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香里奈の魅力際立つ…〜「高嶺の花」で見えた,石原さとみとの「凄み」の違い〜

「石原さとみ」を喰う「香里奈」の存在感

 7〜9月期のドラマも佳境を迎えています。

 脚本,ストーリー展開,キャスティング,視聴率等を総合的に考えると,今クールは「義母と娘のブルース」の一人勝ちといえるでしょう。

 その陰で,「高嶺の花」の石原さとみ,「健康で文化的な最低限度の生活(健活)」の吉岡里帆に関してはなかなか厳しい意見がささやかれているようです。

 

 個人的には「健活」は,その内容も,吉岡さんの演技も悪くはないと感じています。「生活保護」という内容が若干重かったことが視聴率低迷の理由かもしれませんが,このドラマのような真面目に作られた作品を,もっと評価できる「目」が,試聴する側にも必要なのではないでしょうか?

 

 逆に「高嶺の花」の石原さとみさんの演技は,「一本調子」というか,しなやかさに欠けました。感情を強く出しすぎて,観ている側が疲れる演技だなあ,と感じます。

 そして,それを確信させられたのが,皮肉にもその「高嶺の花」に途中から出演している香里奈さんの演技です。

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 驚きました。
 この女優さん,こんなに演技が上手でしたっけ?
 「新庄千秋」の震えるほどの二面性を演じ分けるその凄みに震えました。

 

「清楚な看護師」と「したたかな脳外科医」

 そもそも,ドラマ終盤になり突然,香里奈演じる「新庄千秋」が登場したこと自体,「何で?」という違和感がありました。

 しかしそれが第9話ですっきりしましたね。

 風間直人を吹っ切るために,石原さとみ演じる「月島もも」が,あえて親友の新庄千秋を差し向けたということでした。

 千秋の誘惑に負け,直人が千秋と関係をもつことで,自分の心を整理しようとする「もも」。このあたりのパンチ力が,正に野島作品という感じ。

 

 そんな「もも」の考えを知りながら,清楚な看護師を演じながら直人にさりげなく近づき,誘惑の機会をうかがう千秋…。

 そして機は熟した…。
 というところで第9話が終わりました。

 

 これまでの「清楚な看護師」のイメージと,第8話で種明かしされた元来の千秋の「ねじれた感覚をもつキレキレの脳外科医」のイメージ…。

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 とても同じ女優さんが演じているとは思えないほどの違いぶりに驚きました。

 演じている香里奈さんの表情,目つき,話しぶりや声のトーン,どれをとっても全く違うのです。
 千秋のもっている二面性,人間の怖さのようなものをその演技から感じるほどの「凄み」「えぐみ」がありました。

 この点が石原さんには感じられない点なんですよね。
 プライベートで色々とあり,「干された」とされる時期もあったようですが,実力で這い上がる可能性大です。

 

最終話,もも・直人の選択は

 そして,今週はいよいよ最終話。

 誘惑された直人の選択は?

 その選択を,ももはどのように受け止める?

 ストーリー的には,ここまで消化不良のまま進んで来た印象を強く受けていますので,最終話で一気に話が進みそう。
 ちょっと詰め込みすぎかな…,という予感がするのですが,野島さんはどのような脚本で落ちを付けるのか?

 脚本の出来・不出来がドラマ自体の評価に直結しそうな最終話。楽しみに待ちたいと思います。