やはり日本でも売れていないようです
やはり,iPhoneXS/XRは,日本でも売れていないようです。
先日,米国にて,iPhoneXS/XR購入者に対する,旧iPhoneの下取り額増額キャンペーンが行われているという話題をご紹介しました。
至る所で噴出している「iPhone売れていない問題」に関する話題ですが,それをApple自体が証明しているという点で,興味深くその後の動向を見つめていました。
すると…。
ついに来ましたね。
日本でも同様のキャンペーンが行われるようです。
提示の仕方がいやらしい…
先の米国のキャンペーンでは,以下のように割引額がズバリと表示されていました。
しかし,日本のキャンペーンの場合は,端末の料金の提示しかなく,今回のキャンペーンで実質どのくらいお得になるのかの明示がありません。
元々iPhoneの下取りは行っていたわけですので,利用者が知りたいのは,今回の「増額分」であるはず。
その点を明示しないあたり,天下のAppleのやり方としては似つかわしくありませんし,非常に失礼な商売なのではないでしょうか?
記事によると,「iPhone6で4,500円」「iPhone7Plusで1,000円」と,特に最近の機種になるほどメリットが少なく,ほんの雀の涙ほどの増額分しかないため,金額は明示しなかったのかもしれません。
もしそうだとすれば,本当にAppleらしくありませんね。
ユーザーを軽んじているとしか考えられないのは,私だけでしょうか?
今年度のiPhoneXS系の値付けといい,iPhoneXRの高価格ぶりといい,ことiPhoneに関しては,ユーザーの意識との乖離が際立った2018年でした。
この「有事」における,短絡的かつその場しのぎ的な今回のような取り組みは,百害あって一利なしだと考えます。
キャリアの割引との適切な選択を!
何はともあれ,安くなることはいいことです。
しかも,この程度の割引であれば,発表直後に新iPhoneを購入した層も納得できる範囲でしょうから,Apple側の顔も立つというもの。
以前に,docomoやauの割引についてもご紹介しました。
「期間限定である」「旧機種からの乗り換えが必要」等の条件は付きますが,その条件に当てはまる方々にとっては,購入のチャンスといえましょう。
どちらが自分にとってメリットがあるか,ということを吟味した上で,これを機に機種変してみるのもいいかもしれません。
個人的には,今後の「割引の方針」が気になります。
きっとこの程度では売上向上に結びつきませんので,春先にはもっと大規模な割引があると予想します。
特にiPhoneXRに関しては,以前の「iPhone5cの再来」にならなければいいな…と考えているところです。