あれあれ? また状況が変わってきましたよ!
MacBookProのえげつない性能アップで盛り上がっている「Mac周辺」。
それと同時に,以前から話題になっている「廉価版MacBook」の登場を心待ちにしている方も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのは,果たして「10万円を切る」といわれる「MacBookAirの後継機」としての新型MacBookは存在しうるのか?という点です。
Retinaディスプレイ搭載,Surface Goのような性能劣化は伴わない等々の「お約束」を踏まえて考えると,10万円を切るのは至難の業と感じるということはこれまでも記事にしてきました。
そして先日,新型MacBookに搭載するCPUに関する話題が出まして,MacBookProの4Coreと新型MacBookの2Coreとでうまく差別化できるのでは…という考えもご紹介しました。
しかしここに来て,また新しい新型MacBook情報が来ています。
なんと4Core「Kaby Lake Refresh」を搭載するというものです。
もう新型MacBookでいいんじゃない?
私,CPU情報には全くもって疎いので少々調べてみました。
この「Kaby Lake Refresh」もう1年も前に発表されたもので,本来であればAppleは今回,次世代の「Cannon Lake」を搭載したかったようですね。
さて,この「Kaby Lake Refresh」関するサイトがこちら。
ベンチマークがこちら。
一見して違和感を覚えました。
「んっ? かなり高性能なんじゃない?」
というわけで,私のMacBook Pro(Late2016)のデータと比較してみることに。上がMacBook Pro(Late2016),下が「Kaby Lake Refresh」です。
え〜っと,なんだか私のMacが非常貧相に思えてきました。
特に,今年のMacBookProの改定で話題になったマルチコアの数値。やはり4Core化の効果は非常に大きいのですね。
これを,MacBookPro2018のベンチと比べてみましょう。
もちろんProの方が性能は高いのですが,それにしてもマルチで4000ほどの差。旧MacBookProと比較するのであれば,さして遜色のないレベルまで来ています。
「これだったら,MacBookでいいんじゃない?」
と考えたりするのは私だけでしょうか?
価格次第では大逆転の目もある!
これ,価格次第では大逆転の目もありますね。
というのは,私のようなライトユーザーであれば,現在のMacBook Pro(Late2016)でもさして性能不足で困ることはないわけで…。
その性能を上回り,より薄型で,より低価格のMacが存在するのであれば,無理に高価格のMacBookProを狙う必要も無いわけです。
そしてその価格が,10万円を切るのであれば…
これ,検討する価値は十分にありますよ!
まあ,恐らくベースの設定としてSSD128GB,メモリ8GB(まさか今更4GBということはないよね?)でしょうから,やはりメインとして使用するのであれば更に盛る必要はありますが,それにしても15万円もあれば,十分なのでは?
「2Core化で,Pro版との明確な差別化を図るのでは?」
と勝手に予想していた身としては,正に青天の霹靂。一気にやる気が出てきました。
「Blackmagic eGPU」が生きる
なぜ私がここまで「やる気」になっているかというと,先日購入した「Blackmagic eGPU」が非常に大きいと言えます。
新型MacBookが,MacBook Pro(Late2016)の性能を超えるとしても,やはりグラフィックス性能は低いまま。
LG UltraFine 5K Displayとの接続を大前提とするときに,このままであれば,私がこれまで経験してきたWindowsの仮想化やBlu-rayDiscの再生等のトラブルはついて回ることになるでしょう。
しかし,今や「Blackmagic eGPU」という武器を手にしています。
新型MacBookも,当然Thunderbolt3でLG UltraFine 5K Displayおよび「Blackmagic eGPU」と接続できることになるでしょうから,何の心配も無くこれまでの環境を生かすことができるわけです。
また,新型MacBookのポート数が現状のまま「2つ」だけだとしても,私のようなクラムシェルモードでの活用を考えており,しかもLG UltraFine 5K Displayと「Blackmagic eGPU」が多数のポートを抱えていてそれぞれがHUBとして活用できる現状であることを併せると,ポート数による拡張問題は,私にとってデメリットになり得ません。
あれあれ,ここにきて発想の転換が必要になってくるかもしれませんね。
安価である程度の性能のMacBookを気軽に買い換えていく…という考え方。私のようなライトユーザーにとってみれば,相当魅力的に思えてきました!