嫌な予感…思ったより売れてないんじゃ…?
いよいよ,今期のAppleの命運を握る「iPhoneXR」の予約が開始されました。
いや〜,購入予定のない機種の予約状況って,どうしてこんなにも冷静に見ることができるのかってくらい,冷静です。
5週間前にiPhoneXSとApple WatchSeries4を予約するために心臓をバクバクさせながらスマホを操作していた自分を笑ってやりたいくらい。
私と同じような心持ちでiPhoneXRの予約状況を眺めている方々も多いかと思いますが,どうです? XRの状況?
AppleStoreで見ると,今回もやたらとスタートダッシュが鈍いような気がするのですが…。
何か嫌な予感もします。
早々に埋まっていくはずが…
iPhoneXSのときにも書きましたが,これまでの新型iPhoneであれば,16:01の予約開始からほんの僅かで人気機種,人気容量のモデルが即日受け取り不可の状況になるはずなのです。
それがiPhoneXSのときは「閑散」とした状態でした。
iPhoneXRはというと…
16:01からしばらくの間様子を見ていましたが,かなりの時間「10/26受取可」の状態から変わらず。
そして,17:00ころに見てみると,「プロダクトレッド64GB」のみが品切れ。
その後に「ブルーの64GB」,「イエローの64GB」という順番で品切れになっていきました。
しかし,19:30になってもその先の進展がありません。
これ,嫌な予感しかしないのですが…。
iPhoneXSを敬遠した層が「我先に」という展開になることを予想したのですが,恐らくそのような状況では無いと思われます。
「廉価版」に期待していた層が離れたか?
全体の売れ行きは低調ながら,売れ方自体からは,以下のようなことが見えてきますね。
①価格の安い機種から売れている
やはりiPhoneXS系の価格があまりにも高騰してしまったことで,「安いiPhone」を心待ちにしていた層が,iPhoneXR購入に踏み切っているということです。
iPhoneXS系は512GBから売れ始め(元々の生産量が少なかったという情報もありますが),次に256GB,最後まで売れ残ったのはどの色も64GBでした。
iPhoneXRの売れ方が真逆だということは非常に興味深い現象といえましょう。
②鮮やかな色から売れている
「どの色が人気なのか」ということについては興味があったのですが,「プロダクトレッド」が一番人気かな?,という予想はしていました。
しかし,それに続く人気カラーが,「白,黒」のようなオーソドックスな色になるのか,それとも「ブルーやイエロー」などの奇抜な色になるのかは予想しかねていました。
蓋を開けてみると,レッドの次に「ブルー」,そして「イエロー」という動き。
やはり「カラフルなiPhone」を使いたいというユーザーがある程度は存在しているということなのですね。
しかし,大前提として「期待していたほどは売れていない」というのが真実なのではないでしょうか?
やはり「廉価版」という触れ込みに対して高すぎましたかね?
最終的に初期の販売台数がどの程度になり,iPhoneXS系とiPhoneXRの販売比率がどのようになかったのかを早く知りたいものです。