「12インチMacBook」復活?
最近のAppleデバイスは、とにかく「大画面化」の方向に向かっています。
かろうじてiPhoneSE3は生き延びてていますが、時期iPhoneでは「mini」が消滅するという説が非常に有力ですし、コンパクトなMacBook12インチもディスコン済。
新型MacBook Airのディスプレイサイズも「0.3インチ」拡大されました。加えて14.1インチのiPad Pro開発の噂も…。
小さいサイズで好評なのは「iPad mini6」くらいでしょうか?
Macに関しても、12インチMacBookが消滅した時点で、
「今後12インチが復活することはないのかもしれない…」
と考えていたのですが、ここに来て急に「復活」の噂が立ち始めました。
それも高性能版?
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M2 Pro/Max搭載の「Pro」で登場?
記事によると、
リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が、M2 ProおよびM2 Maxを搭載する12インチMacBook Proが2023年に発売されるとの予想をTwitterに投稿した
ということです。
ということは当然、先日発表された「13インチPro」のラインではなく、現行の「14/16インチ」のラインに加わることになるのでしょう。
これは、超高性能ミニノートMacの誕生を意味します。
11インチMacBook Air、12インチMacBookというコンパクトMacの系譜には、熱狂的なファンがいることが知られています。正に「いつでも、どこでも」を具現化するアイテムとして、本当に登場するのであれば大ニュースになること必至でしょう。
しかし…。
一定数の熱狂的な支持とは裏腹に、トータルで考えると売れ行きが芳しくないからこそディスコンになってきた…という事実もそこには存在するはず。
これまでの経緯と逆行する形で12インチを復活されることに、Appleはどれほどの勝算があるのでしょうか?
個人的には、企業側がいたずらに機種のモデル構成をいじるべきではないと考えます。ユーザーからすると、自分のお気に入りのシステムを次の世代もその次の世代も使っていきたい…という考えの基で購入を検討します。これまでのように急に「次期モデルは出ない」と言われても困るわけです。
復活させるのであれば、そのモデルを責任をもって次の世代に引き継いでいけるだけの目算をもち、ユーザーの期待に応えてもらいたいものです。
冷却ファンとバッテリーもちの不安…
不安もあります。
M2 Pro/Max搭載…ということは、当然「冷却ファン」が搭載されるはず。
また、M2よりかなりバッテリーもちが悪化することになるでしょう。
コンパクトな筐体に14/16インチモデルと同等の冷却ファンを搭載することで、ボディーの発熱やバッテリー容量に問題はないものでしょうか?
最近の「AppleSilicon Mac」の考え方とは逆行するような部分があり、疑問は膨らみます。
それとも、それらを切り捨ててでもコンパクトさを優先するメリットがあると判断したのか?
どうもちぐはぐさが拭い去れません。