今回のテーマは「It's show time.」
ついに来ましたね。
「やる，やる…」
と以前からの噂だったAppleのスペシャルイベント。
この時期は，無印iPadがサイレントでアップデートされたりする程度の，Appleにとっては最もおとなしい時期のはずですが，そこにあえてスペシャルイベントを突っ込んできた時点で，否応なく期待してしまいます。
これまでの噂では，「無印iPad」「新型iPadMini」「AirPods2」「AirPower」といったハードデバイスばかり話題になっていましたが，今回のテーマは，
「It's show time.」。
どうやら，これも以前から噂のあった「動画配信サービス」の話題が中心となりそうです。
Appleの動画配信サービス…日本には恩恵なしかな？
まずもって，
「動画配信サービスが中心のイベント…」
という時点で，時流の流れを感じます。
というのは，恐らくこれまでのApple史上，「ソフト」「ハード」以外の「サービス」を中心としたスペシャルイベントなんて無かったのではないでしょうか？
そしてこのことは，
「iPhoneの売上が初めて減少し，ウエラブルやサービスなどのこれまでは主流と考えられていなかった分野に目を向けざるを得ない」
というAppleの現状と見事なまでにリンクします。
明らかに，これまでとは異なる形での事業づくりをしていこうというAppleの思考の転換が感じられます。
もしかすると今回のイベント…将来的に，Appleの歴史の中でひとつの大きな分岐点として見なされるものになるかも知れませんよ！
サービスの内容はよく分かりませんが，Netflix，Hulu，AmazonPrimeVideo等のライバルとの差別化をどのように図るのかに大注目ですね。
しかし…。
様々な大人の事情や，配信サービスの構築という面から考えると，我が日本での配信が当初からスタートするとは，ちょっと考えづらいですね。
また，先行するサービスとの差別化を図りながら，ユーザーを満足させるだけの膨大な映像をどのようにして手に入れるつもりなのかついても疑問符がつきます。
余程革新的な取組を行わないと，他のサービスを凌駕する…とまでは行かないのではないか…，あるいは相当苦戦するのでは…と考えてしまうのは私だけでしょうか？
デバイスの発表もお願いします！
「サービス中心」のイベントということで，我々が期待しているデバイスの発表に関しては，その期待度がやや低下したかな…と考えます。
まあ，「無印iPad」は間違いなくくるでしょう。
問題はその先です。
「新型iPadMini」も，さほど大きな改訂はないという情報が多くを占めていますので，発表されてもおかしくはないでしょう。
一番の気がかりは「AirPods2」です。
「今秋発表」という噂もある中ですので，上記の内容に加えてAirPods2も…というのは，ちょっと無理があるかも知れませんね。
「Qi充電対応ケース」だけが来るんでしょうかね？
以前にも記事にしましたが，それって，相当かっこ悪いと思うのですが…。
これでAirPods2まで出てくれたら最高なんですけどね〜！
