おっと,BeatsX いきなりの値下げ&色展開減少
Appleが,BeatsXの価格を改定し,なんと一気に3000円も値下げしました。また,色展開もこれまでの6色から2色限定に…。
これは何を意味するのでしょうか?
BeatsXの⭕️と❌️?
私,以前にも評価しましたとおり,このBeatsXの音質については,非常に高く評価しています。
音の解像度,低・中・高音のバランス等,この値段でここまでするか!というくらいのコストパフォーマンスの高さだと捉えています。
また,遮音性も十分高く,ノイキャン機能などいらないくらい。
しかし,どうしてもAirPodsを利用したくなるんですよね。
その理由は…。
①フィッティングの悪さ
イヤホン本体が極小な割にイヤチップが大きく,大きさと重さのバランスが非常に悪いため,取れやすいのです。
取れないようにと耳に無理矢理押し込むと低音過多になり,音のバランスが崩れます。
更に致命的なのが「ケーブル」です。
軽く小さいイヤホン本体が,ケーブルに引っ張られて更にズレ落ちやすくなります。これ,本当に「致命的」。
イヤホンにおいて「ズレ落ちない」=ケーブルがないこと,ということはAirPodsが証明しています。
インナーイヤー型で本来であれば収まりの悪いはずのAirPodsが,どんな運動をしてもズレ落ちる気配さえないのは,「ケーブルがない」から。
ケーブルに引っ張られることがないから,です。BeatsXのこの点が改良されれば…と,本当に残念に思います
②バッテリーがもたない
AirPodsは,1回使ったらバッテリーケースに収納しますので,何もしなくても自然と充電が行われるという,本当に見事な戦略の上に成り立っています。
対するBeatsXは,バッテリーが切れたらそのたびに充電する必要あり。
また,公表値よりもバッテリーもちがよろしくなかったり,使っていないときのバッテリー減りが非常に大きかったりという,バッテリーもちに関する不満点が非常に大きいです。
「まだバッテリーがもつはず…」
と思って使用しているといきなり音が切れてしまったり…ということもしばしば。こうなってしまうと興ざめなんですよね〜。
というわけで,自然とAirPodsに手が伸びてしまうのです。
第二世代BeatsXへの布石と捉えたい!
今回のBeatsXの値下げとバリエーションの縮小…。
私は,第二世代BeatsXへの布石ではないかと考えています。
AirPodsにしても,新機種の噂が流れていますし,Apple純正のオーバーイヤー型ヘッドホン開発の情報もあります。
だとすれば,BeatsXも新機種開発が進んでいるはず。
W2チップを搭載し,iOSデバイスとのさらなる連携を推し進めるとともに,上記の不満点を克服してくれれば,かなり魅力的な存在になるのでは…と考えます。
AirPods同様,完全ワイヤレス化と,駆動時間の延長および充電方法の見直しを図ることで,AirPodsを脅かす存在になるはず。
こと音質で考えたときには,かなり優位に立つことになるではないでしょうか?
もしそうなったら,即購入することになると思います。
Appleさん,ケーブルはいりませんよ!