今更のiPadPro10.5インチで模索中
様々な観点を熟考して,「あえてiPadPro10.5インチを購入した」経緯については,これまでお伝えしてきました。
未だに新規の取り組みができているわけではないのですが,様々な動画やサイトを見て,情報収集中の身です。
そんな中,iPad+ApplePencilで,
「サードパーティーのPDFファイルを活用して,手書き(手描き)スケジュール帳として活用する」
という内容に興味をそそられました。
デジタルデバイスと紙ベース,そのどちらをメインとしてスケジュール管理をするのか,という点は,常について回る課題なのですが,この点について一石を投じる可能性を感じたわけです。
もちろん,
「そんなのもうとっくに知ってるよ。」
という方々も多いとは思いますが,ことApplePencilに関しては,現在の段階において「メジャー」というほどの地位は築いていないのが実態です。
私のように,これまでApplePencilにさほど必要性を感じなかった層に,
「お絵かき以外にも可能性の広がる活用法がある!」
ということをお伝えしたく,あえて書かせていただくことにしました。
きっかけはYouTubeの「ぱるちゃんねる」
きっかけは,以前にもApplePencilの書き味検証でご紹介させていただいた,YouTubeの「ぱるちゃんねる」さんの動画です。
この中で紹介されているのが,「GoodNotes4」というアプリ。有名な手書き入力ノートアプリということは,以前から知っていました。
しかし,こんな活用法もあるのか…と,この動画を観て目から鱗…でした。
iPadでスケジュール帳!アプリで手帳もペーパーレス化♪【GoodNotes4】
なんでも,現在,様々なところからスケジュール用の「無料PDFファイル」をダウンロードして活用できるようになっているとのことなのですが,この動画では,特にSONYの「2019年手帳総合版」がダントツに使いやすいということで紹介されています。
詳しい導入法などは,動画やこちらのサイトにお任せいたします。
それでですね,この方式の何が素晴らしいかというと,次の2点です
①GoodNotes4のよさをそのまま生かした「手書き(手描き)スケジュール帳」になる
つまり,PDFファイルを読み込んでも,GoodNotes4のよさである,「手書(描)き」「簡単図形描写」「イメージ挿入」「自由自在のパーツ移動」等の機能は,全くそのまま使うことができるのです。
これだけでも従来の手帳以上の「手書(描)き」性能を得ることになりますね。
何度でも消したり,色等を変更したり,イメージを貼り付けたり,移動させたりと,「デジタルならでは」の機能を手書(描)きで活用する事ができるわけですので。
②「月」「週」「日」のページが相互にリンク
「手書(描)きにプラスして…」
という観点で考えたときに大きな武器になりそうなのが,「月」「週」「日」のページに,それぞれに行き来できるリンクが張られているということです。
つまり,「統合版」のデータを使うことで,一度に三つのページを活用できるとともに,自由にそれらを行き来できるということです。
しかし…。
残念なのは,どうやらそれぞれにかかれたデータは,「月」「週」「日」それぞれのページ内での「単独のデータ」としてしか認識されておらず,
「月間カレンダーに記入したデータを,1日表示の画面で確認することはできない」
ということです。
これが可能であれば,正に自由自在なのですが,実際の活用としては,
・「月」に大まかな行事名等
・「週」に場所や連絡先などの二次的な情報
・「日」に詳細な情報やメモ等
を記入するというように,階層をつけた利用を余儀なくされるようです。
不都合や面もあるでしょうが,使い方によっては,むしろこちらの方が好都合問う場合もあるかと思われます。
考え方,活用法次第…というところに,むしろ可能性を感じる部分でもあります。
iPhoneでもできれば,一気に浸透?
これ,iPhoneでも同様のことができれば大化けする活用法だと考えます。やはりスケジール管理は「手元」でできることに大きな意義があると考えますので。
もちろんGoodNotes4は,iPhoneでも使えるわけですが,いかんせん,iPhoneではApplePencilが使えません。
つまり,現在のGalaxyNoteのような,
「iPhone+ApplePencilMini(仮称)」
という組み合わせが必要になるわけです。
もちろん,現状のApplePencilよりも短くて日常使いに都合のいい「Mini版」でお願いしたい!
大画面のiPadで手書き編集したスケジュールを,出先のiPhoneで修正しながら活用する…。
なかなか実用的なのではないでしょうか?