iPhoneXSとiPhoneXRのバッテリーもちの差はディスプレイ?
「iPhoneXSよりもiPhoneXRの方がバッテリーもちがいい。」
ということはもはや周知の事実となっています。
まあ実際,XSに関してはバッテリー容量も異なるわけで,納得がいくわけですが,それにしてもMaxと比較してもXRの方が優れているというのには納得がいきません。
そんなところに,そもそも有機ELディスプレイは,液晶に比べて電力消費が激しいという,驚くべき記事が来ています。
えっ? イメージと違うんですけど…。
んっ? 有機ELって,省電力が売りじゃなかったですか?
これ,非常に大きな違和感を感じませんか?
そもそも,iPhoneX登場時の売りが,「バックライト」が無い分,有機ELディスプレイの方が液晶よりも省電力ということだったように記憶しているのですが…。
だからこそ,iPhoneXからバッテリー容量が減り,それでも以前の機種と同等の駆動が可能であったはずです。
しかし,前掲の記事内のデータ,そしてiPhoneXRの実情を考えると,ことバッテリー持続に関しては「有機EL<液晶」という構図が成り立つようです。
何か,ちょっとだまされたような,すっきりしない感覚になりますね。
個人的には悪くないと思うのですが…
個人的には,iPhone7からiPhoneXSに機種変して,
「バッテリーはかなりもつな。」
と感じていただけにかなり意外な結果です。
まあ,iPhone7のバッテリー劣化が進んでいた可能性もありますし,新品状態で正確に比較したわけではないですが…。
さらに,そのiPhoneXRでさえも,数あるスマホの中においては,特別バッテリーもちが優秀だというわけでもないようです。
これを見ると,iPhoneXSユーザーとしてはますます微妙な心持ちになります。
有機ELの電力消費効率アップをも願いつつも…
とは言え,です。
私のApple,iPhoneに対する信頼は揺るぎません。
その根拠は,以前にAndroid機に一時的に浮気した際に感じた,
「スリープ時にぐんぐんバッテリーが減っていく理不尽さ」
によるものです。
使用して減っていくのであれば納得できますが,スリープ状態でも異常なほどに減っていく感覚がどうしても許せず,iPhoneにお里帰りした経験があるのです。
まあ,現在のAndroid機も,さすがにこの点は改善させているとは思いますが,それにしても,スリープ時の電源管理ということにおいては,iPhoneへの信頼性は絶対です。
この点は,アプリのバックグラウンドでの動作等,バッテリー問題だけではない事柄も含まれる問題ですので,iOSで管理されるトータルとしての安心感がiPhone,Appleにはありますね。
とはいえ,Appleに全く注文がないわけではありません。
言いたいのは,
「薄さを求めるのはいいから,その分,バッテリー容量を増やしなさい!」
ということです。
「使用時のバッテリー減り」
は,以前からのiPhoneの大きな課題でした。
それなのにAppleはかたくなに「薄型化」を推し進め,なかなか駆動時間の延長へと舵を切りません。
この点はユーザーの感覚と大きくズレてしまっているのは事実でしょう。
Appleには,有機ELディスプレイ使用時のますますの省電力化を進めると同時に,バッテリー容量増加を本気で考えてもらいたいと思います。
バッテリー技術の進歩はどうしようも無くゆっくりとしか進めていない現実があるようです。でしたら,その他の具体的な方策を示していただきたい。
Appleさん,薄すぎても使いづらいだけですよ。
そろそろ「実」を取りましょう!