Appleのニューデバイス「Apple Glasses」,ついに発表か?
最近のAppleは,以前の「iPhone」「iPad」を矢継ぎ早に発表した時期のような「魔法感」はすっかりと消え失せてしまいました。
最近での斬新なトピックであった「折りたたみ式スマホ」にしても,完全にAndroid勢にしてやられた感しかありません。
それでも,Appleには新デバイスの噂が絶えないことも事実です。
全く新しいものとしては,オーバーヘッド式のヘッドホンでヘッドホン業界に一石を投じるのではという噂も流れています。噂どおりであれば,2019年末…ということでしたが,どうなるでしょう。
また,GoogleGlassesのようなARヘッドセットの噂もありました。
そしてついに…。
その噂が具体的なものとなって登場したようです。
iPhoneを母艦としてBluetooth接続
記事によると,情報源はいつものミンチー・クオ氏のようですね。
なんでも,
「Appleの初のARヘッドセット(ARグラスとも)の量産が,早ければ今年第4四半期(2019年10月−12月),遅くとも2020年第2四半期(4月−6月)には開始される」
ということです。
また,機能面として,
「実際の演算やレンダリング,インターネット接続,位置情報処理などはすべてiPhone側で行われ,ARヘッドセットは主にディスプレイとして機能するだろう」
という予想も記載されています。
これ,完全にApple Watchの「GPSモデル」のイメージですね。
iPhoneを母艦としてBluetooth接続によって動作する…というパターン。
恐らく「Apple Glassesアプリ」をiPhoneにインストールして制御するというやり方も,Watchと同様になるのではないでしょうか?
そして,情報の大元であるMacRumorのサイトには,Apple Glassesの画像らしきものも掲載されていますね。
どうですか? これ?
個人的には,どうしても,これを装着して外界を闊歩したら相当現実離れした光景だろうなあ…と考えてしまいます。
世の中がこの手のもので溢れかえったら,慣れてしまうものなのでしょうかねえ。
ちょっと前までは,人々がみんな手元のスマホをいじっている光景なんて想像だにしなかったはずですので…。
問題は「何ができるか」
GoogleGlassが想像以上にこけたように,やはり「何ができるか」という点でかなりの説得力が無いと,なかなか浸透するものでは内容に思います。
Apple Watchだって,急成長を遂げているとはいえ,まだまだ一般に浸透しているとは到底言えない状況ですので,ましてやグラスでは…。
「ゲーム用途」では限界があるわけですので,大事なのは「一般の人が普段使いで必要感を感じることができるかどうか」という一点です。
Appleがどのよう名提案をするのか…。
そこに全てがかかっているように感じます。