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WWDC2018 「iPhoneSE2なし」はだいぶさみしいけれど…〜地に足を付けようとするAppleに好感〜

iPhoneSE2…出ませんでした…

 いや〜,期待していただけに残念でした。iPhoneSE2!

 「出る」と本気で思っていたんですけどね。アクセサリー情報がかなりありましたので。 

 さすがに徹夜はしませんでしたので,6/5の朝一でスマホを見ると…。トップニュースに「iPhoneSE2」の記事がなかった段階で悟りましたよ…。
「やはりハードはなかったな」
と。

 しかし,後になって冷静にWWDC2018の話題を見てみると,Appleが地に足を付けてこれからを進もうとする「覚悟」のようなものを感じました。
 これはこれでいいんじゃないでしょうか?

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「劇的変化」の時代は終わった

 では,WWDC2018で発表されたこととは?
 こちらの記事を参考に。

 どうやらテーマは「快適化」と「統合」ということになりそうです。

 特に「快適化」という観点からすると,これまでの「革新性」「劇的変化」の時代から変化の「量より質」というモードに完全に移行しようとするAppleの姿勢が見え隠れします。

 いや,「しようとする」というより「そうせざるを得ない」といったほうがいいでしょうか?

 そう,もうスマホタブレットなどの機器は「枯れた」デバイスになってしまったということです。
 どの機種を使ったって,そこそこのことはストレス無くできる時代です。数年前までは信じられないこと。一般的な観点でいえば,何も高いiPhoneを購入しなくてもいいのです。

 でもそれではAppleはおまんまの食い上げです。
 そこで力を入れようとしているのが,「使いやすさ」「安定性」「利便性」といったユーザービリティーなのでしょう。

 うがった見方をすれば,「これまでのユーザーをいかに逃がさないか」という「囲い込み」の考え方です。

 

 これは,もうひとつのテーマである「統合」にもいえること。
 これまでiOSでできていたことをMacで,あるいはその逆。
Apple製品を使っていれば,どんなデバイスでもストレス無く連携できますよ!」
という強みのアピールです。

 まあ,我々がApple製品を使い続ける理由の多くがここにあるわけですけどね。

 

だったらとことんユーザーを満足させてくれ!

Androidの製品も使ってみたいなあ」
と思うこともたまにはあるわけですよ。コストパフォーマンスに秀でた製品もたくさん出ているので。

 しかし,そこで考えるのは,
「メモやリマインダーのやり取りがすべてのデバイスでノンストレスに紐付けされる利便性を手放すのは…」
「Web上のPASSWORDなども自然と連携できているし…」
「音楽だって,どのデバイスでも同様に聴けるし…」
「ブログを書いていると,写真やリーディングリストの連携は必須だし…」
という,使っていく上での「心地よさ」何ですよね。

 「自然に連携している」ということの心地よさ,ノンストレスぶりが,Apple製品を使う上での強い動機となっているわけです。

 いくらAppleのブランド力があっても,性能がよくても,この部分がなくては浮気心も騒ぐでしょうし,また逆にこの連携があるからこそ多少高価でもApple製品を使いたいと思うわけです。

 

 今回の各OSの様子を見ると,地に足を付けて製品を提供しようとするAppleの覚悟が見えるような気がします。
 派手さはありませんが確実に進歩していますし,ユーザーの方をしっかりと見ているよう感じます。

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 ハード的にも,iPhoneは昨年度のiPhoneの仕様を広げていく地道なシーズンになりそうですし,Macも大幅な仕様変更はなく,噂されている13インチMacBookなどの「仕様変更」によってユーザーに寄り添うようです。

 

 それならば。今年は「使い勝手の面で」とことんユーザーを満足させる年にしてくださいね,Appleさん!

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