菅君,たまにはいいこと言う! …ほんとたまにだけど
結構衝撃的な発言でした。
現役の官房長官が,
「現在の携帯電話料金は4割程度下げる余地がある」と、料金引き下げに取り組む意欲を示した」
という発言をしたということで,大きく取り上げられました。
いやいや,ほんとにたまにだけど,君もいいこと言うねえ。
これからも消費者目線での発言をお願いしますよ!
大手キャリア増益増収の違和感
まずもって…。
私がこの手の話題を本ブログで取り上げるのは,「消費者目線で」言いたいことがあるとき。
お上は以前から,携帯キャリアの事業の在り方についてもの申してきました。
やれ,
「本体0円はまずい」
「〇年縛りは利用者の自由を奪う」
「大手と格安の格差を小さくするべき」等々…。
しかし,それらが実質的に利用者のメリットに繋がっているかと言えば実に微妙なところ。更に言えば,
「実質0円のときの方が,結局安く使えてた!」
といえる有様。
実に見事なお役所仕事で,全く一般庶民の感覚が分かっていないという感じでした。
そして,我々一般庶民が常日頃感じているのが,大手キャリアの「儲けぶり」。
キャリアの言い分としてよく言われるのが,「通信網の維持・拡大のためには莫大な資金が必要である。」
ということ。
また,CMなどで盛んに利用者にアピールしているという実態もまあ,分からないではありません。
しかし,しかしです。
auとSoftBankがどちらとも「過去最高の増収増益」という事実を突きつけられると,「はっ?」という感覚が押し寄せてきます。
「儲けをプールするだけでなく,還元しろよっ!」
ということ。
あんなにCMを垂れ流しにしても,こんなに儲けが出るなんて,商売の仕方がおかしいのです。
もはや,それを是正できるのは「お上」だけ。
丁度4年縛り等の問題で,スマホ料金に焦点が当たっている今こそ,大きなチャンスです。
菅さん,言ったからにはやってくださいね。
こんなところに「忖度」はいりませんよ!