MMVOの現状は?
前回は,docomoの「シムロック解除規制の緩和」のニュースを皮切りに,一般におけるシムフリースマホの認知度について考察していきました。
今回は,MMVOスマホの現状での品質について考えていきましょう。
以下のような記事が来ています。
ご丁寧に,docomo系,au系に分けてデータを採ってくれていますね。それではデータを見ていきましょう。
docomo系はMMVOと本家との差が大きい!
午前,午後,夕方の3回の計測のようです。
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これを見ると,docomoのmopera Uがダントツに強いのがわかります。午前中はMMVOも健闘していますが,午後,夕方には,かなり物足りない結果となっています。特に下りがこの程度では心もとないですね。
また,どのMMVO業者も似たり寄ったりといった感じで,「MMVOの中で優秀なのは…」という次元では答えられなくなってしまっています。
au系はY!mobile,UQmobileが大健闘!
au系では,docomo系と違ってえらいことになっています。
なんと,Y!mobileとUQmobileが,auを凌駕するすほどのデータを叩き出しているのです。これでは「本家」の立場も台無しでは?と思えるほどの速度ですね。
今後,利用者が増加してもこの通信品質をキープできるのであれば,十分乗り換えを検討するに値します。でも,そんなにうまくいくでしょうかね?
しかし,両社とも楽天モバイルほどの端末選択の余地がないわけで,「端末選び」という観点ではやや物足りなさを感じます。mineoがもう少しまともな数値を出してくれると状況が大きく変わるのですが…
ちなみに「Wi-Fiルーター」のデータは?
あまり一般的ではないかもしれませんが,Wi-Fiルータのデータも見つけました。
こちらはどこも頑張っているようですね。まあ,Y!mobile,UQmobileに関しては,スマホの状態もすこぶるよかったわけですので,当然といえるかもしれません。
今後も動向をチェック!
いかがでしたか?
私は,au系とdocomo系との現状の相違に驚きました。今後もY!mobile,UQmobileの通信状態を継続的にチェックしていくことが必要ですね。
また,各MMVOのサービスの向上具合や,iPhoneの適応などについても注意を払いながら,
「大手キャリアを脱却できるのか否か?」
について考えていきたいと思います。