思わぬ伏兵が登場!
ドイツの老舗が満を持して発表した「MOMENTUM True Wireless」。
その音質を期待して,これまで数少ないレビュー記事を発掘してきました。
「低音ゴリゴリの音」
「低音が控えめ」
と,正反対のレビュー内容が見られるなど,その本当の音質は謎のままです。
しかし,
「あのIE800と同じドライバーを積んでいるのだから…」
という思いがどうしても強く残ってしまうのです。
そんな中,かなり衝撃な内容の記事を見つけました。
10月に開かれた「ヘッドホン祭」に参加された方々のつぶやきなのですが,なんと,MOMENTUM True Wirelessよりもいい音のワイヤレスイヤホンの話題で持ちきりなのです。
「AVIOT TE-D01b」が最良の選択?
まず肝心の「MOMENTUM True Wireless」に関するつぶやきですが…。
中音域が膨らんでおり,
「高音のきらめきがない」
という意見が見られます。
また,すでに発売されており,優れた高音再生で定評のある「E8」と同等の音質,あるいは,
「低音が足りないE8を補完する存在」
という意見もあり,どうも従来のイヤホンを大きく超えるほど音質を求めるのは難しいようですね。
更に気になるのが,「AVIOT TE-D01b」という製品です。
調べてみると,日本の新興メーカーのようで,この商品,価格的にはずいぶんとお安いものになっています。
AVIOT アビオット 日本のオーディオメーカー TE-D01b Bluetooth イヤホン 最新QCC3026チップ搭載 無線 完全ワイヤレス iPhone Android 対応 (ガンメタル)
- 出版社/メーカー: AVIOT
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
記事内のコメントの中には,
「一番いいのは,AVIOT。」
「解像感,全域のバランスが半端ない。これまでの完全ワイヤレスイヤフォンで聴こえなかった音が聴こえた。」
「AVIOTのTE-D01bが真打ち。」
と,この製品を絶賛するものが多数ありました。
それでいてAmazonでは15,000円しないんですよ!
にわかには信じられないこの現実!
しかしこの機種,Amazonでのレビューなどを見ると,特に音量調整に難があるようで,接続する機種によっては「爆音」になってしまうことがあるとかないとか…。
いかん…,この迷走する感じ。
沼に向かう前兆です。
今は待ちか?
今回,「AVIOT TE-D01b」の存在を知ったことで,これまで「MOMENTUM True Wireless」へと突き進んでいた気持ちが,少し和らぎました。
「本当に1.5万円のものが4万円のものよりも音質がいいのであれば,別にメーカーに左右されなくてもいいのではないか?」
「AVIOT TE-D01bに関しては,どうも発展途中のようである。来年になれば,チュニングされた新モデルが出るのではないか?」
といった感じ。
また,
「1.5万円であれば,お試しで手を出してみて,失敗だったら買い換えることも可能」
という考えもあります。
さすがに4万出して「失敗」だったらかなり痛いですので…。
これまで,有線イヤホンでもこのような迷走状態になることがしばしばありました。
その際は,結局様々な機種に手を出して,後から考えると残念な気持ちになったこともありましたので,今回はじっくりと考えてみたいと思います。
第一前提としては,
「結局はBluetooth接続なのだから,絶対的な音質は有線には適わない」
という,「過度な期待をしない」選択が必要ですよね。
だとすれば…。
「AVIOT TE-D01b」の価格帯の良品を狙うというのも,一つの考えかもしれません。
また,高価格帯でノイキャンがついたものと,「AVIOT TE-D01b」とでは,どちらが高音質なのか…等,様々な要素を併せて考えていく必要もありそうです。
…「今」は待ちなのかな?
◆12/15追記◆