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「大恋愛〜僕を忘れる君と」第8話〜残念…脚本の大迷走でどんどん劣化していくのも珍しい 戸田さんとムロさんの掛け合いも空回り〜

小池さん…何だったの?

 結局,小池さん演じる「松尾公平」とは一体何だったのでしょうか?

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 尚たちの幸せを妬み,破滅させることで自己満足を得ようとしていたのか?

 少なくとも,尚を睡眠薬で眠らせ,真司を呼び寄せて煽るという行動を取っているからには,単純に「尚めあて」の行動でないことは明らかです。

 やはり,2人の生活を破壊しようとしているのでは…と考えますが,そう考えれば考えるほど,
「このドラマに松尾公平は必要だったのか?」
という根本的な問題が大きくなってきます。しかもMCIという病気を抱えた存在として…。

 

 私は全く不必要な存在だったと思いますし,この人物を登場させたことで,ドラマとしての質が大きく劣化したと考えます。
 結局クローズアップされたのは松尾側の「狂気」だけであって,「尚が自分の病気と真司との関係性で苦悩する」という展開にはなっていないからです。

 これが,
「病気と真摯に向き合い,その上で尚のことを真剣に愛するようになり,尚もそんな彼に感化されていく」
という存在として松尾が描かれていたなら,最終章に向けての尚と真司の関係性をより深めていくための必要性が生まれてくるでしょう。

 

 脚本の大石静さんは,何を考えてこのようなホラー的要素をぶち込んだのでしょうか?もはや取り返しがつかないくらいに,ドラマ全体が劣化してしまいました。

 

尚と真司の感情表現もぐちゃぐちゃ

 「迷走」しているのは,松尾の描き方だけではありません。

 本話の焦点となるはずだった「尚と真司の対等性」


 そもそも尚と真司が対立して尚が家を飛び出してしまったのは,尚が松尾の「同じ病気の者同士でなければわかり合えない」という考え方に影響されるとともに,真司が編集者の水野ばかりを頼りにするという誤解をしてしまったからでした。

 最終的に,尚は松尾の仕掛けた睡眠薬を飲んだふりをしており,真司が尚を執筆の材料にしているという松尾の発言に対しても,
「これが私たちの愛の形」
と一蹴してハッピーエンドになるわけですが,これ,すでにドラマとして成立していなのでは…と思ってしまうほどの強引さではないでしょうか?

 

 一連の流れに「尚と真司の対等性」を解決する部分は皆無ですし,何の材料もなしに解決できるのだったら,「本話そのものが必要ない」ということにはなりませんか?

 

戸田さんとムロさんのイチャイチャも空回り

 毎回の楽しみだった戸田さんとムロさんの掛け合いも,本話は観ていてしらけてしまいました。やはりドラマなのですから,しっかりとしたストーリー展開に支えられての掛け合いであるべき。
 肝心のストーリーがぐちゃぐちゃなのに,ただイチャイチャされても…。

 今回のもうひとつのテーマが「子づくり」ということで,ベッドでのシーンが多かったのも,そんな印象を増幅したのかもしれません。
 ただの悪ふざけにしか見えてこなかったのが,本当に哀しい…。

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それでもストーリーは進んでいく…

 連ドラですので…,迷走しながらもストーリーは進展していきます。

 次回予告を観ると,ついに尚が妊娠,そして出産ということになりそうです。

 さらに,こちらも心配の種,尚の母と侑市がついに…!となってしまいそう。

 「本筋」と「迷走」がどのようにからんでいくのか…。
 ここまでぶれてしまったからには,もはや修復は不可能ですが,乗りかかった船ですので,最後までは観ることになると思います。

 

 いや〜,ここまで内容が劣化して行くドラマも珍しい。
 楽しみな部分が大きかっただけに,本当に残念なドラマです。
 このような展開の脚本を書いた大石さん,そして,それを許したTBSの罪は大きいのではないでしょうか?