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50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

復活の「12インチMacBook」は、M2 Pro/Max搭載の「Pro」になる?

「12インチMacBook」復活?

 最近のAppleデバイスは、とにかく「大画面化」の方向に向かっています。

 かろうじてiPhoneSE3は生き延びてていますが、時期iPhoneでは「mini」が消滅するという説が非常に有力ですし、コンパクトなMacBook12インチもディスコン済。
 新型MacBook Airのディスプレイサイズも「0.3インチ」拡大されました。加えて14.1インチのiPad Pro開発の噂も…。
 小さいサイズで好評なのは「iPad mini6」くらいでしょうか?

 Macに関しても、12インチMacBookが消滅した時点で、
「今後12インチが復活することはないのかもしれない…」
と考えていたのですが、ここに来て急に「復活」の噂が立ち始めました。

 それも高性能版?

リンク

M2 Pro/Max搭載の「Pro」で登場?

 記事によると、

リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)が、M2 ProおよびM2 Maxを搭載する12インチMacBook Proが2023年に発売されるとの予想をTwitterに投稿した

ということです。

 ということは当然、先日発表された「13インチPro」のラインではなく、現行の「14/16インチ」のラインに加わることになるのでしょう。
 これは、超高性能ミニノートMacの誕生を意味します。

 11インチMacBook Air、12インチMacBookというコンパクトMacの系譜には、熱狂的なファンがいることが知られています。正に「いつでも、どこでも」を具現化するアイテムとして、本当に登場するのであれば大ニュースになること必至でしょう。

 しかし…。
 一定数の熱狂的な支持とは裏腹に、トータルで考えると売れ行きが芳しくないからこそディスコンになってきた…という事実もそこには存在するはず。

 これまでの経緯と逆行する形で12インチを復活されることに、Appleはどれほどの勝算があるのでしょうか?
 個人的には、企業側がいたずらに機種のモデル構成をいじるべきではないと考えます。ユーザーからすると、自分のお気に入りのシステムを次の世代もその次の世代も使っていきたい…という考えの基で購入を検討します。これまでのように急に「次期モデルは出ない」と言われても困るわけです。

 復活させるのであれば、そのモデルを責任をもって次の世代に引き継いでいけるだけの目算をもち、ユーザーの期待に応えてもらいたいものです。

 

冷却ファンとバッテリーもちの不安…

 不安もあります。

 M2 Pro/Max搭載…ということは、当然「冷却ファン」が搭載されるはず。

 また、M2よりかなりバッテリーもちが悪化することになるでしょう。

 コンパクトな筐体に14/16インチモデルと同等の冷却ファンを搭載することで、ボディーの発熱やバッテリー容量に問題はないものでしょうか?

 最近の「AppleSilicon Mac」の考え方とは逆行するような部分があり、疑問は膨らみます。
 それとも、それらを切り捨ててでもコンパクトさを優先するメリットがあると判断したのか?

 どうもちぐはぐさが拭い去れません。

Mac用「M3」の生産は2023年第3四半期?〜ということはM2は全て5nmプロセスの生産か?〜

M2の今後の展開は?

 WWDC2022で発表された「M2チップ」
 M1と比較しても、まあまあ順当な性能アップを果たしてくれるようです。

 しかし若干の不透明感も…。
 それは、M2がM1と同じ「5nmプロセスルール」で製造されていた点です(若干ダイサイズが大型化しているようですが)。

 これはiPhone14シリーズ用のA16Bionicにも言えるのですが、「次期チップは4nmプロセスになるのでは…」と言われていた中での「据え置き」なわけで、これがiPhoneよりもモデルサイクルが長いMacに与える影響が気になっているわけです。

 先日は、
「M2のPro/Maxは3nmプロセスへと変更されるのではないか?」
という噂まで飛び出しました。

 以前にも書きましたが、これは非常にまずいです。
 同一世代のチップ内でプロセスルールが異なるなんて、「シリーズ」の意味が全く無くなってしまうわけですので…。

 そんな中、先日は、
「M2シリーズは全て5nmプロセスルールで製造される…」
という記事を取り上げました。

 ここまでのAチップでは、高精細化という部分で市場をリードしてきたわけですが、もしこれで本当だとすれば、どうもここに来てその勢いが止まってしまう…という印象が拭えなくなりますね。

 この度、「M3」に関する情報が来ています。
 どうやら3nmプロセスルールはM3登場まではお預けのようです。

「M3」の生産は2023年第3四半期?

 記事によると、

リーカーの手机晶片达人氏が中国のソーシャルメディアWeiboに、M3のコードネームは「Palma」で、TSMCの3nmプロセスで2023年第3四半期(7月〜9月)から量産が始まる、と投稿した

ということです。

 この情報が正しければ、M2この今後の高性能版チップも全て「5nmプロセスルール」で製造される…ということになりそうですね。
 真っ当だと思います。同一シリーズのチップは同一のプロセスで製造されて当然だと思いますので。

 そうすると、過去記事で紹介した以下の「M2シリーズの性能予測」もかなり信憑性が増すことになるでしょう。

 

M3搭載Macの登場時期は?

 今回の記事の見解で行くと、M2はやはりM1のマイナーチェンジバージョンと考えるべきでしょう。
 そして…。
 当選が本命は「3nmプロセスルール」となる「M3」となります。どの程度の性能アップが見込めるのか、本当に楽しみなチップとなりそうですね。

 M3搭載Macの発売はいつ頃になるでしょう。
 「18ヶ月」と見込まれる「AppleSilicon Mac」のモデルサイクルからすると、2023年末〜2024年春くらいでしょうが、本命となるM3をできるだけ早く投入したい…というApple側の思いがあるのであれば、「18ヶ月」を待たずにM3への切り替えが行われてもおかしくないと考えます。

 というか、M2のアピール不足感に関してはAppleも当然感じていると思われますので、2023年10月〜12月」に「M3搭載MacBook Air」の登場があってもおかしくないかと…。

 当然iPhone15シリーズにも3nmのA17Bionicが載るでしょうし、そのくらいのスピード感ある対応もあり得ると考えます。 

WWDC2022考察③〜iPadの「ステージマネージャ」はどこまでできるのか?〜

注目度NO.1は「ステージマネージャ」

 予想通りというべきか…。

 WWDC2022で最も注目されたのは、MacでもなくiPhoneでもなく、iPadでした。
 正確には「iPadOS16」の「ステージマネージャ」機能

 そう、ついにiPadで複数ウインドウを重ねて表示できるようになり、iPadにおけるマルチタスクの考え方が根本的に変わりそうです!

 しかし、逆にiPadの限界やMacとの違いが明確になる…という面もあるわけです。

 まあ、2022年が新たなiPadの幕開けになりそう…ということでは喜ばしい限りです。

 

マルチタスクの新見解

 「ステージマネージャ」とは、

アプリケーションとウインドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできるようにする新機能

ということになります。

 これまでのiPadでは、基本的に現在開いているアプリしか視認できませんでした。Split View、SlideOverという技術により、対応アプリで画面を分割したり、フロート画面を表示したりするアイデアが導入されていましたが、これらの場合も画面が全て覆い尽くされた形での表示となっており、
「デスクトップの好みの場所に好みの大きさでウインドウを配置する」
ということは全くできなかったわけです。

 このあたりの使い勝手がMacとの決定的な違いのひとつとなっていました。

 しかし、iPadOS16で導入される「ステージマネージャ」では、使われていないアプリのウインドウは画面左端に小さいウインドウで表示され、使用中のウインドウは中央部に大きく表示される…というMac風の表示形式にすることができます。

 これにより、現在使用中のアプリ確認が格段にしやすくなる上に、大きく表示されているウインドウのサイズも自由に変えられるようになるとのことで、複数ウインドウを並べて表示しながら操作する…といった夢のような環境を手に入れることができそうです。

 M1搭載のiPadに限定される機能のようですが、これ、12.9インチの大画面を活かす上でも革新的な機能と言えますね。

 また、iPadでのみ使用できるApple Pencilを駆使して、複数ウインドウを行き来するような使い方はMacでもできないこと。
 iPad限定のスタイラスを使った利用が、Macライクにできる…。
 もはやわくわく感しかありません!

 どの程度の快適な動作をするのか、早く試してみたいものです。

 

それでもMacとの差は絶対的

 それでも…。

 私はあくまでもiPadはiPadであり、MacはMacだと考えます。

 「ステージマネージャ」で画面内の複数ウインドウ表示の可能性が広がるわけですが、それはあくまでも「一画面内」での話。
 Macの仮想デスクトップのように、複数のデスクトップを行き来する…という操作感ではありません。
 「大画面」とはいえ最大12.9インチのディスプレイですので、自ずと限界も見えてくるでしょう。

 Macはデスクトップ環境であればいくらでも画面サイズを広げられる上に複数の仮想デスクトップをいくらでも作成して利用できますし、マルチディスプレイを構成すればその可能性は無限大です。

 iPadも外部ディスプレイと接続することで更なるマルチ環境を手に入れることができるようですが、本体での表示はあくまでも一画面。ここが決定的に違うんですよね…。

 また、気になるのは、これまで「MacとiPadは融合しない」としてきたAppleの考え方です。このままiPadのMac化を進めるのか?
 MacでApple Pencilを使用することを想定したかのような特許が取得されているようで、その動向には注意を払っていく必要がありそうです。

 まあ、当然実現までには相当の時間がかかりそうですが…。

M2 Pro/M2 Max/M2 Ultraの性能予想値が早くも登場!〜M1系からの買い換えの必要性は?〜

M2 Pro/M2 Max/M2 Ultraの性能は?

 待ちに待ったM2が発表され、いよいよApple Siliconの世代交代が進み始めることになりました。初代Mac用Apple Siliconとなった「M1」は、その省電力性と性能の高さから世界中に驚きを与えることになりましたね。

 結果として、Apple Siliconの第一歩は大成功だったのではないでしょうか?

 そんな中、先日はM2の性能について考えてみました。

 以前の予想値と今回発表されたAppleの性能値が殆ど一致していた…ということで、M2に関しては「M1からの買い換えも殆どの場合必要ないのでは…?」と考えているところです。

 しかし、「Pro」「Max」「Ultra」に関しては未知数。
 恐らくは「M1→M2」の性能アップと同等の成長を遂げる…と考えられますが、実際はどうなるでしょう?

 そんな中…。
 早速M2 Pro/M2 Max/M2 Ultraの性能予測の記事が来ています。

この差をどう見るか?

 記事によると、

AppleInsiderが、先日発表されたM2の仕様から、M2 Pro、M2 Max、M2 Ultraの仕様と性能を予想している

ということです。

 M2で意外だったのか、CPUのコア数がM1と変わらなかったこと。
 しかし、GPUのコア数が増え、メモリ容量・帯域も増加しています。

 予想は、これらの条件を踏まえて行われているようです。以下の資料は、上がM1系、下がM2系。

 CPUコア数が増えないことが、実際の動作でどの程度影響するのか…。
 メモリ量は増えると見込まれていますが、こちらは32GBで十分、64GBあれば余裕…と言われている中で、それ以上のオプションが増えてもさほど影響がないように思えます。

 更に、実際のスコアの数値も予想されていますね。
 上がシングル、下がマルチ。

 M1 UltraのMac Studioを使用している限りにおいては、CPUのシングルスコアはそのまま実際の動作でもしっかりと実感できます。
 そう考えると、「1,900」を超えるシングルスコアは、非常に魅力的に映ります。

 逆に、マルチの数値は…。
 数値では圧倒的なM1 Ultraですが、なかなかその絶対的な数値的なメリットを感じ取れる機会はないような…。これはグラフィックに関しても同様で、動画編集においてM1 UltraとM1 Maxの差が見られない…という動画投稿も数多かったですよね。

 M1 Ultraの実力が発揮されるのは相当に負荷がかかったとき?…という見方もあるわけで、グラフィック性能よりも目立つことの少ない「マルチ」という分野で、どの程度の恩恵が得られるかは、非常に不透明なようにも思えます。

 ベンチマークスコアの評価が非常に難しかったM1 Ultra。
 M2になってもM2 Ultraの評価に関してはなかなか手を焼きそうです。

 さて、皆さんのこの差をどう受け止めますか?

 

「5nmプロセスルール」のままであれば…

 M2に関しては、そもそもM1同様の「5nmプロセスルール」で出てきたことが驚きでした。まあ、若干の改良はされているようですが…。

 今回の記事では、「Pro」「Max」「Ultra」も5nmプロセスルールでくる…ということになっています。
 ここ、意外と重要かも…。

 別情報では、「Pro以降は3nm?」というものも出ており、そうなると性能的にもジャンプアップする可能性が出てくるわけで…。
 まあ、同一シリーズのチップでプロセスルールを変えるのか?…という最大の問題もありますが、さてどうなることやら。

 もし「5nmプロセス据え置き」ということであれば、M1系との差異はそこまで大きくならないでしょう。

 だとすれば、M3系まで待つ…が正解かも。
 恐らくは3nmプロセスで来る期待の星になっているでしょうから…。

 

WWDC2022考察②〜Macの値上がりは悪夢の始まり?〜

Macの値上がりは悪夢の始まり?

 先日は、WWDC2022の大きな成果として、M2搭載MacBook Airが発表になったことを取り上げました。

 まずもって、Apple Siliconが問題無く第2世代へとバトンタッチされたことに安堵しています。 

 しかし…。
 今回のWWDCで私が最も衝撃を受けたのは、それまで楽しみにしていたM2ではなく「Macの値上げ」でした。

 もちろん、これまで経緯を考えると「値上げやむなし」とも考えはいましたが、想像以上の値上がりに驚いた次第です。

 

MacBook Airでさえ「高級機」に

 そもそもIntel MacからAppleSilicon Macへの移行に際して期待された内容の中に、「価格低下」が含まれていました。

「以前よりも性能が向上し、かつ価格が下がる」
ということに期待が寄せられていたわけです。

 実質、M1のMacBook Airは「999」ドルという値付け。
 日本でも期待された「10万円切り」は実現しなかったものの、「M1のコスパが半端ない」ということで相当盛り上がりました。

 しかし、M2のMacBook Airは「1,199ドル」です。
 「円安」云々の前に、そもそもの最低価格が「200ドル」もアップしているのです。

 半導体不足や各種コストアップという事情は分かりますが、それにしても…という額。
 MacBook Airのもっている「低価格Mac」という位置付けさえ怪しくなってしまいます。

 その他のMacも以下のようにこぞって値上げされました。

 MacBook Airの「200ドル」の値上げは最下位機種の場合であり、当然カスタマイズした部品が高くなればなるほど更に値上げ幅が上がってしまう…というのが現実。
 高額な組み合わせでは10万円以上値上がりする場合があります。

 特に売れ線の「MacBook Pro14/16インチ」の値上げ幅はベースモデルにおいても際立っていますね。

 そして、その「値上げ」の現実をまざまざと感じさせるのが、継続販売となる旧M1搭載MacBook Airまでもが約2万円ほど値上がりしてしまっている…という現実です。
 いやいや、せめて新機種で出てきて継続販売する場合であれば、価格は下げないと!

 もはやMacBook Airといえど「普及機」とは言えない価格帯に入りました。
 ハイパフォーマンスMacは、ますます購入に向けての壁が高くなってしまったのは間違いないでしょう。

 

恐らく今後はiPhone、iPadも…

 そして…。
 恐らくは今回のMacの値上げは「序章」に過ぎません。

 iPhone、iPad、Apple Watchの新型が発表されたタイミングで、これらの機種のも価格改定が来ることは間違いないでしょう。

 Macの状況で考えると、新型はもちろん、旧機種で継続販売するものについても値上げしてくることになります。

 Macだけでなく、これらの機種にも言えるのは、
「機種代金そのものが上がることはもちろん、日本においては為替の影響をもろに受け、大幅な価格上昇が確実視される」
という点です。 

 日本はもちろん、これまでは全世界的に好調な売上げを計上してたAppleデバイス。
 大幅な値上がりをはねのけることができるでしょうか?

 私はかなり厳しいと考えます。 
 これ程値上がりしてはユーザーもさすがに警戒するでしょうし、iPhone離れ、Mac離れを誘発してしまうこともあり得るかと…。

 特にスマホにおいては、iPhone以外の機種の売上不調ぶりが度々報道されている時期。
 iPhone14シリーズにおいてはiPhone13並の出荷数を計画しているというAppleですが、果たしてそんなにうまく行くものでしょうか?

WWDC2022考察①〜M2搭載MacBook Air登場で新たな歴史を刻む〜

M2搭載MacBook Air登場!

 WWDC2022で、M2搭載MacBook Airが発表されました。

 これまで、
「今年後半まで出ない」
「出たとしてもチップはM1据え置き」
と、いろいろな意味でAppleファンをヤキモキされた機種ですが、この時期に、しかも「M2」をひっさげて発表されたことで、まずもってApple Siliconがいよいよ第2世代に移行し始めたことにほっとしているところです。

M2にはどの程度期待できるのか?

 新型MacBook Airはスタイリングを一新。
 ディスプレイも14/16インチPro同様ノッチありとなり、正に「新世代」にふさわし変貌を遂げました。それだけに、13インチProの中途半端さがとんでもないことになっていますが…。
 恐らく新モデルでは、13インチProは売れないでしょう。次の改訂時期には消えゆく運命になるかもしれません。

 また、噂されていたカラフルな多色展開はなく、キーボードやベゼルのホワイト化もありませんでした。従来の硬派なイメージを踏襲したこと、私は非常にほっとしています。

 さて、誕生した第2世代Apple Siliconである「M2」ですが、気になる部分がないわけではありません。
 それは、M1同様の「5nmプロセスルール」で製造されている点です。
 以前に本ブログで、「5nm/M2」のパフォーマンス予想をした記事を紹介したことがありました。

 このときに紹介した「Macworld」は、新チップの性能向上を「シングル/マルチ/グラフィック」の順で「7%、20%、30%」と予想していました。

 そして…。
 今回Appleが発表したM2の性能向上値が、「マルチ/グラフィック」で「18%、35%」となっています。

 なんと、殆ど予想が当たっているわけです。
 以下の記事では、「メモリ容量の増加、転送速度アップ」「CPUのキャッシュ容量拡大、効率コアの強化」「GPUコアを2つ追加」「トランジスタ量を25%増加」などの理由で、「18%、35%」の性能アップを成し遂げているとしています。

 しかし、やはりCPUコア数もアップするという予測は裏切られましたし、噂されいた「4nm」を採用できずにプロセスルールの高精細化ができなかったことは、新世代ながら大きく性能を向上させることができなかった要因だと思われます。

 前記の以前の記事でも書きましたが、この程度の性能アップではM1からの買い換えを決断させるまでの決定力には欠けるのでは…と考えます。
 まあ、それだけM1が優秀だった…ということになるのでしょうが。

 今後M2が「Pro/Max/Ultra」と進んでいくのでしょうが、いずれの性能アップもM2並だと考えると、M1ファミリーを購入した層はそんなに慌てなくてもいいのかもしれません。

 

Apple Silicon発展の過程が見えてきた

 それでも、いよいよ第2世代が動き出したことで、Mac搭載チップの今後に関してもiPhoneに搭載されるAチップのような考え方で臨めばいい…ということがはっきりしてきました。

 まあ、AチップをベースにしてMチップが製造されるわけで、当然と言えば当然ですが、やはりはっきりと確認するまでは安心できませんので…。

 iPhoneとは違い、「1年半」ほどになるといわれているモデルサイクルによって、搭載されるMチップのベースとなるAチップはどの世代のものになるのかがはっきりしない…という心配は残りますが、想定内の進路をとるようでこちらも一安心です。

 次期「M3」では「3nmプロセス」採用の噂も出ています。
 今回はマイナーチェンジ的な立ち位置なのかもしれません。

 それでも、Airは形状刷新ということである程度売れるでしょう。

 ただ、売上に関しては非常に心配なことがついに起こってしまいました。
 次回はいよいよ始まった「値上げ」に関して…。

2024年、iPad ProにOLEDが搭載される?〜ついに大画面OLEDの時代に突入か…〜

2024年、iPad ProにOLEDが搭載される?

 かなり以前から、Appleが将来的にiPadやMacBookにOLEDを採用する…という情報が流れていました。

 現在、AppleデバイスにおいてはiPhone、Apple Watchに採用されているOLED。
 価格、製造上の歩留まり、画面焼き付き等の課題を抱えていることも言及されてきましたが、WindowsPCやAndroidタブレットなどにおいてはすでにOLED搭載機が販売されていることから、技術的には問題がない程度までになっていることは事実でしょう。

 となると、やはり歩留まり、価格面の問題が大きいのでしょうか?

 しかし、ここに来てかなり具体的な登場までの道筋が見えて来ているようです。

大画面OLEDの時代に突入?

 記事によると、

韓国メディアThe Elecが、Samsung Displayは第8.5世代有機EL(OLED)ディスプレイの製造ラインを建設することを計画していると報じた。同ディスプレイは、2024年モデルの12.9インチおよび11インチiPad Proに搭載されると噂されている

ということです。

 Samsungの新規工場建設…という具体的な話題であり、信憑性もあるのではないかと考えます。「2023年に着工し、完成後は月産1万5,000枚の製造能力を備える」という数字もありますし…。

 iPad Proに関しては、現行のモデルが2021年春の登場。
 M1を搭載し、MiniLEDディスプレイ装備という結構衝撃的なモデルとなりました。

 次のモデルとしては、2022年後半が噂されています。
 「1年半」というモデルサイクルを考えても妥当かと…。M2が搭載されるのか…ということが争点になりそうですが、まあ機能的にはマイナーチェンジといってもいいのではないでしょうか?
 M1搭載モデルから買い換えるほどではないかな…と、個人的には考えています。

 今回の情報では、OLED搭載モデルは「2024年」登場とのこと。
 「1年半」というサイクルを考えると、「2024年春」という時期が浮かび上がりますね。Samsungの新規工場建設が2023年に着工ということで、はたして2024年春の発売に間に合うかは分かりませんが、この時期に照準を合わせていることは十分に考えられます。

 個人的には、OLEDの目への刺激の少なさ、深みのある色合い等、大画面で長時間視聴することになるiPadやMacの方がOLEDのメリットを享受できる…という考えを本ブログでも再三書かせていただいております。
 ついに大画面デバイスにおいてもOLEDの時代に突入することになるのか?
 注目ですね。

 

MiniLEDディスプレイとの兼ね合いは?

 そして、こちらもかねてから言及していることなのですが、「MiniLEDディスプレイとの兼ね合い」が非常に気になります。

 現在iPad、Macにおいては、MiniLEDディスプレイへの移行が進んでいるところです。
 2024年にOLEDが投入されるとなると、OLEDとMiniLEDとの使い分けはどのようになるのでしょうね?

 大画面Mac用はMiniLEDディスプレイ?
 iPhone、iPadの小・中型ディスプレイはOLED?

 それとも一気にOLED化へと進む?
 でもそうなるとMiniLEDが本当に短期間の「つなぎ」で終わってしまうことになるし…。

 本来であれば、Mac用の大型ディスプレイにOLEDを採用してもらいたいんですよね。
 目への刺激を考えると…。

 さて、将来的にはOLEDの進化版「MicroLED」がゴールと言われているディスプレイ。
 今後数年でどのように変遷していくのかに注目です。

Appleのサブスク、ついに動き出す?〜対象はiPhone、iPad、MacBook Air?〜

Appleのサブスク、ついに動き出す?

 新しいAppleデバイスが登場するごとに、その性能、価格等を考慮して買うか買うまいか考える…。

 もはやそれ自体が楽しみで仕方がありません。

 しかし、
「本当は最新型が欲しいけど、今回はスルーだな…」
と、金銭面との兼ね合いから我慢を強いられることも当然あるわけで…。

 これに対し、以前から「Appleデバイスのサブスク」に関する話題が散見されていました。
 つまり、月ごとの支払いを継続して行うことで、常に最新のデバイスを利用できることが保障されるサービスです。

 当然そこには「利用料金との兼ね合い」という最大の問題が存在します。
 しかし、もしそこに納得できるのであれば、ユーザー側からすると非常に利点の大きいサービスともなり得るわけで…。

 そんな中…。
 WWDCで何らかの動きがあるのでは…という記事が来ています。

一気にiPad、Macにまで広がる?

 記事によると、

MacRumorsが、世界開発者会議(WWDC22)では新型MacBook Airに加え、iPhoneとiPadおよびMacのサブスクリプション販売に関する発表が行われるとの予想を伝えた

ということです。

 記事では、
「数カ月前から噂されていたサブスクリプション販売への対応が新しいOSで行われるとMacRumorsは予想している」
とされていることから、新OSにサブスク管理のための何らかの機能が搭載される可能性がありますね。

 現状では、「設定」アプリのAppleID管理欄で全てのサブスク内容が管理されています。
 各アプリのサブスク内容はもちろん、「Apple One」「Apple Care+」といった各種サブスク内容が全て同一欄で管理されていることから、恐らくはデバイスのサブスクに関しても、AppleIDの紐付けで、これまで同様に管理できるシンプルな体制になるのではないでしょうか?
 この点は非常にわかりやすい形になりそうです。

 さて、この記事では、これまで噂になってきたiPhoneのサブスク」だけではなく、その範囲が「iPad」「Mac」にまで広がる…という見立てがされています。

 一気にそんなに広げてもシステム上は問題が起こらないのでしょうかね?
 それとも、前述の「AppleID管理」で行うことで、想像以上にシンプルに管理できる…ということなのでしょうか?

 

常に最新を使用したければ…

 このシステム、もし本当に実現するのであれば、「常に最新のデバイスを利用したい」「利用したいデバイスが定まっている」ユーザーにとっては非常にありがたいシステムになるのではないでしょうか?

 特別最新にこだわらないのであれば、機種代を支払ってしまえばそれ以降のコストはかからないわけで、サブスクにはメリットを感じないでしょう。
 しかし、サブスクにすることである程度の割引きもあるでしょうし、毎年の購入手続きも軽減されるでしょうから、最新式狙いのユーザーにとってはメリットしかないのでは?

 恐らくは「iPhone13 Pro→Max」といった、世代ごとの機種変更もできるでしょうから、型にはめられて身動きがとれない…ということもないでしょうし。

 買い換え頻度が高く、ある程度購入したいグレードが固まっていると思われる「iPhone」に関しては、特に敷居が低いのでは?

 逆にMacはどうでしょう。
 iPhoneよりは利用期間が長いことが考えられますし、Mac内の機種変更(例えばMacBook Air→MacBook Pro/M1 Max)も現実的にあり得ること。
 そんな際の料金変更のルール等、検討しなくてはならないことが多そうです。

 その面で自由かつ金銭的に納得できるものであれば、考えてみる価値は十分にありそうですが…。

 Appleのサブスク、本当にでてくるようであれば、私は利用すると思います。よっぽど怪しいシステムになっていなければ…。
 特にiPhoneは毎年の更新を考えていたところですので、むしろ渡りに船。
 iPad ProとMacに関しては要検討ですね。マイナーチェンジの年で買い換えに魅力を感じない年もありますので、それでもサブスクの価値があるのかどうか、Appleの出方を見てみたいと思います。

 いやいや、直前になって非常に興味深い内容が飛び込んで来た格好です。
 実現するのであれば超特大の注目ポイントに躍り出そうな予感です。

 ちなみに、以前Bloombergの予測として以下のような記事が出ていたことをご紹介しておきます。

新型MacBook Airのカラーは「ブルー」が増えるだけ?〜それなのにホワイトベゼル?〜

新型MacBook Airのカラフル展開構想やいかに?

 ここに来て一気に、
「WWDCで新型MacBook Airが来る!」
という声が高まっています。

 搭載されるチップに関しては「M2」という説が有力ですが、ミンチー・クオ氏は「M1の改訂版」と考えているようで、直前まではっきりしない状況が続いていますね。
 Apple Siliconの高精細化に関しても、A16Bionicが「5nmプロセス留め置き」という結構衝撃的なニュースも広がりました。

 チップ開発が以前の予想よりもゆったりとしたものであるなら、「M1説」もありうるかな…とも考えているところです。

 さて、新型MacBook Airに関しては、その搭載チップと並んでボディー形状の変更やカラー展開に関しても大きな話題となっています。 
 ミンチー・クオ氏は以前から、
「新型MacBook Airはチップ据え置きで筐体形状とカラー展開の変更のみの改訂になる」
と唱えていますので、もしこれが当たるのであれば、クオ氏のリサーチ力の高さが称賛されることになりそうです。

 新型MacBook Airのボディーカラーに関しては、非常にカラフルな多色展開が予想されてきました。

 しかし、ここに来てガーマン氏が、
「追加されるのは一色のみ」
という予想をしています。

 

それでもホワイトベゼル?

 記事によると、

Bloombergのマーク・ガーマン記者が、新型MacBook Airの本体カラーは、現行モデルの3種類に新色ブルーを加えた4種類なるとの予想をTwitterに投稿した

ということです。

 これ、結構驚きです。
 既存の3色と言えば「シルバー、スペースグレイ、ゴールド」。
 ガーマン氏はこれに加えて「ブルー」が来る…と予想しています。これまで予想されていた「多色展開」とは真逆の展開ですね。

 ここで非常に気になるのが、
「カラフル展開がなくなるのに、ベゼルやキーボード周りはホワイトになるの?」
という点。

 これまではAirをポップな機種にするという目的のためか、
「ベゼルやキーボード周りがホワイトになる…」
という説が有力でした。
 つまり、24インチiMacと同等の展開です。

 まあ確かにポップな感覚を出したり、若者や女性を取り込むためには一役買うかもしれませんが、個人的にはこれまで「シルバー」「スペースグレイ」といった渋い色が受け入れられてきたMacBook系に「白」は合わないなあ…と考えておりました。

 少なくても、これまでの「渋めの色+黒ベゼル・キーボード」の選択肢を残してもらいたい…と。

 シルバー、スペースグレイに「白」は合わないでしょう。
 この「色づかい」という部分においては慎重に動いてもらいたいなあ。「iPhone5c」の大失敗を活かしいていただきたい!

Macの「Time Machine」と「iCloud」の結合には興味津々〜Apple純正ルーターとの連携にも期待〜

Macの「Time Machine」、刷新のとき?

 Macには「Time Machine」というバックアップ機能が標準で搭載されており、外付けのHDDにバックアップデータを保存しておくことで、データの復元や新しいMacへの移行をスムーズに行うことができます。

 ただ、この機能を十分に理解していない私は、「HDDの容量が足りない」という問題に直面したことが数回あり、根本的な理解ができていないままここまでやり過ごしている感があります。

 本来であれば、ドライブの容量がいっぱいになると、古いデータを自動で削除してくれるはずなのですが、新規バックアップをとろうとすると「容量不足」と言われることがあるのです。
 これ、どういうことなんでしょうか?
 結局はシステムを理解しないまま、Time Machineの過去データを削除してからバックアップをやり直すことになるのですが、今ひとつピンと来ないまま…。

 本来は安心を約束するためのTime Machine機能なのですが、やや引っかかりを感じながらの運用です。

 そんな中、時期macOSで、このTime Machine機能が刷新される…という噂が出ています。

リンク

iCloudとの連携?

 記事によると、

Appleは、Mac向けOSの最新バージョン「macOS 13」で、OS純正バックアップ機能「Time Machine」の刷新を計画している可能性がある。未発表iOSバージョンの情報やアクセサリの新カラーをリークした実績があるMajin Bu氏が明らかにした

ということです。

 ここでのキモは、
「新しいTime Machineは、iCloudドライブと統合される」
という点。

 つまりは、今後のMacのバックアップは全てクラウド上で行うことになる…ということなのでしょうか?

 しかし、数テラバイトになることもあるデータをクラウド上で…ということが果たして可能なのか?
 そもそも、それを実現するためには、有料でのiCloud契約が必須となるのでしょうか?

 現行のiCloud+では、以下のように料金がかかります。

 バックアップの目的だけのために、月数千円の追加料金がかかるのでは割りが合いませんね。

 ここで気になるのは、記事内にある「AirMacシリーズ」新製品の話題です。
 もし現在はディスコンになっている純正ルーターが再登場し、何らかの新技術が投入されることで新しいTime Machine機能と紐付けられるようであれば、かなりおもしろいかと…。

 一旦AirMac本体を購入してしまえば月々のiCloud+の料金を考えずに無線でバックアップできる…というのであれば、私だったら購入を考えるかもしれません。

 ただし、前述した「容量問題」に関しては注意点等を含め、しっかりと説明していただきたい。

 と、ますますAppleのエコシステムの沼にはまっていきそうなのですが…。
 まあ、それもいいでしょう。

新型MacBook Airの価格情報まで登場!〜本当にM2搭載で出るの?〜

新型MacBook Airの価格情報まで登場!

 嘘か誠か、WWDCが近づいてきたことで、Appleの関する様々な情報が飛び交っています。

 先日は、Appleが発表したARトレーディングカード関連の予想も登場し、否が応でも盛り上がらざるを得ない状況ですね。

 どうやら今年も、各OSの機能が大幅に向上しそうな噂でもちきりで、非常に楽しみになってきました。

 そんな中…。
 やはり気になるのはMac関連です。
 以前までの「複数のMac」という期待感はしぼんでいるのが実情ですが、「最後の希望」的な存在になっているのが新型MacBook Air

 その希望の星の価格情報まで飛び出しました。
 本当に来るの? 

 

137,280円〜?

 記事によると、

iDrop Newsが、M2搭載MacBook Airの販売価格に関する予想を伝えた

ということです。

 iDrop Newsが伝えた具体的M2搭載MacBook Airの販売価格は「1,199ドル〜」
 同価格のM1MacBook Airが現在「137,280円」で販売されていることから、新型MacBook Airも同価格で登場するのでは…と予想しているようです。

 M1MacBook Airの最低構成機からすると「200ドル増」ということになります。
 非常に微妙な価格ですね。

 純粋にMac用Apple Siliconの最低チップ搭載機なのであれば「999ドル」を踏襲して欲しかったです。その上で円安を加味したレート変更で「若干の値上げ」ということであれば納得ですが、ベースの価格がしれっと上がっているのはどうも納得できません。

 昨今の半導体不足等の絡みかとは思いますが「200ドル」は想像以上の価格アップだと私は捉えました。

 さらに…。
 この「200ドルアップ」に加えて、日本に対しては恐らくレート変更もしてくるのではないでしょうか?
 つまり、価格は137,280円からさらに数万円価格が上がってしまうのでは?

 M1搭載機は価格的にも求めやすいものであったため、そのコスパのよさが絶賛されました。
 M2がもし本当に登場してもこれだけ価格がアップしてはなかなか微妙ですし、噂のように「M1の改良版」程度のお茶を濁したチップを搭載してくるようであればなおさらです。

 2022年に関しては、Mac以外でも、今後「価格」で一波乱ありそうな予感です。

 

M1搭載機が継続販売?

 記事では、M1搭載MacBook Airを継続販売する…という予想もされていますね。

 M2搭載機の価格がアップする分の目隠しか…とも考えてしまいます。

 価格が下がったM1搭載機を「よし」とするかどうかは、こちらもまた微妙な判断を迫られます。未だ性能は十分なのかもしれませんが、それにしても間もなく登場して2年になろうかというチップ。

 「100ドル下げ」が果たしてい順当なのか?
 皆さんはどのようにお考えですか?

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