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川口春奈・高橋一生主演「九月の恋と出会うまで」情報解禁!

ついに情報解禁! 映画「九月の恋と出会うまで」

 以前に,川口春奈さんのInstagram情報から映画化を知った「九月の恋と出会うまで」。その原作の紹介をさせていただいたことがありました。 

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 「書店員が選だ,もう一度読みたい文庫本 恋愛部門第1位」という触れ込みだけあって,ピュアなラブストーリーに仕上がっているという感想をもちました。

 この度,映画の情報が解禁となったようで,公式サイトも開設させています。
 2019年3月1日の公開です。

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恐らく原作からは相当の変更があり!

 公式サイト上で予告動画も観ましたが,恐らくこれ,原作とは相当ストーリー展開,演出を変えてくることが予想されます。


『九月の恋と出会うまで』予告編

 

 その理由は…。

 前回の記事にも書きましたが,まずは年齢の設定です。
 原作では,2人が演じる志織と平野さんは同い年という設定。これ,さすがに映画では無理があるでしょう?
 それともむりくり同い年として撮影したのか?

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 それから,こちらの方が気になるのですが…。

 原作では,主に「志織」がストーリーテラーとして表に立って行く形になりますが,予告編の動画を観ると,かなり高橋さん演じる「平野さん」の描写が多くなっているように感じます。

 ネタバレになるための多くは書きませんが,原作における最終盤での「種明かし」を考えると,平野さんが前面に出てくる演出はなかなか難しいのではないかと感じます。

 だって,その平野さんの行動自体が「鍵」となるストーリーですので。

 

 原作では,最終盤まで様々な謎が持ち越され,一気にその謎が解けることで2人の心が結びついていく…という高揚感を味わうことができました。
 平野さんの行動が前面に出ることで,この「一気呵成の高揚感」が失われるのではないか,という部分が心配です。

 

 この手のタイムリープものでは,原作に手を加え過ぎて成功した事例はあまり記憶にありません。
 小松菜奈さん主演の「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は,タイムリープものでありながら,主な部分には手を加ずに難しい「謎部分」を上手に料理したということで,原作のよさを表現できた希有な映画となりました。

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 さて,この「九月の恋と出会うまで」はどのように仕上がっているのか?
 高橋さんと川口さんの演技にも期待ですが,個人的にはそれ以上に「作品の質」の方に興味があります。

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