Pixel3購入でGoogle Home Miniがもらえる…なんとも微妙なキャンペーン
1/9より,ドコモオンラインショップにて,
「Pixel3を購入すると,先着1,000名がGoogle Home Miniをもらえる」
キャンペーンを開始しています。
Google提携の4種類のサービス恩恵もあるのですが…,どうでしょう,これ…。
旨みはありますか?
Pixel3も厳しそうです
Google Home Miniの発売時期は,2017年の10月ということで,もう1年以上も前なのですね。元値は6,000円を越えるもののようですが,約半値ほどで取引されていることが多いようです。
要はスマートスピーカーなわけで,「OK,Google」で様々な情報を提供してくれるもの。AmazonEchoよりは音声認識等で評価が高いようですね。
私はこの手のものは全く興味がありませんので,使ったことがありません。AppleもHomePodを投入していますが,惨敗のようで,日本での発売は現モデルではないかもしれません。
そもそも「Hey Siri」は「OK Google」には適いませんので。
まあそれはそれとして,この時期に型落ちのスマートスピーカーをつけるという戦略を打ち出すということ自体が,なかなか中途半端に思えます。
どうやらPixel3も厳しいようですね。
日本での「Google」という企業の認識
これはやはり,日本における「Google」という会社の認識によるところも大きいのではないかと考えます。
Appleとも並び立つ,世界的巨人ともいえる「Google」ですが,どうも日本人にとっては「Google検索の運営」「AndroidOSの親玉」という認識が非常に強く,スマホ等のデバイス製造という部分では下に見られる傾向にあるのではないでしょうか?
実際は世界的なネット環境を牛耳っているイメージですが,日本人には届いていないというか…。
AndroidOSよりiOSのApple,なんだったら垣根を越えてWindowsMicrosoftの方が格上として見られているでしょう。
また,日本人が猛烈にお世話になっているYouTubeにしても,「Googleが買収している」という意識はあまりないでしょうし,なんだったらその事実をしらない人さえ多いかも…。
考えてみれば,ソフトウエア的には,様々な面でGoogleのお世話になりっぱなし,という方も多いはずなんですけどね。
また,スマホにも「高級感」を求める傾向の強い日本にあっては,結構なお値段なのに筐体がプラスチックでできているPixel3はなかなか受け入れられないという面もあるでしょう。
内容は悪くないスマホだと思うんですけどねえ〜。
いい意味でも,悪い意味でも,「Appleが規準」となっているような傾向を感じます。
Googleのデバイスが日本で成功するためには,既存の意識をぶち壊すだけの,「何らかのインパクト」が必要だと強く感じます。