeonPro560Xのグラフィックス性能がこちら。

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 まあ,高性能は高性能なのですが,iMacの性能と比較すると「中途半端」とも言えます。

 また,外部GPUである「BlackMagic eGPU」を接続してもグラフィックス性能はiMacの上位機種と肩を並べることができるわけですので,
「MacBookPro単独使用限定での最高性能」
を目指すのであれば,
「更なる高性能化」
という考え方もあるのかもしれません。 

 ちなみに,「RadeonPro580」を搭載したiMac最上位機種は,Open CL,Metalともに「110,000以上」のスコアをたたき出します。
 上記記事は,以前所有していた「BlackMagic eGPU」+MacBook Pro(Late2016)でのスコアで,後日計測したときにはこの記事内のスコアよりも上の「11万超え」の数値を出しました。 

 

 Appleが公言する「最大60%のアップ」ということを実際の数値で見ると,
Open CL→85,000
Metal→95,000
ということになりますね。

 しかもこれ,アベレージではなく「最大」ですので,当然上位版の「Radeon Pro Vega 20」での数値となるでしょう。
 まあ,4万円の投資ということですね。総額でいくと,40万円弱ということになるでしょうか?

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「どうしても」という人の選択肢

 iMacとノート型のMacBookProとを比較した場合,数値が同等であれば,実際の作業においては,どうしてもiMacの方が効率がいいという結果になることが多いようです。

 何が言いたいのかというと,
「やはりiMacのコスパが最高だ」
ということ。

 どうしてもノートにこだわる必要があるのであれば,最上位機種のMacBookPro15インチモデルや,「BlackMagic eGPU」との組み合わせを考える必要があるでしょう。

 

 しかし,そうでない方であれば,絶対にiMacの方が幸せになれます。
 私のように,「MacBookProはモバイル用途専用で,重い処理は行わない」と割り切れるのであれば,iMac(の下位モデル)+MacBookPro(MacBookやAir)という選択肢でもいいわけです。

 

 要は,「一台に詰め込むか」,「分散させて用途によって使い分けるか」

 状況が許すのであれば,私は後者が望ましいと考えます。これまでの経験上…。
 しかし,選択の幅が広がること自体は非常に好ましく思えます。

 

新型MacBookAirは本当に「買い」なのか?〜TouchBar無しMacBookProという選択肢〜

新型MacBookAirの一般的評価とは?

 生き延びた「MacBookAir」。

 そして混迷を増す,MacBookとの共存の道…。

 以前に,新型MacBookAirの「中途半端さ」について記事にさせていただきました。 

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 その後も,続々出されるレビューを見ながら更に考えても…。やはり明確な答えには辿り着けていません。
 やはりMacBookAirとMacBookとが共存している意味合いがはっきりしません。価格的にも,性能的にも,ラインナップ的にも…。

 

 しかし,一般的なレビューとしては,
「MacBookとMacBookProとの間を上手に埋めている。」
「Proほどの性能を求めない大多数のユーザーにフィットする。」
というものが殆どなんですよねえ〜。

 しかし,MacBookにはコンパクトさ,Airには拡張性とバッテリー継続時間等の独自のメリットがあるにせよ,それが「絶対的なもの」ではないように考えるは私だけでしょうか?
「かゆいところに手が届く」
という言葉が,むなしく響くように感じます。

 

性能的に疑問符が…

 また,「必要十分」といわれる性能面でも,疑問符が付くことがあるようです。
 先日いつもの「Appleが大好きなんだよ」さんが,新型Airのレビューをアップされていました。


2018新型MacBook Air実機レビュー・用途によっては注意が必要!て

 

 この中で実際のベンチマークスコアなども紹介されていたのですが,そのスコアと実際の動作の間にズレがあったということを報告なさっています。

 具体的には,動画のエンコード。
 ベンチマーク的には差が無いMacBookPro2016(TouchBar無し)モデルと比較して,動画のエンコード時間が大幅に遅くなったというのです。

 CPUをYタイプにしてしまったりと,様々な部分で妥協せざるを得なかった付けが顔を出す部分があるということでしょう。
 このAirの購入層として,
「これ一台ですべてをまかなおう。」
というユーザーも多いはず。よくよく考えて,どの程度の用途に使用するのかという目的意識をもって機種選択する必要がありそうです。

 

 また,先の動画でもAppleが大好きなんだよさんがおっしゃっていますが,俄然注目されるのが,TouchBar無しのMacBookProです。
 今年度の改定でも,このBar無しモデルだけ「変更なし」という無残な扱いをされているのですが,それでも「腐ってもPro」という部分を見せてくれたようです。

 価格的にも,十分新型AirやMacBookと競合するだけに,非常に悩ましいところです。

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 私だったら確実にBar無しMacBookProを購入します。やはり,基本性能は保険として考慮したいですから。
 願わくば,Bar無しモデルもアップデートして下さい。

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混迷を増す低価格Macノート

 というわけで,もはや考え方次第ではどの選択肢もありという混迷ぶり。

 現在の低価格帯Macノートには,明確な「解答」がありません。

 新型MacBookAirは,その「値付け」が不運でした。
 この性能で,当初噂されていた「10万円切り」という価格設定であれば,誰しもが手放しで歓迎したことでしょう。
 もはや,誰にでもお勧めでする「エントリーMac」として,爆発的に売れたかもしれません。

 

 これ,何かに似てませんか?
 そう,iPhoneXRの二の舞です。
「思ったより安くない!」
ということでユーザーの選択肢から外れてしまう…。

 Appleの高価格戦略がMacでも裏目に出てしまうのではないでしょうか?

「損して得取れ」
という日本のことわざを教えてあげたい…。

 

Appleが四半期業績発表→そして今後は販売台数公表せず〜高価格路線への目隠しだ! それはまずいんじゃない?〜

Appleが四半期業績発表(7月〜9月)

 Appleが7月〜9月の四半期業績を発表しました。

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 総じて売上は好調のようです。前年同期比で20%の増。これだけ見れば何の不満もないように思えるのですが…。

 しかし,その内容を見ていくと,やはりいつもの心配事に行き当たります。

 

「販売台数」と「売上高」の関係性

 その「心配事」とは,販売台数と売上高との関係性です。

 iPhoneでは,「販売台数が横ばいなのに売上が29%増」
 アップルの売上の多くを支えるiPhoneの販売状況が,昨今のAppleの方針を如実に表していますね。
 それは,
「デバイスの高価格化」
です。

 

 昨年のiPhoneX発表時,誰しもがその高価格に驚きました。
 しかし,「iPhone10周年」を考慮した「プレミアモデル」としての位置付けや,初めて有機ELディスプレイを搭載したモデルであったことなどを鑑み,「許容された」と私は考えています。

 また,iPhone8も堅調な動きをしたこともあって,ようやく「販売台数」は現状維持。高価格化されたiPhoneXの売上が加算されて,「売上高29%増」という高収益に繋がったのでしょう。

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 問題は次の四半期業績ですね。

 iPhoneXSが発表されたとき,誰しもが「価格下げ」を予想している中での「現状維持」に,驚きの声が上がったということは有名な話です。
「果たしてこれで売れるのか?」
という疑問は,誰しもが感じていることでしょう。

 また,「廉価版」として期待されたiPhoneXRは,思ったより「廉価」ではありませんでした。いえ値付けを考えれば十分高級機です。

 さあ,この戦略が吉と出るか,凶と出るか…ですよね。

 

 さらに!
 Appleは,今後各デバイスの販売台数の公表を行わないことを発表しました。
 記事内では,Apple側が,
「販売台数の重要性が薄れている。」
と述べていると紹介されています。
 私,これは,Appleが,
「高価格化によって販売台数が減っているのに,売上の帳尻が合っている」
という現実を覆い隠すための詭弁だと考えています。

 

販売台数は「減少」すると予想します!

 次の四半期業績では,
「iPhoneの販売台数が減少する」
と個人的に予想します。

 今年のiPhoneXSの予約販売の不振ぶり,そして期待以上動きの悪かったiPhoneXR。
 話を聞いたショップの店員さんも,あまりに売れなくて頭を抱えていたようでした。

 そして,「最後の一撃」という感じで,その売れ行き不振ぶりが明らかになったことを,先日お知らせしました。 

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 だとすれば,当然「販売台数」に関しては,前年同期比で減少になることでしょう。
(投げ売り状態のiPhone8が,台数に寄与することがあるかもしれませんが…)

 

 問題は「売上高」とそれに対するAppleの見解です。

 果たして,販売台数が減りながらも,売上高をキープできるのか?
 今回のデータを見ると,販売台数が同じでも,売上が3割アップしているということは,余程のことが無い限り,売上高が目減りすることがないように感じます。

 しかし,これがもし「減少」ということになれば,一気にAppleの立場が悪くなりますね。Appleの「高級化路線」が否定されたということですので…。

 

 また,仮に売上高が好調をキープしたとしても,それをAppleが当然のこととして捉えてしまっては,中期的視野で見ると,この先厳しくなるのではないかと考えます。

 やはり,現状のiPhoneの価格は高すぎますよ。
 これを当たり前として今後進んでいくようであれば,
「iPhoneは魅力的だが,もう付き合えない。」
「もうiPhoneの最新機種はありえない。旧機種で十分。」
「新機種は無理。このまま現在の機種を使い続ける。」
といった,Appleにとっては好ましくない考えに及ぶユーザーが増加していくように思えます。

 

 それでもあえて高級化の道を行くのか?
 Appleの「対中華勢」の対策が,この「高級化路線」なのか?

 果たしてそれは間違っていないのか?

 次回の四半期業績発表が待たれます。

スゲ〜,新型MacMiniのベンチマーク(仮)〜順当に使えれば有力候補となる…それでも私が手を出さない理由は?〜

なかなかやりよる! 新型MacMini

 忘れ去られてはいませんでした,「MacMini」。

 そしてなかなかの性能をひっさげての表舞台登場のようです。

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 先日発表された新型MacMiniのベンチマークが公表されていますが,なぜかデータが2つ流出するなど,未だ不透明な部分も。
 それにしてもなかなか魅力的なデバイスであることには変わりありません。

 

そのスペックは?

 気になるそのスペックをベンチマーク結果から…。
 2つ流出しているというベンチマークがこちら。

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 どうやら上の方が「正解」だということですので,最高のカスタマイズをすれば,かなりの高性能となりそうです。

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 また,基本モデルである,Intel Core i3-3.6GHzを搭載したモデルでも,シングルコアは4,769点、マルチコアは14202点をマークしているとのこと。
 十分すぎる性能ですよ。

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それでも私が手を出さない理由

 ちょっと前の私だったら,この新型MacMiniにまっしぐらだったと思います。

 LG UltraFine 5K Displayも所有していましたし,外部GPUである「Blackmagic eGPU」もありましたので。
 そう,このまま使用できるのであれば,「極上」ですよ。

 

 しかし,現状はこのふたつの機器は売却済み。iMac2017モデルで大満足の生活です。
 この経緯の詳細については過去記事をご参照ください。 

 端的に言えば,私,Macの「外部機器との接続」に関しては全く信用しておりません

 これまでの全てのトラブルの元凶が,この「接続問題」だったからです。しかもそのトラブルの全てが日常の使用に関して「致命的」な事柄でしたので…。

 

 今回のMacMiniは,価格的にも,性能的にも,拡張的にも,非常に魅力的であることは事実です。

 しかし,その使用に関しては,まず「外部ディスプレイ」が必須。これまでのMacBookProでのトラブルを考えると,ちょっと手を出しづらい。

 

 また,MacMiniの基本性能は非常に高いのですが,「Mac+外部ディスプレイ」という使用状況を考えると,チップ内蔵のGPUでは不十分ですし,トラブルの基になります。この点がMacMiniにとっての最大のネックになると考えます。
 大型モニタの活用を考えると,このグラフィック性能は非常に大きな鍵を握ります。甘く見ない方がいいです。

 

 だとすれば「外部GPU」の登場となるのですが,前掲記事のように,「Mac+外部ディスプレイ+外部GPU」という環境においても致命的なトラブルに遭遇している私としては,どうしても踏ん切りが付かないのです。

 

 これまでの経験上,ディスプレイも含めて「全部入り」という形態のiMacが,唯一信頼できるデバイス。あっ,ノート単体仕様では全く問題ありませんが,あくまでも外部ディスプレイ接続を考えた場合です。

 

さて,あなたの環境ではどうでしょう?

 もちろん,私のように,これ程「接続問題」に遭遇することは珍しいことなのでしょう。

 しかし,実際問題として,このようなパターンもあり得るわけです。

 さて,皆さんのMac環境ではどうでしょう?
 新型MacMini,使えそうですか?

 

 単体ではお安く感じる新型MacMiniですが,これに外部ディスプレイ,外部GPUとを加えると,軽くiMacを超えるお値段へと跳ね上がります。

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 私は,iMacこそ据え置き型において幸せになれる「最大公約数」だと考えるのですが…。

 

新型MacBookAirとMacBookは並び立つのか?〜低価格ノート型Macの戦略を問う…〜

新型MacBookAirの中途半端感たるや…

 先日のAppleの発表会は非常に盛り上がりましたね。

 iPhone以外にも本気で目を向けようとしているAppleの姿勢に安堵しました。

 明らかに主役はiPadProでした。その圧倒的な性能には,本当に驚かされました。 

 しかし,反面…。
 発表会で一番初めに紹介された新型MacBookAirはといえば…。

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 中途半端感丸出しです。
「価格と性能のバランス」において。

 

この時期に,この価格で,この性能では…

 まずは気になる性能を見てみましょう。早速ベンチマークが出ていますね。

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 ちなみに,私の所有している「MacBookPro2016late」のベンチマークがこちら。

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 同等か,若干上というところでしょうか。しかし,体感的な差はほぼありません。

 

 これ,微妙じゃないですか?
 なにせ,2018年モデルのMacBookProは,QuadCore化させた第8世代のCPUを採用することで,これまでのMac史上最大ともいうべき性能向上を図りました。
 特にマルチコアに関する伸びが本当にすごかった!

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 ですから,今回の廉価版MacBook(発表されるまでは,MacBook説の方が根強かったですよね)には,それなりの性能も期待していたわけです。

 それが開けてみたら思うようには性能が伸びず…。

 

 その裏には,次の2点の大きな不満があります。

①なぜ「Amber Lake」なの?

 まずはCPU。
 今回搭載されたものは「Amber Lake」と呼ばれる「DualCore」バージョンです。あえて4Coreではなく,2Coreの方を載せてきた…。

 なぜでしょうねえ。
 せっかくMacBookProで,型破りな性能向上を図り,
「Macも性能面で期待できる!」
という高評価を得たばかりなのに…。

 バッテリーのもちを優先したのでしょうか? それとも価格面?

 

②これって「廉価」といえる?

 これだけの中途半端な性能で,「廉価版」を期待された今年度のモデルなのに,価格はMacBook級。

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 結局,
「Appleはお高い!」
という定評を覆すほどの魅力ある価格設定にはできませんでした。

 一時期は「10万円を大きく切る」という情報が殆どでしたので期待してはいましたが,個人的には「大きく切る」ということに関しては以前から懐疑的でした。

「99,800円という線で出してくれれば…」
と考えていたのですが,どうも難しかったようです。

 一般的には,エントリークラスで15万弱という価格設定は,共感が得られないですよね。メモリもSSD容量も最低限のままですし…。

 

 この「性能」と「価格」のバランスの悪さが,どうもすっきりしない,というか「たがを外された」ような感覚に陥る原因なのです。

 

問題は「MacBook」との棲み分け!

 さらに,このアンバランスが基で発生するのが,
「AirとMacBookとの棲み分け」
の問題です。

 MacBookの価格,構成がこちら。

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 もう,本当に微妙なわけです。「Air」と比べたときに…。

 薄さ,軽さを売りにするMacBookですが,今回のAirもアピールポイントは全く同じところでした。なぜこのような戦略に打って出たのか,素人の私でさえ首をひねりたくなります。

 余程のこだわりがなければ,これからは「Air」を選択するのではないでしょうか?

 最新アーキテクチャで製造され,ポートも増加,キーボードも第3世代。バッテリーのもちも良好。
 MacBookの立つ瀬がありません!

 

 こうなったからには,MacBookのてこ入れが早急に必要になるはずです。
 来年の春までには新型のMacBookの提案がなければいけませんよ,これ。

 売りのポイントはどうなるでしょうか?

 考えられるのは,
・QuadCoreCPU化して,Airよりも高性能化。価格は据え置き。

・Air同様のDualCoreで,価格をAirより下げる

 

 いずれにせよ,MacBook利用の際のメリットをしっかりと伝えるような改訂にしないと,MacBookが売れないばかりか,Appleの低価格ノート全体の混迷に繋がりそうな気がしてきます。

 個人的には,やはり「安いMac」が裾野を広げると考えますので,「低価格MacBook」を期待したい!
 皆さんはどのようなMacBookを望みますか?

新MacBookAir登場の兆しか?〜米国でAir発注を発注した学校に「待った!」〜

MacBookAirの発送に待ったがかかる!

 先月に続いてのAppleイベントが行われること,またそこで発表されるデバイス予想について,本ブログでもここまで考えてきました。 

 その中での最大の謎は,廉価版MacBookについて。

 現在のMacBookを置き換えるものなのか,それともMacBookAirの新型なのか?

 さらに,MacBookとAirは今後も併売されるのか,それともMacBookとして統合されるのか?

 これに関して,アメリカで興味深い動きがあったことが伝えられました。
 MacBookAirを発注した学校が,「10/30の発送になる」という連絡を受けたというのです。

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 あまりに意味深なこの「10/30」という日付。果たして新型MacBookAirの発表となるのでしょうか?

 

「Air」的位置付けなのか,「Air」なのか?

  ここで興味深いのは,発送が一時停止しているのが「MacBookAir」だということです。
 先日も,今回新たに発表される廉価版MacBookが,「MacBookの改訂」なのか「MacBookAirの改訂」なのかが,最大の焦点になるということをお伝えしました。 

 現段階では,「Air」の役割として,「Retinaを搭載していない代わりにUSB-A等の外部機器接続における汎用性に優れ,価格が安い」という,中途半端な存在となっているのが事実です。

 Appleが推し進めている「Retina化」「USB-C化」という流れとは明らかに違う方向を向いているわけで,「改訂して新型を出す」ということであれば,ここを改めるのでしょうが,問題は「MacBook」との違いはどこになるのかということです。

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 個人的には「MacBookとAirを統一する」のがいいと思うのですが,ここで気になるのが,先の米国の学校での件。
「Airを発注して待ったがかかっている」ということは,「Airがなくなることはない」ということなのでしょうか?
 だとすれば,これまでどおりに二つの系統がMacBookProの下に置かれるということ?

 う〜ん,どうもすっきりしません。

 

価格は据え置きか?

 更に,もうひとつの注目ポイントはその「価格」です。

 学校側が発注した「Air」の元々の価格が1,199ドル(日本では118,800円)だということ。Apple側からは,価格のことは何も連絡されていないということは,もしモデルチェンジしても価格そのものは据え置かれるということなのでしょうか?

 また,注文のモデルは256GBのモデルということで,この点にも言及がなかったということは,ストレージにも変化はなしということか?

 

 加えて,この廉価版MacBookが,一体どの程度の性能をもっているのかも非常に気になるところ。
 発表が待たれます。楽しみですね!

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