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Mac初心者からの「Macのすすめ」①〜お薦め理由編〜

Mac初心者から「迷わせている方へ…」

 4月になりました。新しい環境で新しい事柄への挑戦を始められた方々がたくさんいらっしゃることでしょう。

 そんな中でも,

「新しくパソコンを購入しよう。」

Macを試してみたいけど,使いこなせるかな?」

「職場ではWindowsしか使わないけど,個人用にMacを購入したいな。両立できるかな?」

などと迷っている方もいらっしゃることと思います。

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 昨年度末にMac環境に切り替えた「Mac初心者」の私が背中を押してあげましょう。

「迷っているんだったら,Macに魅力を感じていらっしゃるんだったら,いっちゃいましょう。Macに!」

 

 これから,Mac環境に切り替えた私が感じたことを2回にわたってお届けしたいと思います。私個人としては,Macに切り替えてよかったと感じています。ただ,MacにしてもWindowsにしても一長一短あるわけですし,使用者によって様々な環境も異なります。

 私の拙い感想が,迷っている方々の参考になれば幸いです。

 

Macに切り替えてよかったこと

 まず伝えたいことは,

「基本的にMacWindowsも,やれることはそれほど変わらない」

ということです。昔のMacのことは詳しく知りませんが,AppleIntel製CPUを採用することになってからは,アプリケーションがMacOSに対応しているかどうかという心配事を除けば,作業内容で困ることはないはずです。

 また,非対応のアプリを動かすために,「仮想化」という裏技もあるわけですので,以前よりも移行に向けての「敷居」は格段に低くなっているのです。(仮想化については,次回詳しくお伝えします) 

 ですから,ここで紹介する内容も,「できる」「できない」という論点ではなく,使い勝手だったり,効率性だったり,感覚だったりという事柄が中心となります。

 

それでは,Macに切り替えてよかったと感じることから…

 

①システム全般における「操作性」の快適さ

 Windowsとできることは同じで,しかもWindowsが主流を占める中にあってあえてMacを選択する上での大きな理由は,ここにあります。

 

 例えば,Web閲覧をしている際のスクロールMacですと,「スーッ」と流れるように画面が移動していきます。iPhoneの画面操作と同様の「ぬるぬる」とした感覚です。使用していると,Macと一体化しているような感覚になるのです。操作しているだけで楽しくなるんですよね。正に魔法です。

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 その点,Windowsですと,どうしてもかくかくしますよね。あくまでも機械を「操作」している感覚。まあ,それでも以前からすると大きく改善されたのですが,決定的な違いが残っています。

「それでいいじゃないか。」

という方ももちろんいらっしゃるでしょうが,Macを味わってしまうと,あまりに無機質なのです。潤いが無いのです。

 

 少しでも「Macが気になる」と感じている方々は,きっとこの点に魅力を感じているのではないでしょうか。

 

トラックパッドの絶対的優位性

 私はMacBook Pro(Late 2016)を使用しています。マウスの必要性は殆ど感じません。それはMacトラックパッドがあるからです。

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 WindowsのノートPCにもタッチパッドがありますが,Macトラックパッドの操作感には及びも付きません。以前はWindowsノートも使用していましたが,私は必ずマウスを使用していました。ストレスが大きすぎて…

 上記①で述べた「操作性」と「トラックパッド」は正にセットで考えるべきもので,Windows機には真似のできない絶対的な優位性ともいえるでしょう。

 

 文字入力以外の操作が,トラックパッド一つでできるのです。しかも,「すーっと」「ぬるぬると」という気持ちのいい操作感で…

「Multi-Touchジェスチャ」を使えば,指の数や動かし方によって,様々な操作や画面切替等を一瞬で行うことができます。

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 しかも,感圧タッチに対応している最近のMacでは「強めのクリック」「触覚フィードバック」といった3D的な操作も活用できちゃうのです。とにかく,いつまでも触っていたくなってしまうのです。このような感覚はWindows機では感じたことがありませんでした。

 

 ちなみに,クラムシェルモードでデスクトップ化して使用する際にも,「MagicTrackpad2」を活用し,マウスは使っていません。

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③アップル製品との連携

 Mac移行前から,iPhoneiPadは使用していました。しかし,Macを本格的に利用するようになって,これらの機器の連携の便利さに改めて気付かされています。

 iCloudによって,正にシームレスにそれぞれの機種間でのデータ連係が行われるため,待たされたり,二度手間になったりといったことから解放されました。

 また,iPhoneで行っていた作業をMacに引き継ぐことで実務的なやりとりもごく自然に行うことができるようになったり,iPhone7で拾った情報をメモアプリやSafariの「リーディングリスト」に一時保管しておいてMacで処理することが非常に多くなったりと,大きな効率化と作業の連続化が図れたとも感じています。

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 iPhoneの利用率が世界一高いといわれる日本で,まだまだMacがごく少数派というのは,何かもったいない気さえしてきます。

 

Apple純正ソフトの使い勝手

  Mac内にインストールされているApple純正アプリの使い勝手がちょうどいい具合です。

 例えば「プレビュー」

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 画像の調整やサイズ変換等,それほどこだわらない簡単な画質調整を一瞬にして行うことができます。例えばブロクにアップする画像にしても,

・一旦デスクトップにおいてファイルをダブルクリック→プレビュー起動

・画質,サイズ調整

という一連の動きですぐさま完結します。Windows機のように,ソフトの起動や保存先等のことを考える煩わしさから解放されます。

   また,ヤフオクに出品する際も,iPhoneで撮影した写真をMacの写真アプリで受け取り,プレビューで画質調整とリサイズがあっという間に済んでしまいます。

 さらに,「プレビュー」の画質自動レベル補正の精度は非常に高いです。純正アプリである程度の調整を簡単にこなせるという考え方に,私は賛成です。

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 また,画像切り取りアプリ「グラブ」も,いつでもどこでも起動することで画面を切り取ってお好みのファイル形式で保存してくれます。「画像」に関する敷居がWindowsに比べると非常に低いのです。さらに,「PDF化」の意識も非常に高いです。どのような画像でもPDF化の選択肢が示されるような仕組みになっており,時代にマッチしています。

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 これらがiPhoneiPadと連携してすぐさまやりとりできる環境にあるというのが,アップル製品を使用する上での醍醐味かもしれません。

 

 ブラウザーSafariも,シンプルで洗練されています。機能的には「Chrome」の評価が高いようですが,私はSafariのそぎ落とした感覚や,その分自然に動作する快適さを大きく評価しています。Windows10標準の「Edge」は,使いづらいと思いませんか? 仮想化しているWindowsでは「Explorer」を使っているくらいです…

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MacOSの簡潔さ

  Macの快適な動きを支えるのが,MacOS。WindowsOSと比較して,機能を実務的な範囲に止め,とにかく利用者の感性に応じようとするAppleの考え方が表れていると感じます。

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 反して,WindowsOSは,アップデートを重ねるうちに肥大化し,後戻りができなくなってしまいました。最近は以前よりも起動が速くなったりと改善している点もありますが,Windows8以降は,そのインターフェイスによって使い勝手が非常に悪くなってしまいました。Windows7インターフェイスで十分だったのです。もっと利用者の使い勝手について考えるべきだったのです。

 MacOSにも様々なアプリがバンドルされており,それらの使い勝手も満足です。「必要十分」なのです。WindowsOSには余計な機能が付きすぎでどの機能がどこにあるのかを探すだけでも大変です。

 

 また,Macを利用して感じるのは,「OSのアップデート」の問題です。

 Windowsでは,頻繁にアップデートが行われ,設定に気を配らないと起動後すぐにアップデートに入ってしまい,使いたいときに使えない事態になってしまいます。どうも安心して使えないOSになってしまった感じがします。

 

 さらに,安全面。MacOSの安全性は周知の事実です。クラウドが当たり前になっている現在において,安全性の問題はこれまで以上に重要です。MaciPhone

iPadそれぞれに安全が保証されているApple製品の価値がそこにあります。

 

⑥タッチパネル非対応に潔さ

 私は,Macにタッチパネルを対応させないAppleの考え方に大賛成です。Macトラックパッドですべての作業を快適にこなせるのですから,無理してタッチパネル化する必要性を全く感じません。文字入力に寄った作業をすることが多いはずですので,ジョブズが言っていたように「画面にタッチ」という動きそのものがそぐわないのです。

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 この点をAppleは,MaciPadを両立させることで解決しようとしています。タッチする作業はiPad,キーボードを使う作業はMac

 なんだかんだ言っても,「文字を打つ」ことは無くなりません。クレードルから取り外したり,キーボードを取り付けたり,といった作業そのものがナンセンスだと思います。

 

 Windows機はこれを1種類の形態で済まそうとしているようにも見受けられます。その考えに賛同なさる方も当然いらっしゃるでしょうが,私は,

「分けるべきところは分ける」

「キーボードから画面に手を移動させる等の人間工学的に見て無理がある動きを利用者に要求しない」

というAppleの考え方が大好きです。 

 

 

 まあ,このほかにも機体デザインに関することやキーボードのことなど,語りたいことはあるのですが,これらは感覚的なもので,感じ方に個人差があるかもしれませんので,ここではあえて書かないことにします。

 

 次回は,Windowsとの関連やクラムシェルモードでの活用面から,「工夫次第で乗り切れそうなこと」や,「Mac環境のみでは苦しいこと」などについて述べてみようと思います。

 

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