待ってました!「書店ガール7」発売
シリーズ化されたものを心待ちにするのも,読書の楽しみ方の1つですね。
私にとって,碧野圭さんの「書店ガールシリーズ」は正にそんなシリーズの1つでした。
その魅力については,これまでも当ブログで紹介させていただきました。
そのシリーズの最新刊「書店ガール7」がいよいよ9/9に発売になります。
なんと,完結編だそうです(涙)
早速Amazonで調べてみると,衝撃的な紹介文が…。
「理子、亜紀、彩加、愛奈。4人の書店ガールたちが、葛藤と奮闘の末に見出したそれぞれの道とは。大人気シリーズ、堂々の完結編。」
ということで,どうやらこの「7」が,一連のシリーズを締めくくる作品となりそうです。
そもそもこの「書店ガールシリーズ」は,ドラマ化もされた「理子」「亜紀」の葛藤を描くシリーズ前半,「愛奈」を描く中盤,「彩加」と亜紀の夫で編集者の「伸光」を描く「後半」と,様々な形で「本」に関わる心模様を,その世代の繋がりも交えながら表現してきました。
書店員としての,また編集者としての願い,葛藤などを表現する筆力がシリーズを重ねるごとに増し,作者の碧野さんの地力アップも感じることのできる素晴らしいシリーズだと感じていただけに,今回の「完結」という言葉を非常に重く受け止めている自分がいます。
この完結編では,理子,亜紀,彩加,愛奈それぞれが「本との関わり方」について結論を出し,それぞれの「道」を歩き始めるという筋書きとなりそうです。
これまで,それぞれの立場で悩み続けてきた彼女たちの決断を,楽しみに待ちたいと思います。
また,最近はあまり描かれることのなかったり「理子さん」の現状と進もうとする道に非常に興味が湧きます。いずれにしても,それぞれが新たなる希望を見つけて歩を進めようとするハッピーエンドになって欲しいなあ!