ついに巨人が動いた! スマホ料金大幅引き下げ
本ブログでは,これまでも大手キャリアの携帯料金が高すぎることや,それに伴って格安SIMの人気が高まっていることを記事にしてきました。
すると,なんたる朗報。三大キャリアの1つ,auが,料金の引き下げを予告しています。しかも,全ユーザーに関わる大幅値下げです。
1500円の値下げは大きい!
その値下げ額はなんと「約2割」「1500円ほど」ということです。
「大きい。」
非常に大きいです。
いや〜,au,やってくれましたね。
先日docomoからは,一定の機種での契約時に限って割安に契約できる「docomo with」という料金プランを発表していましたが,当然iPhone,Galaxy,Xperia等の人気機種はその範疇外でした。
今回のauは,そのような限定的なものではなく,ほぼすべての利用者に恩恵があるものだということです。
auは7月10日に「au発表会 2017 Summer 第2弾」を開催予定ということですので,おそらくその場での発表があるのでしょう。
利用者の伸び悩みや格安スマホへの危機感が要因か?
この「英断」の裏には,大手キャリアの利用者の伸び悩みや,格安スマホ利用者増加という背景があるものと容易に想像できます。
格安スマホの利用者推移のグラフも掲載されていましたね。
正に右肩上がり。SIMロック解除に関する規制緩和の波や,格安スマホのさらなる認知度アップを考えると,今後もこの傾向が続いていくことは明かです。
auとしては,いち早く対策を打ったということでしょう。
それにしても一気に2割とは,久しぶりにauを見直しました。
docomo,SoftBank,格安SIM陣営の対策は?
このauの方針を受けて,気になるのは,
②格安SIM陣営の対策は?
ということです。
まず①ですが,まあこれまでの歴史を紐解きますと,ほぼ100%追随してくるでしょう。いや〜,皆さん,共に幸せになれますねえ。
問題はそれで経営的にやっていけるのか,サービス低下を招かないかという点ですが,個人的には,
「これまで思う存分儲けてきたんだから,これからは利用者目線で経営しないとえらい目に遭うぞ!」
と伝えたい思いです。
テレビCMを控えてでも,還元していく気構えが必要でしょう。我々も,やれ三太郎だ,お父さんだという前に,
「そのCM代金は我々が支払ってるんだぞ!」
という自覚を強くもつべきです。
②については,かなり厳しくなるでしょうね。通信品質的には当然三大キャリアの方が「格段に」優れているわけですので,少しくらいの価格差だったら「大手を使う」という人が多いはずです。
大人の事情的にさらなる値下げの方策はあるのか…?
特に格安SIM陣営の今後の対策に注目です。