一度使うと抜け出せない「ダークモード」の必要性
私,モニターからの光に弱いもので,結構その光量や色合いには気を遣います。
やはり安価なモニターはギラつきますし,目を痛める感じが強いものも事実です。
「価格は正直だなあ…」
とつくづく感じる部分でもあります。
Macにシステム変更してからは,LG UltraFine 5K Display,現在のiMac5Kとモニターを変えています。Windowsの安価なものとはやはり違いがありますので,大画面ながらもある程度快適に使用してきました。
その裏には「f.lux」というアプリがあることは,以前にもご紹介しております。
これがないと,いくらMacのモニターでもきついです。
また,大画面ということで,SafariでのWEB閲覧時の「白」が目に刺さることも気になり,Safariのプラグインアプリや,ブラック化の有料アプリを併用して,極力「ブラック」にこだわるようにしています。
やはり,目への負担が違います。
いかに画面の「白」が大きな刺激かということが,ダークモードから通常モードに切り得た途端に分かるほど。
さらに,先日はAndroidが「OSレベル」でこの「ダークモード搭載」に動いているという記事もご紹介しました。
このような時勢の中,Twitterが「真のダークモード導入」という記事を発見しました。
「より黒い」Twitterへ
この記事を見て最初に感じたのは,
「んっ? Twitterにはすでにダークモードが搭載させているけど…」
という違和感です。
しかし,記事を見ると,これまでのTwitterのダークモードは「僅かに青みがかっている」ということなのです。
その比較写真がこちら。
なるほど。Twitterの公式アプリは確かに「濃い藍色」のようになっているのに対し,真っ黒なダークモードを搭載しているTweetbotは正に「黒」だということが分かります。これは見やすい!
このような進化なら,ユーザーとしては大歓迎です!
有機EL時代に「ダークモード」
それにしてなぜ今,ダークモードなのでしょう。
恐らく,有機ELディスプレイの普及が大きく作用しているような気がします。
ご存知の通り,有機ELが表現する「黒」は,ドットを全く点灯させない,真性の「黒」です。これにより,沈み込むような黒,液晶のようにぼやけることにない黒を再現できるわけです。
また,黒を再現するときに「通電」しないということは,すなわち「省電力化」を意味します。
つまり,「健康的にも」「技術的にも」「バッテリー的にも」,正に今この時期が「ダークモード」へと舵を切るのに丁度いい頃合いなのでしょう。
以前にも述べましたが,今後はApple関連の「OSレベルでのダークモード化」を強く要望します。Androidができるのですから,iOSは当然できるでしょうし,共通項が多いであろうMacOSだって可能なのではないでしょうか?
最近AppleWatch等でやたらと「健康」を強調するApple。
画面に関しても「健康志向」でいかがでしょうか?