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「REALFORCE for Mac」の衝撃!④〜ひらがな入力の私が英字刻印でも困らないわけ→英字を見ながら平仮名を打っている自分に驚き〜

最大のネックであった「ひらがな入力」というマイノリティー

 東プレの「RealForce for Mac」を購入し,そのシルキーなキータッチに酔いしれております。 

 半ば「博打状態」で購入しました。
 そのわけは,私が「ひらがな入力」だからです。

 当ブログでも再三のお伝えしているように,「RealForce for Mac」は,JIS配列には対応しているものの,なんと「ひらがな刻印」がありません。
 表面上は完全な「英字キーボード」のような状況です。

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 「ひらがな入力」である私は,当然これまで「ひらがな刻印あり」のキーボードしか使用してきませんでしたし,まず第一に,日本で一般的に販売されているJIS配列キーボードには基本的にひらがなが刻印されています。
 当然,待望のMac用RealForceが発売されることを知って歓喜したと同時に,ひらがな刻印無しの情報を知って落胆しました。

 もちろん,ブラインドタッチは完璧にできるわけです。
 しかし,何の気なしにキーボードに目を落とし,印字を補助材料としてタイピングしているような気持ちが残っていました。
 そして問題は,それが私の入力にどの程度影響を及ぼしているかが図りかねるという現実です。
 だって,USキーボードなんて使用したことがないのですから当然ですよね。

 しかし,「RealForce」という名前と,Windows時代の快適性が,私を「博打」へと誘いました。

 もしひらがな刻印なしに対応できなかったら,「せっかく購入したのに使えない」または,「マジックでひらがなを書いてでも使ってやろう」という,究極の変態的博打です。
 しかし…。
 ここまで数日使用してきて,不自由は全く感じていません。全くです。

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「目線をキーに落とす」ことの意味合い

 自分でも,本当に意外でした。
 もっとキーを探すと思っていたのです。
 もっとひらがなの場所を「過去の記憶と結びつけよう」とすると思っていたのです。

 しかし…。
 iMacの前にセッティングし,最初にタイピングしたときから,その動きに全くよどみがありませんでした。
 気持ちいいくらいに…。
 その現実を踏まえ,自分なりに自分のタイミピングのことを分析してみました。その結論は,やはり「ブラインドタッチ」は偉大である…ということです。

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①ホームポジションを手が覚えている

 当たり前のことなのですが,ひらがなが書かれていなくてもホームポジションに悩むことなく,自然にその場所に指が収まります。
 ちなみに,ひらがな入力のホームポジションは,ローマ字入力の右上「T(か)」と「I(に)」です。これ,知らない人が多いんじゃないでしょうか?

②指がひらがなキーの場所を覚えている

 これも当然のことなのですが,どの場所がどのひらがな文字なのかを指が覚えています。ひらがな入力の場合,ローマ字入力よりも覚えるキー数が多くなるわけですが,やはり身体に染みついているというのはすごいことだと改めて感じました。

③「キーボードを見るのは,文字を探しているのではない」

 これが最重要項目。
 私はこれまで,自然に目を落としてキーを確認しているのは,
「自然と文字を探している」
のだと信じ込んでいました。
 しかし,明らかに違いました。
 私が目をキーボードに落としていたのは,文字を探しているのではなく,
「キーボードにおける指の位置を確認するため」
だったのです。

 ちょっと分かりづらいかもしれませんが,特定の文字の場所を見ているわけではなく,「盤面におけるその文字の位置を確かめる」
「指の位置の微調整を何気なく行っていた」
ということなのです。
 私も驚いたのですが,英字刻印のキーボードなのに,これまで同様時々盤面に目が下りるのです。もちろん自然に。
 そして何をしているかというと,英字のキーを見ているのです。そして(ここからは想像なのですが),指の位置を微調整しながら打ちたいキーの場所を探し出しているのです。

 この,
「何のために視線を落としているのか」
という理由が分かったということは,自分にとって非常に新鮮なことでした。
 普段から条件反射のように行っていることに,このような意味合いがあったなんて…。
 大げさですが,人生観がほんの少しばかり変わってしまうかのような,結構価値のある気付き,発見でした。

 

かくして「英字」を見ながら「平仮名」を打つ変態的な生活へ

 冷静に現状を分析すると,本当に変な話です。

 「英字」を見ながら「平仮名」を打とうとしているのですから。

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 今のところ,自分が盤面を見るのは,やはりホームポジションや,最も遠い盤面右上の「ー」「へ」周辺が多いようです。
 「ー」を打つために「¥」を見たり,「な」を打とうとホームポジションを確認するために「な」の「U」キーではなく、ホームポジションである「に」の「I」キーを一瞬チラ見したり…(分かりづらい表記で済みません。でも,ひらがな入力をしている人だったら分かってくれるはず)。
 しかも,これがローマ字入力ではなく,ひらがな入力をしている最中の話だというのですから,私の「変態値」ももはやMaxだ…とあきれてしまうばかりです。
 でも,そんな自分がなんとなく好きだったりしているのですから,どうしようもないのですが…。

 もうすっかり気に入ってしまった「REALFORCE SA for Mac」。
 これからも「英字を見て平仮名を打つ」という変態的な生活が長いこと続くことが決定しました。

 iMacの前に座ることが,ますます楽しみになってきました。 

 

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