想定価格が更に上昇?
これまでにもお伝えしてきたSamsungの折りたたみ式スマホ。
しかも,これを皮切りにAndroid勢が「折りたたみ攻勢」をかけてきそうだ…ということについても書かせていただきました。
以前からその価格については,
「20万円を超えるのではないか?」
という噂が流れていましたが,それは当たっていたようです。
いや,当たっていたというか,それ以上の価格設定になるようですよ。
英国で「30万円弱」との噂も…
記事によると,英国内の値付けが,
1500英ポンド(約21万7000円)から2000英ポンド(約29万円)
になりそうだということです。
??? マジですか?
しかも,「100万台超」の販売を想定しているとか…。
いるんですかねえ〜?
世界中にそこまでしてこの機種が欲しい人が100万人も…。
これまで,「高級機」といっても「7〜8万円」程度だった価格概念が,昨年度のiPhoneX発売から崩れ始め,おかしなことになっています。
そしてその結果が,今年のiPhoneXR騒動…。
もちろん,世界中にお金持ちはいくらもいるのでしょうが,ここまで行くと,
「スマホってなに?」
「誰のための発売?」
などと,数々のクエスチョンが頭をよぎります。
果たして,普及価格帯にまでたどり着くのか?
また,我々庶民が考えるのは,
「この折りたたみ式という形状,本当に普及価格帯にまでたどり着くの?」
という点です。
昨今の傾向として,高級機に使用される素材や機能が,なかなか普及価格帯のものに還元されないなあ,と感じる部分があります。
特にiPhoneに関しては,有機ELディスプレイ,Face ID等。
だとすれば,この「折りたたみ式」という形状も,
「フラッグシップの特権」
として君臨し,我々庶民がその恩恵を受けるようになるには,かなりの時間を要することになるのではないでしょうか?
形状は変わっても,結局できることは変わらないのです。
これ,大事!
そもそもスマホでできることの技術自体はすでに枯れているのですから。
コストに見合うだけの価値があるのかどうか,今後の端末に関しては,十分に目利きを行う必要がありそうです。
それにしても…,
折りたたみ式iPhoneが登場する際には,とんでもない価格になりそうですよね。
また,そのようにユーザーに感じさせてしまうあたりに,最近のAppleの問題が隠れているのかもしれません…。