Appleは「30分長い…」といっていたが?
iPhoneXSを購入して1週間が過ぎました。
さて,2年経過していた以前のiPhone7は,使っているうちに(スリーブ時も含めて)ぐんぐんとバッテリーが減っていくのが実感できるほどには劣化していました。
スマホで動画も見ませんし,個人的には自分のことを「ライトユーザー」だと捉えているのですが,それでも目に見える形でバッテリーが劣化していることを感じるということは,「ヘビーユーザー」の方々は私以上にバッテリーに関してはナーバスになっているのでは…と予想するところです。
AppleWatchを常時Bluetooth接続していることも大きく影響しているのかもしれませんが,前のiPhone7は,1年半を過ぎる頃から大きな変化が出たように感じています。
iPhoneXSの発表時,Appleは,
「iPhoneXに比べて30分長いバッテリー駆動時間」
と説明していたことは記憶に新しいところです。
自分としては,
「Maxは1.5時間も長いのに…。でも,iPhone7と比べると相当長くなりそうだな。」
と,まずまず納得しておりました。
しかしです。
そんなAppleの発表を覆すかのような記事が出ていました。
このデータ齟齬は衝撃!
上記の記事内では,「Tom’s Guide」がiPhone XSとiPhone XS Maxのバッテリーテスト結果を公開したことを紹介しています。
その結果は…。
iPhone XS Max 10時間38分
iPhone XS 9時間48分
iPhone X 10時間49分
iPhone 8 Plus 11時間16分
えっ,マジですか?
これが本当だとすると結構衝撃的な数値です。
一般的に「1時間の違い」は誤差とはいいませんよ,Appleさん。
そもそもiPhoneXSには,新開発のL字型バッテリーが搭載され,バッテリー容量自体は2659mAhとiPhone Xの2716 mAhよりも若干容量が小さくなっていました。
「それなのに」持続時間が30分延びた…というところが評価ポイントだったはず。
「A12Bionicはさすが7nmプロセス!」
「さすがiOSはバッテリー効率がいい!」
という声も,従来のパッケージを維持し,高性能化した上でバッテリー駆動時間が延びたことへの賛辞です。
その大前提が崩れるのであれば,
「ただのオオカミ少年」
となってしまいますが…。
実際はどうなの?
前述したように,iPhone7との比較しかすることのできない私とすれば,現状iPhoneXSのバッテリー性能には満足しています。
やはり購入直後でバッテリーが「フレッシュ」な状態であるということが一番大きいのでは…。
しかし,実際に謳われていたことと事実が異なるようであれば,それはAppleに対する不信感とにつながりかねません。
実際はどうなのか?
今後,他のテスト結果も上がってくるでしょうから,そちらもよく吟味していく必要があるでしょう。
そして,ここが大事。
万が一発表したことと事実が異なるようであれば,Apple自身が素早くその齟齬の内容を認め,OSアップデート等で対応していく必要があるでしょう。
さっ,どうするApple?