物理ボタンではなくなったが…
iPhone7になり,ホームボタンが物理式から感圧式に変わりました。
これにより,それまでの「ホームボタンのへたり」から解放されたことは喜ぶべきことですね。
私はこれまで,このへたり問題だけでなく,使い勝手の面からも,ホームボタンではなく,「AssitiveTouch」を常用してきました。実はこれ,かなりお薦めできる使用方法だと考えているのです。
「AssitiveTouch」常用の理由その①
ボタンのへたりの心配がいくなってからも常用している理由,一つ目は…
ボタンの位置と押し込み感の快適さです。
ホームボタンはもちろん本体下部にあるのですが,片手操作をしていると,親指を下に移動してダブルタップ等の操作をするのって,結構しんどくありませんか?本体を落下させないように,親指を下に移動した時点で1回本体を持ち直したりして…
そこで私は,AssitiveTouchの仮想ボタンを,ホーム画面の「最左列の上から5段目と6段目の中間地点」に置いています。(ホーム画面のスクリーンショットを撮るとAssitiveTouchが消えてしまうんですね。画像添付できず済みません)
この位置だと,落下の心配も無く,自然に親指を伸ばすことができます。
また,ホームボタンですと,親指でダブルタップする際には,結構な圧力をかけて操作することになります。これがAssitiveTouchの仮想ボタンですと,軽くタップする感覚で済むのです。これ,かなり快適ですよ。
「AssitiveTouch」常用の理由その②
理由の二つ目は…
操作項目を細かにカスタマイズできるということです。
そもそもAssitiveTouchボタンを押すと,最大8項目まで機能を割り付けられるウインドウが開きます。
しかし,「AssitiveTouchボタンを押す」→「ウインドウが開く」→「機能を選択する」というように,操作の行程が一つ増えてしまうのが弱点です。
ですので,私はあえてAssitiveTouchボタンには,「ホームボタン」の役割のみを割り付けています。AssitiveTouchボタンをダブルタップするとマルチタスク画面になり,更にAssitiveTouchボタンを押すと,ホーム画面に戻る。機能を一つに絞ると,選択のウインドウが開かなくなるため,実際のホームボタンと変わらない手数で利用でするのです。
この一連の動きが片手操作でスムーズにできるこの快適さ…私はとても気に入っています。
AssitiveTouch」常用の理由その③
そしてそして,つい最近発見したAssitiveTouchボタンの画期的ポイント…(知っている方には当然なのかもしれませんが,私には目から鱗でした)
それは,「AssitiveTouchボタンに3DTOUCHの機能を割り付けられる」ということです。
どういうことかといいますと…下の画像をご覧ください。
これ,私の実際のAssitiveTouchの設定画面です。AssitiveTouchボタンにはホームボタンとしての機能一つだけを割り付けているのが,画面上部のカスタマイズ画面からおわかりいただけるかと思います。
問題はその下。「3DTOUCHのアクション」という項目です。
なんと,3DTOUCHのアクションについてもカスタマイズできるのです!これにはびっくり。
私は「画面をロック」を割り付けました。これによって,電源ボタンを押さなくてスリープに入ることができます。つまり,AssitiveTouchボタンにホームボタンと電源ボタンの機能を受け持たせることができたわけです。
片手でiPhoneを持ったまま,持ち替えたりせずに操作,終了まで完結することができます。快適です。お薦めです。
AssitiveTouch機能は,
「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」→「AssitiveTouch」→「最上位メニューをカスタマイズ」
からカスタマイズできます。
※この「画面をロック」の機能を,電源ボタンを押さずに実現できないものかと,模索していたのには訳があります。
iPhone7購入直後に,Amazonより安価なケースを購入しており,抜群のコスパに満足していたのですが,電源ボタンがどうにも押しづらかったのです。かなり強く押さないと作動せず,ストレスがたまっていました。
しかし,3DTOUCH機能の割り付けで,この唯一の問題点もクリアになりました。皆さんもAssitiveTouchを1回試してみてはいかがでしょうか。