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意外と知らない「USB-C」と「Thunderbolt3」の違い〜USB4の発表で,混乱は収まるか?〜

「USB-C」と「Thunderbolt3」の違い,知ってます?

 私が使用しているMacBook Pro(Late 2016)から本格的に採用されるようになった「USB-C」端子。
 MacBook系は全てがUSB-Cになりつつありますが,先日改訂されたiMac2019に関しては,従来の形状の「USB3」も同居しています。
 デスクトップ環境では,さすがのAppleも過去の遺産をあっさりと切り捨てるわけには行かなかったようです。

 また,USB-Cは,iPadPro11インチには採用されましたが,iPhoneXSには採用されず…と,Appleの中でもなかなか端子の統一が図られないでいます。

 ところで…。
 「USB-C」と「Thunderbolt3」の違いって,一体どの程度認知されているのでしょうか?
 現行のMacBook系を利用されている方々はもちろんご存知だとは思いますが,スマホレベルでの活用しかされていない層では,なかなかイメージが湧きづらいのかもしれません。

 そんな中,USBの新基準「USB4」が発表されました。
 今度こそ,面倒くさい「端子のバージョン」「端子の形状」という呪縛から解放されることになるのでしょうか?

 

「USB-C」は端子の形状を表しているだけ!

 「USB-C」と「Thunderbolt3」の違いを理解する上で,まず理解しなければならないのは,
「USB-C」は,
「端子の形状を表しているに過ぎない」
ということです。

 例えばこちらは,ごく一般的なUSB端子形状。

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 この端子でも,USB2.0や3.0,3.1等,様々なバージョンの規格に使用されており,
「端子の形状が同じだからといって,同等の規格だというわけではない」
ということです。

 そしてこちらが「USB-C」端子。

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 端子の形状が異なるだけで,USB-C端子の中でも,USB2.0や3.0,3.1等,様々なバージョンが存在します。
 ですから,
「USB-Cだから高性能」
ということでは全くないわけです。

 このあたりを詳しく説明しているサイトを見つけましたので,参考になさってみてください。

 さて,この記事の中にUSB規格をまとめた表がありました。

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 つまり,基本的には「データ転送速度」を規準に企画が進化してきたことが分かります。

 しかし,その進化の過程で,用途に応じた様々な形状の端子が登場してきたため,その「形状」を統一するために登場してきたのが「USB-C」であるわけです。

 まあ,思惑どおりに事が運んでいないので,現在のカオスがあるわけですが…。
 そして,このカオスに拍車かけているのが,「Thunderbolt3」の存在ですね。

 

「USB4」=「USB+DisplayPort」=「Thunderbolt3」の高速版

 Mac等で採用されている「Thunderbolt3」とは,IntelとAppleが共同開発したデータ伝送技術です。

 そして,
「Thunderbolt 3ポートはもれなくAlt ModeによるDisplayPortのデータ転送に対応している」
「Thunderbolt 3ポートはもれなくUSB 3.1 Gen 2に対応している」
「形状はUSB-Cである」
という条件が設けられています。

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 つまり,「USB-C」端子のうち,
・通常のデータ転送の他に,DisplayPortとなる映像データ転送ができる
・高速通信に対応している
ものが,「Thunderbolt3」と呼ばれるもの。

 さらに,この「Thunderbolt3」規格に加えて,「40Gbps」という超高速データ転送に対応したものが,新規に登場する「USB4」ということになります。

 ということは…。
 必然的に,
「USB4の端子形状は全てUSB-Cになる」
ということになりますね!

 さて,「USB4」は規格統一の救世主となり得るのか?
 登場当初は,その性能面からいっても高級機限定で搭載されることになるでしょうから,道のりは険しいのかも知れませんね。