自らを否定する? 日清食品の「麺なし」戦略
日清食品といえば,「カップヌードル」に代表されるような「カップ麺」「即席麺」の大御所。
様々なカップ麺が登場している昨今でも,時々
「プレーンのカップヌードルが食べたい!」
と無性に思ってしまうことがあるのは,きっと私だけではないはず…(ですよね…)
そんな日清食品が,驚くべき商品を発表しました。なんと「麺なしラーメン」です。
なんでしょうか。このカオス感…
ラーメン食べたい VS カロリー
この商品,見た目は思いっきり「ガッツリ系」を意識させたものになっていますね。
8/21に発売されるのは,「豚骨豆腐スープ」と「坦々豆腐スープ」の2種類。
要は,豚骨,坦々という濃厚系のラーメンスープの中に,「麺の代わりに豆腐」を入れた商品ということ。
えーっと,根本的なことをいってもいいでしょうか?
「これ,麺がないんだからラーメンじゃないですよね?」
まあ,私も含めたラーメン好きにとって,第一要件は「スープ」という方もいらっしゃるわけで…
「カロリーは気になるが,あの濃厚スープは堪能したい!」
ということに関する「非常に微妙な」葛藤の末に生まれた商品なんでしょうね,これ…。でも名前に「ラーメン」つけちゃいかんでしょ!
「豚骨豆腐スープ」は糖質3.6グラム・熱量67キロカロリー、「担々豆腐スープ」は糖質3.2グラム・熱量76キロカロリー。
確かに「こってりラーメンの雰囲気を味わって」このカロリーはすごいですね。
「このスープ+他の食材」という組み合わせで「満足感」を充足したりすることでカロリーコントロールに利用できそうではあります。
あの〜,「寝る前に小腹が空いたからこの品で…」という考えの人は,きっと破綻しますよ。きっとこれだけじゃ満足できなくなって,「本格的カップラーメン」に移行してしまうことでしょう。
夕食以降の食事(炭水化物)は本当に「でぶのもと」です。寝る前のカップラは「麻薬」です。私も経験者ですから,自信をもって断言できますね。脱却するのに私も相当苦労しました…
皆さん,その点にだけはお気を付けて…