「デジタル→アナログレコード」という時代の逆行
今や,なぜかアナログレコードが人気である…という噂は聞いていたのですが…。
藤原さくらさんのインスタで,「green」と「red」がアナログレコードになって発売されたというニュースを目の当たりにし,正直驚いています。
「音の柔らかさ」「質感」「有機性」の問題なんですかねえ…
アラログレコード全盛の時代に,でっかいスピーカーを駆使したオーディオを楽しんでいた世代としては,非常に懐かしく,そのこと自体を否定する気持ちは全くありませんが,純粋に音質で考えると絶対的に有利なCD等のデジタルから,わざわざアナログへの回帰の動きがあるということ自体に,まずは驚きます。
「音質」というよりは,曲の持つ雰囲気の味わい方の違いなんですかねえ?
藤原さんの世代からすると,
「自分の作品が,今話題のアナログ盤になる…」
ということを,一つのイベント的な楽しみとして捉えているのかもしれないなあ…と,彼女のインスタの文面から考えた次第です。
私のようなオヤジからすると,
「時は流れているなあ…」
と,ふと黄昏れたような気持ちになったひとときでありました。
でも,藤原さんの声質だったら,アナログの音にもマッチするかもしれませんね。
あ〜,引っ越しのときに捨てたターンテーブル,もったいなかったかなあ〜。
あっ,値段がCDよりもだいぶ割高なんですね。
やっぱり何かとコストがかかるんだろうなあ…。こんなところにも時代の流れを感じたりしちゃいます。