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iPhoneのノッチ消滅への布石か?〜近接・赤外線センサーをディスプレイ内に埋め込む技術開発〜

パンチホールの次の世代への模索…

 時代はノッチからパンチホールへ…という話題を,先日記事にしました。 

 

 この際に紹介させていただいたBen Geskin氏の画像がこちら。

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 他のAndroid勢は,丸い一つ穴のパンチなのですが,iPhoneは横長と予想されています。
 その理由は「Face ID用の赤外線3Dセンサー」をどうしても埋め込まなくてはならないからなのではないでしょうか?
 Android勢とは異なり,iPhoneは「高度なFace ID」を主力として使用していくことになりそうだということは,これまでも繰り返し述べてきました。その「Android勢」との違いを出す高度な「認知」を生み出すために,赤外線センサーのためのスペースが必要となるわけです。

 しかし,この「赤外線センサー」をディスプレイ内に収める技術が開発されたというニュースが入ってきました。

 

これでフロントカメラも埋め込めれば…

 iPhoneの照度センサを製造してきたオーストリアのAMSが,有機EL(OLED)ディスプレイ越しでも動作する照度センサと赤外線近接サンサを発表したということのようです。

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 もしこのセンサーをディスプレイ内に設置することができれば,その分のノッチ,あるいはピンホールのスペースが必要なくなります。

 さらに,先日Ben Geskin氏が公開したこの画像。

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 下が,2019年iPhoneと予想される「縮小ベゼル」なのですが,上下の違いは「スピーカーの位置」にあります。
 これまではノッチ内に横細長のスピーカーを配置していましたが,下の写真では「筐体の縁」にスピーカーを埋め込んいます。その他のレンズ,センサー部はそのまま残っていることから,単純にスピーカーを移動させることでスペースを減らしていることが予想されますね。

 ここに今回の技術を加えると…。
 センサー部を配置するスペースが必要なくなりますので,単純に「カメラレンズ」だけを考えればいいことになるわけです。

 あとはそのカメラレンズの処理です。
 やはり「パンチ穴」を開けなくてはならないのか,それとも,「カメラレンズをディスプレイ内に埋め込む」のか?

 当然後者の方が望ましいわけで,問題は2020年までのその技術が間に合うか…ということにかかっているのでしょう。
 間に合わなければ,一番最初のような「穴」が残った形で登場することになるのかな?

 

「スライド式」だけは避けてください!

 最も恐れているのが,Android勢で難題か登場している「背面スライド式」のレンズ。あれだけは避けていただきたい。
 一つの筐体として「カチッ」としたイメージのあるiPhoneで,あのようなギミックは必要ありません。そんなことをするくらいだったら,穴でもノッチでも開けてください。

 前から言っているように,現在のノッチだって気になりませんので。…いや,むしろ気に入ってるんだけどなあ。あのデザイン…。

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