AirPods2は「3月?」それとも「秋?」
3月に入り,季節も一気に春めいてきました。
今年の桜は早いようですね。我が秋田でも,「4/16開花」という予報が出ていました。また「花無し」の観桜会が至る所で開催されることになるのかも知れません。
さて,そんな春に,Apple関連で花粉のようにムズムズするような情報が交錯しています。
そう,「AirPods2」です。
昨年度から度々話題に上ってきたこのデバイスの発表時期に関して,大きく2つの流れができています。
「3月末」か「今秋」か…?
一方の候補である3月末が近づきつつある今,「できるなら早く…」という願いも込めながら,「秋発売説」への疑問を書かせていただきたいと思います。
「Qi充電対応ケース」のみのアップデートなんてあり得る?
AirPods2の発売に関して,最近ちょっと気になる動向があります。
それは,
「この3月にはQi充電に対応したケースのみリニューアルされ,イヤホン本体は据え置かれる」
という情報です。
つい先日までは,「AirPods2の3月発売説」が有力でしたが,最近では形勢が逆転し,「充電器のみ発売説」が幅をきかせるようになってきました。
もちろん,「AirPower」との同時発売を考慮して…という大人の事情もあるわけでしょうが,この点にどうしても違和感を感じてしまうのです。
AirPowerとの抱き合わせ発売を行うために,「ケースだけ発売」という締まりの無い戦略をとるでしょうか? どうしてもAppleの潔さ,思い切りのよさとはかけ離れているようなきがしてならないのです。
また,イメージだけではない実際の観点として,「これまでにAirPodsを購入したユーザーを切り捨てるような真似」をするでしょうか?
「不満なら,ケースだけ新たに購入しろっ!」
とでもいうのでしょうか?
例えばAppleは,ApplePencil2を発売する際には,「iPadPro11インチ」という全く新しいiPadを投入しました。
そして,「ApplePencil2は新型iPadPro専用」という明確な線引きを行いました。
そう,Appleはそういう企業です。
新しい技術を投入する際には,一気に前モデルとは切り離して考えるのです。
そんな企業が,ケースだけリニューアルして…ということを考えるものでしょうか?
旧モデルは残して廉価版として継続販売では?
私が考えるプランはこのような形です。
①AirPods2を新型として投入。(AirPowerも同時投入して,念願のワイヤレス純正化を実現)
②初代AirPodsもそのままの形で継続販売
なぜかというと,価格面とワイヤレスの必要感について,一本化するには未だ一般的には隔たりが存在するからです。
まずは価格面。
どうやら新型になると,初代よりも40ドルほど値上がりしそうです。
これ,結構な値段です。バリバリの高音質モデルでもないAirPods2に,それほどの投資はできない層も存在するはず。
だとすれば,旧機種を残して価格維持,あるいは若干の値下げを行うことで,新たなる購買層の掘り起こしも可能となるはずです。
これ,iPhoneでは以前から行われているApple得意の戦略です。
次に「必要感」。
正直,私も「ワイヤレス充電」そのものに関しては必要感を感じません。むしろ取り払って少しでも値下げしてもらいたいくらいの代物です。
そんな層に,いくらAppleの新製品だからといって,40ドルも高価なものはそうたやすく売れるものではないと考えます。
とすれば,こちらも従来モデルをお安く…の方が購買意欲をそそる結果となることでしょう。
結論!
「ケースだけ…」という手法だったら,秋まで待ってフルチェンジした方がいい。もちろんAirPowerもそこまで発売をずらしてもいいでしょう。
だって,今までだって散々待たされたわけですので,もう半年ズレたって,もはや誰も文句言いませんよ。
逆に,3月に出すのだったら,フルチェンジで。もちろん,こちらの案の方がAppleにとっても歩を早く進めることができるのですから,得策でしょう。
丁度「春」という,AirPodsにおいての「ベストシーズン」でもありますし。
さて,どうなることやら…。
ムズムズしている間に,答えが出されますね。
発表会があるといわれている3/22まで,あと僅かです…。