Beats Xがなんと「9,800円」に!→2回目の値下げです
AirPodsと比較すると音質に優れ,イヤーチップを交換することで好みの音質に仕上げることができることもあり,個人的なお気に入りだった「Beats X」。
AirPodsの後発として発売された直後は「14,800円」でしたが,昨年10月に「11,800円」に値下げされていました。
そしてこの度,2度目の値下げが行われました。
なんと,その値段は「9,800円」!
当初と比べて「5,000円」の値下げはさすがにやりすぎかな?
値下げの「真意」を深読みする…
まあ,この値下げ自体は問題ありません。
モデル末期ということは,AirPods(第2世代)やPowerBeats Proの情報が飛び交う中にあっては当然のことです。
そこで気になるのは,
「なぜこの時期に,しかも2回目の値引きなのか?」
という,Apple側の値引きの「真意」です。
個人的に考えると,その理由は以下の2点に絞られるかと…。
①単純に旧型チップ搭載になった旧機種だから
皆さんもご存知のように,新型AirPodsや今後発表されるPowerBeats Proには,新型の「H1チップ」が搭載されており,接続面やレイテンシ等で大きな改善が図られています。
ところが,旧機種であるBeats X搭載されるのは,もちろん旧型の「W1チップ」。
旧機種扱いとなったBeats Xの値段を下げて売るということは当然考えられる戦略でしょう
②「Beats X Pro」が控えている
私としては是非ともこちらの理由出会っていただきたいもうひとつの理由。
ずばり,5月のPowerBeats Pro発売の後,Beats Xの後継機である「Beats X Pro(仮称)」の発売が決定しているという考え方です。
この考え方で行くと,当然旧機種は早めに売りさばいておきたいところ。
「この時期に…」
「2回目の…」
という,両方の理由付けになると考えます。
「3兄弟」のラインナップは維持していただきたい
個人的には,アップルから販売されるワイヤレスイヤホンにおいて,これまで同様の「3兄弟」ともいえるラインナップは維持していただきたいと考えます。
・ワークアウトに特化するとともに,旧機種よりも音質に考慮した「PowerBeats Pro」
・高音質を狙った「Beats X Pro」
しかも,3機種に共通のチップが搭載され,それがiPhoneと非常に高度な連携を保障する。Apple系列製品の安全性・安定性の真骨頂ともいえる部分です。
「Beats Xの後継はCancelされました。」
という言葉は聞きたくないですねぇ。
…と,いつまでもAirPowerショックを引きずっていたりする私です。