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もうすでに「有機ELの次」?〜Apple,台湾のMicroLEDメーカーと会合〜

展開が早すぎてついて行けません…

 個人的には,
「今年こそiPhone7から有機ELディスプレイのiPhoneXSに乗り換えることができる…」
と喜んでいる段階なのですが,Appleはかなり先を行っているようです。

 「次世代ディスプレイ」として有望視される「MicroLED」に向けてのAppleの動きが報告されています。

 

「MicroLED」って?

 そもそも「MicroLED」ってなんだべ?

 ということでちょっと調べてみると,分かりやすいサイトを2つ見つけました。

「micro(マイクロ)LED」とは?OLEDとの次世代ディスプレイ戦争が幕を開けるのか

 これらのサイトによると,MicroLEDディスプレイは,
「目に見えないほど小さなLEDが画面上にびっしりと敷き詰められたディスプレイ」
ということです。

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 そのLEDサイズは「わずか100μm(0.1mm)未満」とのこと。

 それら一つ一つが自力発行するというシステムのようですね。
 もちろん有機EL同様,バックライトは不要。

 以前,本ブログで「液晶と有機ELのドット表現の違い」について書かせていただいたことがありました。 

 このときの「ドット」の並びがこのようになっています。

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 「自力発光」という原理では有機ELと同じでしょうが,きっとその「ドットの緻密さ」が異なってくるということなのでしょう。

 

先の先を読む先見性 「読み間違い」は死?

 「コントラスト」や「視野角」という面でも優位性があるというこの「MicroLED」。

 恐らくAppleは,
「有機ELの次はMicroLED」
と読んでいるのでしょう。

 有機ELも,ようやく普及し始めたばかりですし,「MicroLED」の開発自体が未だ途上のようですので,「すぐにも…」という緊急性ではないかもしれませんが,この「読み合い」こそが生き残りの鍵を握っているのでしょう。

 

 過去に,ビデオテープでの「Beta」「VHS」戦争もありました。
 また,「WALKMAN」であれほど優位性をもっていたはずのSONYが,あっという間に「iPod」に取って代わられました。

 また,日本メーカーが「高性能の」ガラケーにかまけている間に,世の中は「スマートホン」という魔法を開発していきました。

 

 正に「読み違いは命取り」…。

 今度もアップルの読みが正解を引き当ててくれることを願うばかりです。

 

 

 

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