iOS11のコントロールパネルが心をくすぐる!
WWDCでは様々なハードも発表され,各種OSの新機能にも注目が集まりました。以前のブロクでも書きましたが,「iPad+iOS11」は革新的ともいえる変更になっていますよね。
そんな中,もう一つの「大変革」と捉えているのが「コントロールパネル」です。
ついに来た! カスタマイズ可能なコントロールパネル
その最大の魅力は,「表示機能が増えたこと」とそれに伴った「カスタマイズ化」です。
具体的にいえば,コントロールパネルに追加できる機能は,以下の18項目となっているようです。
いいんじゃないでしょうか? かなりスタイリッシュですし,いかにもAppleっぽくて個人的には好きです。
「Favorite Accessorys」という項目には,任意のアプリを登録できるのでしょうかね?でもまあ,コントロールパネルからこのフォルダをタップし,更に内部のキーをタップと,アプリ起動までの手間数を考えると,コントロールパネルに登録する意味がなくなりそうですが…
任意のアプリを,コントロールパネルの初期画面に登録できるようになるとより便利なるのでは?
ウィジェット画面との融合を願う
一時期Android機に浮気したことがある者から言わせてもらうと,やはりAndroid機のウィジェットの自由さは,非常に魅力的です。起動した第一画面に時刻,天気,ニュース等の好みのウィジェットがあること自体,とても効率的だと考えます。
まあ,おもしろがっていろいろと設定し,そのうちシンプルな画面に戻るというのがAndroidを初めて購入した人誰しもが通る道ともいえるのですが…
これに対し,iPhoneでは,ウィジェット画面にしてもコントロール画面にしても,「上からスワイプ」「下からスワイプ」という一手間が入ることになります。また,「上から」「下から」と,細長い画面の上下へと指を伸ばすという行為自体やや面倒ですし,その方向が両方向に分かれているというのも,
「もっと効率的な表示方法があるのではないか?」
と考えてしまう一因となっているのではないでしょうか。
実質的にはこれに更に「左右へスワイプ」という動作で選択する必要がある訳ですのでなおさらです。
更にですね,TouchIDとの絡みで一言。
「TouchIDの認識が速すぎてロック画面を表示することがそもそも難しい!」
というジレンマもあります。
これを解決するために,
①ロック画面を単独表示する効率的な方法の提案
②ロック画面に任意のウイジェットを設定できるようにする
③コントロールパネルとウィジェット画面の融合
をしてもらいたいと考えます。
ウィジェットに登録した情報のみが欲しいときに素早くロック画面を開いて情報収集。そこから下からスワイプ(もしくは下からスワイプ)することでコントロールパネルとウィジェット画面が融合されたカスタマイズ画面を呼び出して更に機能を呼び出すことができる…
こうすることで,いちいちホーム画面を呼び出すことなくかなりの用件が事足りることになるのではないでしょうか?
また,iPhone8で搭載されるという噂の有機ELディスプレイによるスリープ画面上の表示(スリープ状態でも時刻等の情報が常灯されるとのこと)なども活用すると,将来的にはスリープ状態からの機能呼び出しも可能になるのではないでしょうか。
いろいろと妄想は膨らみますが,現時点ではiOSのインターフェイスはまだまだ発展途上であることは間違いありません。Androidに負けないほどのカスタマイズ性と快適性を我々利用者に提供してくれることを望んでやみません。