Appleのイベント,やっぱり来た!
やっぱり来ましたね。Appleの2ヶ月連続での新製品発表イベント。
今年ほど様々な新製品が噂されたことはこれまでもなかったかのように思われますが,イベント名もそれにならうかのように,
「There’s more in the making(作っているものはまだある)」
となっています。
「more」とは何か?
そして気になるのは,Appleがいうところの「more」とは何かということです。銘打つくらいですから,一つや二つどころではない数の新製品の発表を期待してしまいます。
さらに,今回送付された招待状や,Appleの告知ページ上のロゴが,実に370種以上存在することが判明しているようです。
これだけあおるのですから,期待しちゃいますよね?
どんな機種が出るのかという予想も花盛りですが,まあ,これは以前から散々言及されていることです。
まず,確定的ともいえるのが「iPadPro」と「廉価版MacBook」でしょう。
ベゼルレス化され,Face IDが搭載されたiPadPro。もはや情報が出回りすぎて食傷気味なほどですね。
そして,確定的ながらその情報が今ひとつはっきりしないのが「廉価版MacBook」の方です。
気になるのは,「MacBook系全体の改訂なのか」「MacBookAirを置き換える改訂なのか」という点。
更に言えば,低価格帯MacBookは,これまでのように2種類の画面サイズが用意されるのかという点もはっきりしていない事柄です。
上記2点がはっきりすれば,Appleが今後「MacBook」をどのように捉えていくのかが理解できるはずですね。
ノート型を,「MacBook Pro+MacBook+MacBookAir」とするのか,それとも「MacBookとAirを統合して新しいMacBook」を構築していくのか…。
個人的には2種に絞った方がいいと考えます。
なぜならば,現在のMacBook Proは,内部GPUを搭載している機種とそうでない機種とでは,性能的に大きな開きがあり,購入する側とすれば,すでに異なるタイプのMacが2種類存在していると捉えられないこともないからです。
これから必要なのはやはり「廉価版」のMac。
最低限の性能をもちながら,モバイル用途に活躍するとともに,初心者やWindows機からの受け皿にもなる機種。
つまり,「Macの裾野を広げる」機種です。
せっかくここまでiPhoneの占有率が高い日本です。
どうせなら素晴らしい連携を誇るアップル製デバイスのよさを,多くの人に感じてもらいたいもの。
そのためにはやはり「低価格」が大前提ですね。
ちょっと心配なのは,
「当初の予定よりも新MacBookの価格が上がっている」
という情報が数ヶ月前に流れたことです。
まあ,性能にもよるのですが,10万円を大きく超えない程度で納めてくれれば,大きく売上を伸ばすチャンスも生まれるのでは…と考えています。