久しぶりに感動しました
先日もお伝えしたとおり,「大いなる賭け」として,LG UltraFine 5K Displayを購入しました。発注してから20時間しないうちにばかでかい箱が自宅に届きました。ヤマトさん,ご苦労様でした(まあ,重さはあまりありませんでしたが)。
これまで使っていた24インチより一回り大きく,自分のデスクにはちょうどいいくらい。Macの解像度から言っても,やはり24インチではやや小さいのだと思います。これから外部モニターを購入なさる方は,27インチをお薦めします。一旦不満に思い始めると,いずれ購入する羽目になるかと思います。
24インチとは違って,台座がくっついた状態で梱包されていましたので,開封の5分後には,
「すげ〜!」
「なにこれ?」
という雄叫びが部屋中に響いておりました。これだけ感動したのは,久しぶりかもしれません。
MacBook Pro(Late 2016)との親和性が半端ない!
何に感動したかというと,これまで私が感じていた不安が正に一掃されたからです。
これまで私がMacBook Pro(Late 2016)のクラムシェルモードでの利用に感じていた不満は,
①モニター接続時のフリーズ
②外部機器接続時のフリーズ,機器の認識具合
です。これが一瞬にして無くなりました。びっくりです。
①に関して
LG UltraFine 5K Displayは,本体裏のサンダーボルト3端子とMacBook Pro(Late 2016)を接続した時点で,Mac本体が起動します。
???「何言ってんの?」
と思われるかもしれませんね。私もびっくりしました。言葉の通り,
「Mac本体の電源が切れている状態で,LG UltraFine 5K Displayと接続されただけで,本体が起動する」のです。
つまり,電源タップにモニター側のコンセントを差し込んでおいた状態でMacと接続しておき(タップは電源オフ),タップのスイッチを入れるとモニターだけでなく,Mac本体も起動するのです。繋いだだけでモニター画面に白い林檎マークが出てきたときには,本当にびっくりしました。
もはやすでに通常のデスクトップ機と全く同じ条件で起動できるわけです。しかも,Mac動作中はUSB-Cケーブルを介して電源の供給までされちゃいます。
おったまげです。この時点で私は腰が抜けそうでした。
②に関して
さらに,モニター裏には外部機器接続用のUSB-C端子が3発搭載されています。
そう,もうおわかりですね。ここに,外部機器をそのまま接続しておけば,モニター,Mac本体と同時に,その他のHDD等の機器も同時に起動し,認識されるのです。
これまで私は,Mac本体のUSB-C端子にHDD,DVD-RW,外部モニター等を接続しては,幾度となくフリーズする経験に見舞われてきました。これがクラムシェルモードでの利用での最大のストレスになっていたわけです。
しかし,それらが一気に解消です。機器類は一発で電源が入り,正しく認識され,正常に動きます。「LG UltraFine 5K Display」を間に挟むことによって,すべてがうまくいきました。
ちなみに,これが私のLG UltraFine 5K Displayの裏側の写真です。4つ並んでいる差し込み端子の一番右側がモニターとMacとを接続するサンダーボルト3のケーブル。左側の3つが機器用のUSB-C端子です。
私はここに,HDDと,USB3.0用のアダプターを取り付けています。これまでMac本体の周囲に取り巻いていた各種ケープルが,モニター裏にすべて収納されました。デスク上もすっきり,さっぱりです。 いいことずくめです!
クラムシェルモードのための外部モニター
「親和性」という言葉がありますが,ここまでいいことずくめだと,この状況をこんな言葉一つで表していいのだろうか?と思うほどです。
これで,MacBook Proを使いながらも,ほぼデスクトップ機と変わらない環境を手に入れたことになります。しかも,いつでもどこにでも本体を取り外して持ち運びできるデスクトップ機です。
正に,LG UltraFine 5K Displayは,「クラムシェルモードのための外部モニター」と言い切れます。
「アップルは,これがやりたかったんだな。」
と納得させられます。
値段は張りますが,今なら35000円引き。円安の状況を考えると今が本当にチャンスなのではないでしょうか。
また,他のメーカーの5Kもこれから登場するでしょうが,このLG UltraFine 5K Displayの最大の売りは,あくまでも「MacBook Pro(Late 2016)との親和性」です。
これしかないという唯一無二の存在だと思います。
私のようにクラムシェルモード化で迷われている方には,強くお薦めしたいモニターです。