レザーケースはどのように傷み,こなれていくのか?
昨年,初めてApple純正の「レザーケース」を購入したという記事を掲載しました。
色は個人的な定番の茶系「サドルブラウン」。
購入直後の画像がこちら。
その軽さと手触りのよさは,「さすがレザー製」「さすがApple純正」と感心したものでした。
まあ,滑りやすいという弱点もあるわけですが,総じて満足感を感じながらここまで使用してきました。
さて,新型iPhone購入を控えてもうすぐ「お役御免」となるこのケース,現在はどのように変化したのでしょう。
革独特の「傷み具合」「こなれ感」について,ご報告させていただきます。
「1年で買い換え」が正解
さて,まずは私のレザーケースの現状を…。
いかがですか?
一番表面積が広く,傷が付きやすいかと予想していた裏面は,殆どキズが目立たないかと思います。
これ,爪などがあたると簡単に傷は付くのですが,こまめにオイルを塗ったりしていると,指の腹でこするだけで殆ど目立たなくなるのです。
バッグ,財布,ブックカバーなどの革製品にも同じような特徴がありますが,Appleのレザーケースもこれらと同じ。お手入れのしがいがあるというものです。
逆に色艶がまして,「革を育てている」という感覚を味わうことができます。
また,「外側」が大丈夫なわけですので「内側」も当然問題なし。iPhoneを包み込むマイクロファイバーの素材の柔らかさも健在です。
逆に問題なのは,「四つ角」の部分。
私,このレザーケースを装着した上に,通常は常に「ありん」という会社のレザースリーブケースに入れて持ち歩いています。
ですから,一般の方に比べると,iPhoneに装着するレザーケースの傷みは少ないと考えられるわけです。
ポロッと落下させる場合も,スリーブケースに入ったままということが多いですので。
それでも,スリーブケースから取り出した後に落下させてしまうこともあるわけで,その場合は大概「四つ角」から着地する羽目になります。
というわけで,どうしても角がやられるんですよねえ〜。
しかも,このような場合は爪などによるひっかき傷とは違って,かなりのダメージを受けてしまいます。
一回だけでもキズが残ってしまいますし,複数回やると…。上の写真のように革の部分が根こそぎ持って行かれてしまうことも…。
とはいえ,そんなに頻繁に落下させているわけではないんですよ。
つまり,こと「落下」に関しては相当気を遣わなければならず,通常の「レザーケースだけ」での利用で,何回か落下を繰り返すと,見栄えが悪いくらいに傷ついてしまうことが考えられます。
結構お高い品ですが,
「1年ごとに買い換える」
というくらいの覚悟で購入した方がいいと思われます。
それでも「純正」「革製」の魅力は大!
お高く,痛みやすい…という欠点はありますが,「革好き」であれば,継続して使いたい…という人,多いんじゃないでしょうか?
表面が滑りやすいという欠点はあるものの,革としての品質はなかなかだと思いますし,シリコン等の人工的な素材とは決定的に異なる質感は,革好きには絶対的なものがあります。
また,「純正」という安心感の他,そのシンプルな形状や確かなつくり,また,さりげなく型押しされたAppleマーク…。
これまで私は,iPhone背面のAppleマークを楽しみたくて透明ケースばかりを使用してきましたが,この1年でこのレザーケースを買い換えたいと考えたことは1回もありませんでした。
つまり,裏面全体が隠れていても,「Appleの質感を楽しめた」ということ。
やっぱりApple純正品には魔法がかけられているのかもしれません。
今度は「黒」に挑戦
というわけで,iPhoneの買い換え年にあたる今年,純正レザーケースを新規に購入しようと考えています。
恐らく今後も毎年継続購入する予感…。
個人的にキャメル系の茶色が好きで,鞄,財布,ブックカバー等,これまでに購入した革製品はとりあえず「茶」なのですが,今年は「黒」に挑戦してみようかと考えています。
それに合わせて,iPhoneもこれまでの「シルバー」から「ブラック系」にしてみようかと…。
自分にとって「3GS」以来の黒となりそう。
新iPhoneの購入が決まったら,そのあたりをまた記事にしたいと思います。