なるほど,そう来ますか!
ここまで,iPhoneXSに搭載された「ポートレートモード」の可能性と限界について話題にしてきました。
そして,これまでは,
「ポートレートモード出撮影しておけば,後で絞り(被写界深度)の調整ができる」
という前提の元で語ってきたのですが,早くもiOS12.1のアップデートで,
「撮影時にリアルタイムで絞り調整ができる」
ようになるという情報が入ってきました。
これは「機動力アップ」につながる!
これは朗報ですね。
これまでは,一旦「ポートレートモード」で撮影し,「後処理」が必要でした。最初の撮影のときにはiPhoneXSにお任せだったわけです。
こちらが先日話題にした「柿の実」の写真編集画面。
下部の「f」のメモリを左右にスライドすることで「F値」を変動させると,それと連動して画面のぼけ量が変化していくわけです。
まあ,この作業も楽しいわけですが,これが撮影時に画面上で確認できるのであれば,「後調整」が必要なくなりますし,最初からしっかりとした意図をもった撮影をすることが来ますので,いいことずくめですね。
もちろん,撮影後に再調整することは当然できるわけでしょうから,願ったり叶ったりの機能です。
このようにこまめな機能のアップデートをしてくれるのiOS機器の大きなアドバンテージです。
iOS12.1のアップデートは,10月のiPadPro発表時に行われるとのこと。
思ったより早い時期に使えることになりそうですね。