サイズラインナップの考え方
昨日は,罪悪感を感じながらも,土屋鞄製造所のクリスマス限定色「トーンオイルヌメ ボディーポシェット/チムニーグレー」をポチってしまったことをお伝えしました。
その中で,
「そのミニマムなサイズ感が必要だった」
と書かせていただきました。
今回は,自分の所持している土屋鞄製造所製品の中で,今回購入したボディーポシェットをどのように位置付けていこうと考えているのかについて書かせていただきます。
本当の意味での「普段使い」をしたい!
まずは私が無理に無理を重ねて購入してきた品物を,購入順に紹介していきたいと思います。
①ユニックリベルタ 2wayトート(現ディアリオ 2wayトート)
手持ちにもなり,ショルダーにもなり,しかも大容量を収納できる,正に「万能」バッグです。
現在は,同様のデザインで革の素材が変更された「ディアリオ 2wayトート」として販売されています。
後に紹介するディアリオの小銭入れで確かめたところ,この「リベルタシリーズ」の革は,とてつもなくオイリーでしなやかな質感を誇っていることが実感できます。反面,非常に表面が傷つきやすく,この点が革変更になった要因ではないかと考えています。
しかし,この革のしっとり具合は,官能的な魅力を秘めており,キズもそのオイル量のためか,布でこするとすぐさま消えてしまうほど。
この革素材の2wayトートを購入できたことは非常にラッキーでした。
そして,このバッグから私の泥沼の「土屋生活」が始まってしまうのです。
②トーンオイルヌメ クッションファスナー長財布(こげ茶)
丁度財布がボロボロになっていたこの時期。
リベルタバッグのあまりの質感のよさと,「トーンオイルヌメ」という革素材への興味とで,衝動的にポチってしまったものです。
本当はブラウンが欲しかったのですが,再販さえ待てないほどの勢いでした。
固めのリベルタとは違い,ふわっとしたエアリーな質感。独特のシボが効いていて,革の表情が非常に魅力的なのが,この「トーンオイルヌメ」シリーズです。
中には,それこそこれでもかというくらい何でも入るイメージ。傷も付きづらい革ですので,気を遣わずに使える逸品です。
③トーンオイルヌメ ソフトフィットショルダー(ブラウン)
リベルタのバックよりも小容量で,より普段使いできるようにと購入したもの。普段使いという意味合いで,トーンオイルヌメ革から選択しました。
このショルダー,見かけによらず大容量です。本当に意外だったのですが,「ちょっとしたお出かけ」という意図からすると,
「えっ,そんなに持っていくものはないんですけど…」
というくらいの感覚。
いっぱい詰めたいのであればリベルタを使うし,ほんのちょっとしたものだったらこのバッグは大げさかな…というところです。
また,背中に回して使用する際,チャックの横幅が広すぎるのと,左右の端が湾曲していてチャックを開けづらい,ものを取り出しづらいという,バッグとしては致命的な弱点があります。
というわけで自分でも意外ながら,このショルダーが一番出番が少なくなっております。
④トーンオイルヌメ アンティック文庫カバー(ブラウン)
これこそ買って大正解。
出番も多いですし,常に幸福感に浸れる逸品。
文庫カバーですから,常に肌に触れているわけでして,トーンオイルヌメ革のエアリーな触感が脳を刺激するかのような幸福感まで味わえます。
文庫カバーとすれば目玉が飛び出る価格ですが,その価値はあり。太鼓判です。
⑤ディオリア ハンディLファスナー
リベルタからの革違い,新生「ディオリアシリーズ」の小銭入れです。
リベルタの皮とは異なり,オイル量が減った代わりに堅さが出て,大幅に傷つきにくくなっています。
正に日常使いとしての「小銭入れ」とすれば,この革でよかったかな…という印象。でも,リベルタで使用していた革の小銭入れも,試してみたかった気もしています。
これが私の小物3品。実際の色味はもうちょっと濃いかな?
ソフトフィットショルダーの穴を埋めるボディーポシェット
…こうしてみると…この短期間に,よくこれだけ買ったな,オレ!
そりゃ,いつでもピーピーなわけだ…。
という自己嫌悪はさておき…。
問題は,「普段使い用」として購入した「ソフトフィットショルダー」がうまく機能していないということなのです。
財布,携帯という必ず持参するものに加え,音楽用DAP,イヤホン,文庫本等の,そのときの気分で持っていくものを考えても,「ほんのちょっと」の外出であれば,もっとコンパクトで機能性のいいバッグが欲しくなるわけです。
そこで目を付けたのが,今回購入したボディーポシェット。
「普段使い」という観点から,革はいつもの「トーンオイルヌメ」一択。
また,こうしてみると「茶好き」が高じて,購入したもの全てが見事に茶系。さすがにここいらへんで違う色を…と考えるのもご理解いただけることでしょう。
そんな中,土屋さんが提案してきたのが「チムニーグレー」。「ストーブオレンジ」は,ちょっと赤味が強いということで今回はパス。
うん,いいんじゃないでしょうか。
先日もご紹介したとおりに,ペットボトル2本分の容量は確保されていますので,ハンディLファスナー,iPhoneXSに加え,結構な小物が入りそうです。
正にちょっとしたお出かけには,最良の友になってくれそうな予感。
また,ベルトの一方がくるりと一回転できるような金具が付いているようですので,背負いながら中のものを取り出す際も,ソフトフィットショルダーのようなイライラは感じなくても良さそうです。
しかし,実際の使い勝手に関しては,実物を手にしてみないと分かりません。
品物が到着したら,その質感,使い勝手等の所感を再度ご報告させていただきたいと思います。
まずは,週明けの出荷案内が楽しみです。