新型iPadProのガラス保護フィルム問題は,広く発生していた
無双のパワーを備えた2018年発売の新型iPadPro。
ApplePencilも第2世代へと進化したこともあり,その人気ぶりは堅調なようです。
そして,この世代からiPadでも採用されたFace IDは,iPhoneのような縦向きだけでなく,横向きでもロック解除が可能になり,使い勝手の面でも進化しているようです。
しかし…。
一部で,ガラスフィルムを貼ったiPadProで,
「Face IDが認識しない」
「スワイプ等の動作が正常に行われない」
等の相性問題が発生しているようです。
10%って,結構な割合では?
記事によると,
「ガラスフィルムを貼るとタッチ操作の反応が悪くなったり,Face IDが正常に認識しなくなると報告されている」
とのこと。
また,Amazonのレビューを見ると,総レビュー数の約10%ほどで同様の報告があるようです。しかも,フィルムメーカー問わず,ということですので,全般的に起こっている現象のようですね。
また,特徴的なのが,「樹脂フィルム」では全く異常が発生していないということ。
ということは,「ガラス」の素材性に関連があることなのでしょうか? 光屈折率とか?
それにしても,10%って,結構な割合ですよね。
記事中では,「ごく一部」という言葉を使っていますが全くイメージと異なる言葉の選択です。
この話題は,私のお薦め動画「Appleが大好きなんだよ」さんでも取り上げられておりました。
この動画を観ると,結構深刻な状態ですね。
指の動きについてこれないのであれば,スマホ,タブレットとしての資質に欠けるという状態に陥ってしまいます。
発生しているのが,2018年iPadProのみですので,スクリーンやFace IDの構造が,旧機種とは違うのでしょう。
それにしても由々しき問題です。
「まだら発生」が気にかかる…
気になるのは,「ごく一部」でもなく,「ほとんど」でもなく,10%ほどが,アトランダムに「まだら状態」に発生している点です。
「原因」を探ることを考えると,なかなか微妙な数値ですね。
これより多ければ,Appleも迅速な対応をしなくてはならないでしょうし,これより少なければ,そもそも「軽微な相性問題」として処理され,話題にさえならなかったかもしれませんので。
また,異常が一部のメーカー製ガラスフィルムに偏っているのであれば,ピンポイントの対処が可能でしょうか,このくらいばらけていると対処のしようがなくなってしまいます。
お高いiPadであれば,やはりガラスフィルムを貼りたくなるのが人情というもの。
何とかフィルムメーカー側で早急な対応を行い,ユーザー側の選択肢を狭めることがないようにしていただければと思います。