時々出てくるMacOSのバグ
以前にも同じようなことを書いた記憶がありますが,最近は動作に関するWindowsの信頼性は非常に高まっていると感じます。
Windows95が出てXPが落ち着くまでは,「フリーズ」「ソフト強制終了」などの致命的なエラーが付きものだったように感じますが,現在はそのようなことが殆ど見られないのではないでしょうか?
この点に関してはMicrosoftの努力を感じます
反面,Macに完全移行してから2年を経過しようとしていますが,MacOSは小さいバクが非常に多いです。
全く起動しなくなるなどの致命的なものはないにせよ,結構アプリが強制終了することが多い印象。
また,突然レインボーカーソルが出現することもあったりと,よく理由の分からない小さに不具合に遭遇することが少なくありません。
先日も,Safari閲覧時のMagicmouseのジェスチャー操作に異常が生じ,イライラすることが続きました。
調べてみると「こんなことで解決するんかい!」と突っ込みたくなるような方法で事態が収まりました。
知っている方にとっては当たり前のことなのかもしれませんが,私のようにMacを使用するようになって日が浅い人間にとっては,知らないと非常にストレスがたまる原因となりますので,ここでご紹介させていただきます。
チェックを外すだけって…どんなバグ?
今回私が遭遇したのは,「Magicmouse使用時にスワイプ操作で前後のページに移動すできなくなる」という状態です。
Safari閲覧時に,スワイプして前のページに戻ろうとしても,そのページから移動できないというもの。
上部の「矢印アイコン」を押すと戻ることができますので,Magicmouse関連のバグであると考えられます。
ご存知の通り,マック利用の最大の魅力の1つが「TrackpadやMagicMouseでのジェスチャー操作」ですね。「思い通りに」「なめらかに」動くその様子は,Windows機にはない魔法だと考えています。
本当にいつも快適にしようしているだけに,ごく当たり前にてきていたことが急にできなくなるストレスといったら…。
原因が分からず,これまでは「とりあえず再起動」をしていました。
すると,そのときだけは通常の動作に戻るのですが,しばらくするとまた元通りの不具合が出るという,いたちごっこ状態に。
ここで見つけたのが,上掲の記事です。
対応としては,
「システム環境設定」→「Mouse」→「その他のジェスチャー」のチェックを一旦外した後に再度チェックし直す
という,なんとも単純明快な「やり直し作業」。
私の場合は,これだけで正常の動作に戻ることができました。
あっけなさ過ぎて,何かキツネにつままれたような感じです。
細かなバグ,潰してくださいAppleさん
「チェックのし直し」で修正される軽微な異常なのですから,恐らくほんの些細なバグなのだと思います。
しかし,上掲の記事が「2014年」にアップされていることを考えると,少なくとも4年以上はこのような状態が続いていると言えるでしょう。
いや〜,いけません。Appleさん。やはりOSというものはその企業の現状,考え方などを如実に表すものだと考えますので,このような常態化はまずいですよ。
恐らくこのような様々な「バグ」はAppleも把握しているでしょうから,少なくとも「何年も解決しない」という状況をつくってはいけないと考えます。
また,最近のiOSは非常安定して動作していることからも,
「AppleはMacに重きを置いていない」
という印象を感じ取ってしまいます。
これもAppleやMacのイメージを傷つけることに繋がるはず。
細やかに,そして丁寧に,間違いは正していくという姿勢を貫いてほしいものです。