UQ mobile,iPhone7の販売開始
UQ mobileやY!mobileが,iPhone7の販売を開始しました。
これまではiPhoneSEで低価格機種展開してきましたが,販売停止で鞍替えしたというところでしょうか?
iPhone7といえば,その性能からすると十分バリバリと使えるはずですので,喜ばしいと思ってはみたものの…。
思わぬ大きな罠を発見しました。
十分な注意が必要です!
問題はiPhone7の本体価格
問題はiPhone7の本体価格設定です。
ご覧のように,32GBモデルで税込み「67,932円」。
しかし,AppleのSIMフリー版の価格を見ると…。
なんと,税込み「54,842円」。
???
何ですか,これ。
本家よりも本体価格を高く設定して,帳尻を合わせてるだけですやん!
いや〜,いけません。
これはいけません。
なんと腹黒いやり方でしょう。
こんなことをするくらいであれば,本体価格をAppleと同等にして,割引額を抑えた「正直価格」で出した方が,まだ印象がよかったのではないでしょうか?
実質価格もそれほどの旨みは無し
実際にどのくらいの費用がかかるかを計算してみましたが,それほど大きな差にもなりませんでしたよ。
UQ mobileのプランでは,「プランS」では割引が減額されていたり,13ヶ月目以降は基本料金が1000円増額されたり,「データ増量プラン」の無料分が24ヶ月で切れたりと,結局利用年月が多くなるごとに旨みが減少していくシステム。
もちろんauなど大手も「〇〇キャンペーン」等あるのですが,auで考えると「スマホ応援割」の12ヶ月1000円引きの部分だけ。
UQ mobileの「プランL」の13ヶ月目以降の料金は「7,862円/月」ほどになると思われます。
AppleのSIMフリー版を購入してUQ mobileのSIMを挿すとなると,SIMフリー版が「2,286円/月」ということになりますので,差額「882円」お得になるということでしょうか? 実に微妙。
auの20GBフラットプランは,25ヶ月目以降「7,680円/月」程度だと思われますので,んっ? 逆転しませんか?
確かに「プランM」では若干の旨みがあるかもしれませんが,大容量プランでは怪しいことになりそうです。
もちろんauでは,「アップデートプログラムの加入」「auスマートバリューの有無」など,多様な要素がからんでくるわけですので,個々の状況によって変化することと思われます。
しかし…。
サブキャリアだからといって,その「安さ」ばかりに目が行くと,後で後悔することになるかもしれません。
しっかりと吟味した上での契約は必須ですね。
それにしても,今回の「価格上乗せ」。
イメージが本当に悪いです…。