「夜+ポートレートモード」の表現力は?
12月になり,都会ではさぞかしイルミネーションがきれいなことでしょう。
我が秋田では…。
いや〜,灯りまでもさみしい…。
本当にですね,駅前やその周辺の一部だけで,やけにこぢんまりとしたイルミネーションがちらちらと輝いているだけでして…。
とはいえ,せっかくのiPhoneXS。
そのポートレートモードと,夜,イルミネーションの表現力は試さないわけにはいきません。
というわけで,駅前に出かけたのですが…。
なんと,半数の被写体を「通常モード」で撮影するという凡ミス。数少ないイルミネーションの上に,数少ない画像となってしまいました。
ごめんなさい。
秋田駅前のイルミネーション
iPhoneXSとフォト画像⑥
iPhoneXS・ポートレートード・f1.4に編集。
これ,iPhoneXSのポートレートモードの限界を感じた1枚です。
通常,一眼レフで撮影するのであれば,望遠レンズで遠目から狙ってぼけされるのですが,iPhoneの場合は「被写体の2.5m以内に近づいてください」というメッセージが出るわけです。本当にうっとうしい!
つまり,iPhoneXSのポートレートモードは,マクロ的に「寄ることもできず」,望遠的に「離れることもできない」という絶対的な制約下に置かれているということ。
おまけにf1.4と,最大限開放に振っているにもかかわらず,背景が思ったよりぼけていません。
近すぎるんですよ,被写体とカメラの位置が。
秋田県ということで,「秋田犬」のイルミネーションもありました。
色合いがきれいじゃないですよね,これ。
こちらは,手前の秋田犬と,背景のイルミとの距離が大きく空いていたため,結構ぼけてくれました。
開放にするとぼけすぎの感があったので,f3.2に止めています。
この2枚を見ると,被写体との距離,被写体と背景との距離などによって,そのぼけ具合が大きく変わってくることが分かりました。
やっぱり一眼の望遠レンズってえらいんですね。スマホでももうちょっと距離を置いて撮影できる「望遠ポートレートモード」なるものができたらいいのですが…。
ノイズは全く気にならず,これスゴイ!
それでですね…。
夜の撮影にもかかわらず,ノイズは本当に気にならないんですよ。
これ,すごいことです。
以前の夜景のときにも感じたのですが,もはや以前のスマホカメラとは完全に一線を掬しています。
これなら,「夜の雪景色」の風景なども楽しそう。
秋田ならではの写真を楽しんで撮影できそうです。