早くも動く! docomoが料金改定を示唆
菅官房長官が,
「携帯料金は4割下げる余地がある。」
と言及したことで注目を浴びる大手キャリアの料金体制。
先日は,「楽天」が第4の大手キャリアとしてデビューする来年度秋に,料金に関する動きがあるかもしれないことをお伝えしました。
とはいうものの,まだ1年ほど猶予がありますので,まだまだ具体的な話は出てこないだろうと高をくくってると,驚きの情報が…。
なんと,「巨人」docomoが真っ先に料金体制を見直す意思があることを言及したようです。
全くもって意外な展開ですね。
端末と通信代の分離拡大…ん? auでは実施済みですが…?
記事によると,「来年度からの見直し」というはっきりとした期限切りが明記される強い書き方ですので,恐らくこの方向で進むものと思われます。
我々ユーザー側にしてみれは,大変ありがたい話ですね。
で,その考え方。
docomoでは,「端末と通信代を分ける分離プランの拡大」がその中心となるとのこと。
んっ?
それって,すでにauでは行われていますよね。SoftBankもかな?
機種代金は勝手に下げることはできませんので(特にiPhoneにおいては),操作できるのは「通信代」ということになります。
ということは,今年度auが提示しているより相当お安い価格設定を,docomoが行うつもりでいるということに他なりません。
純粋な「通信費競争」です。
だとすれば,au,SoftBankもこれに同調せざるを得ませんね。明確な形で,今年度より価格を抑えたプランを提示せざるを得なくなることでしょう。
果たしてどこまで頑張れるのか?
記事中では,
「さすがに4割は無理だが…」
という書き方をしていますので,菅官房長官の要求どおりとは行かないのでしょうが,その半分,2割でも下がってくれれば,大変助かります。
私のようなiPhoneユーザーにとっては,最近の「AppleCare」の爆発的な値上がりや,テザリングオプション料金の実質有料化など,本来の利用以外のところでの月々の出費がバカになりません。
これらに月額2000円弱支払わなければならないなんて,何か納得できない思いがするのです。
大手キャリアには,ユーザーのこのような負担感を考慮していただき,少しでも利用しやすくしてもらえればと思います。
どうかお願いします。<(_ _)>