6月5日から開催される『WWDC』に向け,嵐の前の静けさか,今週はやや「相場観」の状態? そんな中,決算報告もあり…
今週のApple関連ニュースから。
Apple,第2四半期決算を発表
Appleは,5月2日に第2四半期決算を発表しました。
大まかにいえば,iPhone→,iPad↓,Mac↑,その他のコンテンツ売上げ↑といったところのようです。
iPhoneは買い控え?
発表の中で,iPhone7の販売台数が低迷していることに関してクック氏は「iPhone8発売の噂が影響して買い控えが起きている」ことに言及したようです。
う〜ん,どうなんでしようね。確かにiPhone10周年モデルとしてiPhone8の話題が過熱していることは事実でしょうが,価格が10万円超えのプレミアモデルであること,開発が遅れており手に入るまでに時間がかかりそうなことについても情報が流れています。
このことを踏まえると,ただ単に「買い控え」とするのはいかがなものかと…
iPhone7については,その基本的なデザインが殆どiPhone6シリーズと変わらないことや,斬新な新機能がみられなかったことなどによる「期待外れ感」が販売不振に直結していると思うのは私だけでしょうか?
特に,デザインが4年間変わらないということは,ちょっと信じがたい事実です。Galaxyなどは「見た目」に相当こだわりを見せていますし,他のAndroid陣営も新機種を出すごとに新しいデザインの提案を行っているように感じます。
ベゼルが広くもっさり感が否めない現スタイルは,やはりiPhone7で改善されるべきだったと考えます。
iPadの不振が止まらない…残念!
気になるのは,相変わらずiPadの不振が止まらないことです。
個人的には,アップル製品の中で一番使用頻度が高いのがiPadです。まあ,毎日持ち歩いてこまめに触るのはもちろんiPhone7なのですが,明確な目的をもって「使おう」とするということに限れば,iPadがダントツです。特に家の中では。
ちょっとしたWeb閲覧,ドラマ等の動画視聴(時間的にはこれが一番長い),ネットショッピング等,わざわざMacを立ち上げなくてもいい場合や,映像のビューアーとしての使用では,もっぱらiPadが最優先です。
皆さんはこれらをiPhoneでやっいるということなのでしょうかね。私は特に「ビューアー」としてのiPadの役割に惚れ込んでいますので,iPhoneの小さい画面で映像を見たいとは思いません。もちろん出先でiPadがない場合には利用しますが。
文字入力が必要だったり,長時間のWeb閲覧をする場合には躊躇無くMacを使用しますが,明らかに自分の中でiPhone7,iPad,Macの使用の「仕分け」が出来ているので,どれも絶対に欠かせないアイテムとなっています。
もっとiPadの良さを分かってもらいたいなあ。
Macは好調…しかし
MacBook Proが新型となったこともあり,Macの売上げは好調のようですね。
しかし,15inchモデルのGPU不具合問題,TouchBarモデルのバッテリーもち問題,異音問題,LG UltraFine 5K DisplayのWi-Fi干渉問題等々,これでもかというくらいの問題が噴出しました。
Macには,いくら新製品といえどもしっかりとした品質管理をした上で発売してもらわないとブランドイメージに傷が付くことの怖さを認識してもらいたいと考えます。 Windows機は,OSの使いづらさ,タッチパネルに関する迷い等,いつまで経っても方向性が定まらないような迷走期に入って久しいと感じていますが,それは開発側の問題で,OSそのものの性能や発表される機体の完成度等は円熟期に入っているようにも感じます。
相手が勝手にこけてくれている間にApple側がしっかりとしたアイデアをもち,信頼される製品を作り上げないと,そのうち取り返しの付かないことになりそうだと不安を感じるのは私だけでしょうか?
新型iMac,MacPro,MacMiniだけでなく,MacBook Proのブラッシュアップにも手を抜かず,誰しもがMacら一目置くような開発を進めてもらいたいと思います。