カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

「大恋愛〜僕を忘れる君と」第9話〜崩れていく尚を戸田さんが好演も…前3話分のロスが大きく詰め込みすぎ〜

こうなりますよね〜,詰め込みすぎて消化不良気味

 そうですよね〜。
 こうなりますよね〜。

 第6,7,8話での小池徹平さん演じる公平との絡みがあったため,その分を取り戻そうとするかのように,ストーリーが急展開した9話でした。

 

 本話でようやく焦点が尚と真司に戻ることになるのですが,「妊娠」→「出産」→「子育て」→「限界を感じる尚」と,視聴者側からすると「最も丁寧に描いてもらいたい部分」を無理矢理一話に詰め込んだ感じがして,消化不良気味です。

f:id:es60:20181208092042p:plain

 

 やはり,前三話分の「公平との絡み」は,全く必要ありませんでした。だって,本話に何の影響も与えていませんから。 

 

 三話分の尺があれば,「妊娠→出産」までの尚と真司の葛藤や家族とのかかわり,「子育て」中の悲喜こもごも,「衰えを感じていく尚」という部分を一話ずつ,丁寧に,詳細に描いていけたのではないでしょうか?

 本当にもったいない思いでいっぱいです。

 

戸田さんの演技力が光っただけに…

 強くそのように感じたのは,戸田さんの演技力が光っていたからです。

 本話では,ストーリー的に「2014年〜2019年」までが描かれています。(…これだけの期間,これだけの変容を僅か一話で描こうとしたこの時点で,その強引さに何か怒りのようなものがこみ上げてくるのですが…。)

 その中で戸田さんは,
・まだ意思がしっかりとした中で出産までを気丈に乗り越えようとする尚
・出産後,家族や真司の出版社担当水野から支援してもらいながら子育てをしながらも限界を感じていく尚
・意識が薄れ始め,ついには息子の迷子騒動の記憶さえなくしてしまったことに衝撃を受ける尚
と,その時期の尚の変化を実に見事に,自在に演じ分けています。
 その演技力には,本当に感心させられます。
 戸田さんが個ここまで「演技派」だったとは,失礼ながら考えていなかっただけに,結構な衝撃でした。

 

 特に,意識が薄れていく自分に,そしてトラブルがあるとつい大きな声を出してしまう真司に怯える様子。
 目で,表情で,声で,その怯えや自分自身に対するもどかしさを表現している演技が心に残りました。

f:id:es60:20181208091845p:plain

 

 これだけの演技ができる人を,6〜8話のあのストーリーに巻き込んでしまったのが,本当にもったいない。
 ただただ,その思いだけです。

 

どのような結末を迎えるのか?

 来週でいよいよ最終回です。
 9話は,
「自分はいるだけで迷惑になる。」
と感じ,書き置きを残して去る尚のシーンで締めくくられました。

f:id:es60:20181208092900p:plain

揺れる文字が切ない…

 一体どのような結末が用意されているのか?
 最後だけは,視聴者が納得できるような脚本にしていただきたい!

 また,個人的に気になるのが,編集者水野と真司との関係性。
 9話では,真司のためにかいがいしく身のまわりの世話をしていながらも,出版社の部長に対して,
「あんな尻切れトンボの作品がこんなに売れるなんて…」
と,その腹黒い一面が描かれました。

 

 もしかすると,水野の考えを知った真司が断筆をして…となるのか?
 それとも,尚が「それでも書いて」と,作家としての真司を後押しするのか?

 最後に互いがどのように影響し合うのか…。
 その点に大注目の最終回です。