なかなかやりよる! 新型MacMini
忘れ去られてはいませんでした,「MacMini」。
そしてなかなかの性能をひっさげての表舞台登場のようです。
先日発表された新型MacMiniのベンチマークが公表されていますが,なぜかデータが2つ流出するなど,未だ不透明な部分も。
それにしてもなかなか魅力的なデバイスであることには変わりありません。
そのスペックは?
気になるそのスペックをベンチマーク結果から…。
2つ流出しているというベンチマークがこちら。
どうやら上の方が「正解」だということですので,最高のカスタマイズをすれば,かなりの高性能となりそうです。
また,基本モデルである,Intel Core i3-3.6GHzを搭載したモデルでも,シングルコアは4,769点、マルチコアは14202点をマークしているとのこと。
十分すぎる性能ですよ。
それでも私が手を出さない理由
ちょっと前の私だったら,この新型MacMiniにまっしぐらだったと思います。
LG UltraFine 5K Displayも所有していましたし,外部GPUである「Blackmagic eGPU」もありましたので。
そう,このまま使用できるのであれば,「極上」ですよ。
しかし,現状はこのふたつの機器は売却済み。iMac2017モデルで大満足の生活です。
この経緯の詳細については過去記事をご参照ください。
端的に言えば,私,Macの「外部機器との接続」に関しては全く信用しておりません。
これまでの全てのトラブルの元凶が,この「接続問題」だったからです。しかもそのトラブルの全てが日常の使用に関して「致命的」な事柄でしたので…。
今回のMacMiniは,価格的にも,性能的にも,拡張的にも,非常に魅力的であることは事実です。
しかし,その使用に関しては,まず「外部ディスプレイ」が必須。これまでのMacBookProでのトラブルを考えると,ちょっと手を出しづらい。
また,MacMiniの基本性能は非常に高いのですが,「Mac+外部ディスプレイ」という使用状況を考えると,チップ内蔵のGPUでは不十分ですし,トラブルの基になります。この点がMacMiniにとっての最大のネックになると考えます。
大型モニタの活用を考えると,このグラフィック性能は非常に大きな鍵を握ります。甘く見ない方がいいです。
だとすれば「外部GPU」の登場となるのですが,前掲記事のように,「Mac+外部ディスプレイ+外部GPU」という環境においても致命的なトラブルに遭遇している私としては,どうしても踏ん切りが付かないのです。
これまでの経験上,ディスプレイも含めて「全部入り」という形態のiMacが,唯一信頼できるデバイス。あっ,ノート単体仕様では全く問題ありませんが,あくまでも外部ディスプレイ接続を考えた場合です。
さて,あなたの環境ではどうでしょう?
もちろん,私のように,これ程「接続問題」に遭遇することは珍しいことなのでしょう。
しかし,実際問題として,このようなパターンもあり得るわけです。
さて,皆さんのMac環境ではどうでしょう?
新型MacMini,使えそうですか?
単体ではお安く感じる新型MacMiniですが,これに外部ディスプレイ,外部GPUとを加えると,軽くiMacを超えるお値段へと跳ね上がります。
私は,iMacこそ据え置き型において幸せになれる「最大公約数」だと考えるのですが…。