どのようにして予算を捻出したか?
さて,先日はこれまでの不満が爆発した形でiMac購入に踏み切った経緯を書かせていただきました。
とにかくMacBookProと外部機器を「接続」することで生じる不具合に嫌気が差したというのがその実際でした。
しかし,ごくごく普通のサラリーマンとしては,おいそれと購入の資金が湧いて出てくるわけではありません。もちろんそこにはカラクリがあるわけで…。
それをご説明する前に,「iMacのコストパフォーマンス」という側面から考えてみたいと思います。
決め手は「最下位モデルで十分」という割り切り
今回思い切ってiMacをポチッとすることができた原因は,「最下位モデルで十分」と思わせるiMacのコストパフォーマンスの高さです。
結論から述べると,
「なんだ,最下位モデルで十分じゃん!」
と割り切ることができたということ。
細かい性能分析は次回の第3弾に譲りますが,いわゆる「特盛り」のカスタマイズを考えないのであれば,実はiMac27インチモデルの性能差は,私の使用用途に関すればそれほど大きくないということに改めて気付いたのです。
以下が,iMac27インチモデルのラインナップ。
主な使用の違いは,CPUとGPUのグレードのみとなっています。
もちろん上位グレードの方が性能は高いのですが,私は価格差ほどではないと判断しました。つまり,最下位機種でも「私にとっては十分」ということです。
そう考えると…
5Kのモニターが付属した上で,これまでのMacBook Pro(Late2016)からすると格段に上の性能のマシンが手に入るわけです。
しかも,一体化されたデスクトップですので,これまでの悩みの主原因となっていたモニタやGPUとの「接続」という鬼門がそもそも存在しないことになります。
これまでは,MacBook Pro(Late2016)一台で済まそうということが第一前提となっていたために,「LG UltraFine 5K Display」や「Blackmagic eGPU」という高額な機器を購入した上に,ご機嫌を伺いながら使用するというなんとも馬鹿げたことを繰り返していたわけです。
「5Kモニター付きで,そこそこの性能」ということを考えると,実はiMacの下位モデルって実にコストパフォーマンス良好な逸品だといえるのではないでしょうか?
資金は何処から?〜今後の利用形態の変化を前提に〜
さて,では資金はどこから?
それを解く鍵は,「今後のMacの利用形態の変化」を考えたときに自ずと発見することができました。
繰り返しますが,これまで私は,
「MacBook Pro(Late2016)」+「LG UltraFine 5K Display」+「Blackmagic eGPU」
という体制で利用してきました。そして,これまで悩んでいたのが「接続」ということですから,ここから「LG UltraFine 5K Display」+「Blackmagic eGPU」を取り除きます。
その上で,新たに,
「MacBook Pro(Late2016)」+「iMac2017」
という体制を構築するわけです。
しかし,そこには「接続」という考え方はありません。
つまり,MacBookProとiMacはそれぞれ別デバイスとしてその利用方法も分けてしまおうというものです。
よって今後は,
・仕事や映画・動画鑑賞等,これまで家の中でクラムシェルモードで行っていたものはiMac
・外出先で行ってきたことはそのままMacBook Pro(Late2016)で継続
と,利用の場所や用途によってMacBookProとiMacとを使い分けていくことになります。
とすると…。
そう,「LG UltraFine 5K Display」と「Blackmagic eGPU」の居場所がなくなるわけで…。
iMacが届き次第,ヤフオクで売ることになるでしょう。
そして,恐らく両方ともそれなりの需要があるはずですので,恐らく今回のiMac代金の半分以上は賄えると踏んでいます。
さらに,iMacに付属してくる「magicmouse2」と「MagicKeyboard」も,そのまま新品状態で出品することになります。これまで使用しているものがありますからね。
というわけで,何とか購入の目処が立った上で,それでもある程度は勢いに任せる形でポチッてしまったわけです。
次回は,「最下位機種でもいける」と感じさせてくれた「性能面」についての考えを書かせていただきます。