信じられない半年待ち…
今年の5月,クラウドファンディングを主催する「machi-ya」にて,「Penclip Type-A」という,「マグネットペンホルダー」を発注したことをお伝えしました。
強力な磁石で,結構な厚みのあるノートカバーでもしっかりとペンを固定できる上,太めのペンでもOKという点が魅力のこの品。
当初の時点では,「8/30発送」ということでしたので,「9月からは使えるな」と踏んでいました。
しかし,そこからイライラの時期が2ヶ月半続くとは…。
やはりクラウドファンディングは博打のようなものです。その怖さを十分に学ぶことができた今回の取引でした。
とりあえず,商品は11月10日に手元に届きました。
私のように気が短いものにとっては,容認できない「契約違反」です。
9月になっても,何の音沙汰もない…そしてmachi-yaの不手際
ことの発端は,9月になっても何の音沙汰もなかったことです。
この手のものですので,例えば生産が遅れる等のトラブルも想定はしていましたが,問題は「何の音沙汰もない」ということ。
そこで,9月上旬,プロジェクトオーナーへ英語・日本語で,2通の問い合わせメールを送りました。
しかし何の音沙汰も無し。
しょうがないので,「machi-ya」に問い合わせたのが9/5です。
翌6日に返信あり。
要するに,「machi-ya」としては責任はないし,プロジェクトオーナーとは連絡を取っているけど,念のため聞いておいてやるよ…ということです。「アメリカのプロジェクトオーナーに対して日本語で連絡しても意味が伝わらないでしょ?」と,当然英語でメールを送っているこっちを軽くディスってますし,失礼ですね〜。
結局この後,「定期的な連絡」なんて取れていなかったことが明らかになっていきます。
まあ,とりあえず待ちましたよ。
すると,9/10にこのようなメールが。
前回から,何の進捗もない内容に,私は???です。
メールの真意を確かめるためにmachi-yaに再度問い合わせると,このような返信が。
なんと,私への対応を忘れていて,同じ内容を送ったとのこと。ダメだこりゃ
きっとこのメールで慌てたのでしょう。ようやくこのメールと同日の10日になって,「生産延期」になってた事情が,言い訳がましく企業者側から発表されました。
この5日間,きっと何も動いていなかったのでしょう。
「在庫切れ」って…。
商品を提案し,支援を受け,発送日まで予告しておきながら,何の連絡も無いなんて…。
また,それをあくまでも企業側の問題として,自らのチェック機能を有していないmachi-yaって…。
この時点で,もはや不信感しかありません。
更に混迷は続く…そして届いた品物は?
9月末製造完了。
この情報受け,まずは一安心です。とりあえず品物は手に入りそうですので。
と,油断していると,10月中旬になっても何の連絡も無し。
もう切れ気味で再度machi-yaに連絡。
すると…。
製造は完了している…?
なんとも微妙。
というのも,私の基にプロジェクトオーナー側から発送連絡があったのが10月30日だからです。
9月末には製造を完了すると約束したものを,実際の発送に移すまで1ヶ月かかりますか?
ずいぶんとゆっくりお仕事をなさる方のようで…。
そして届いた実物がこちら。
まずがっかりなのが,すでに表面に白い傷が付いていること。
また,磁石が埋め込まれている部分に,上からこすりつけられたような線が多数付いていることです。革の質感もいまひとつ。耐久性もちょっと不安です。
品質上ダメです,これ。
本来のクリップとしての性能はまずまず。
太めのJETSTREAMも固定できますし,多少揺すっても落ちる気配はありません。
しかし…。
結論。
個人的には,
「もうクラウドファンディングには手を出しません。」
また,
「machi-ya関連の事業にも手を出しません。」
色々とありましたが,まあ勉強にはなりました。
まずはご報告まで。