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「REALFORCE for Mac」の衝撃!⑤〜その他の使い勝手編 「Win Mode」はATOKユーザーには期待はずれ…〜

「打ち心地」は満点以上,さて「使い勝手」は?

 待望のMac用「RealForce」が東プレから発売され,そのとろけるような打鍵感や,ひらがな入力故に心配していた「英字刻印キー」が,意外なほどに全く支障が無かったことなど,4回に渡り「文字入力」に特化した部分について詳しくお伝えしてきました。 

 当然,「気持ちよく」「速く」入力するためにあるキーボードですので,その点が「大満足」という時点で全く問題が無いわけですが,この「RealForce for Mac」にはその他の機能も付属していますので,それらも含めて,細かな使い勝手に関してもお伝えしていきたいと思います。

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短期間ですが,使用して気付いたこと

①有線接続の優位性

 当然MagicKeyboardはBluetooth接続でした。
 通常の入力時には全くその影響を感じないのですが,「じれったくなる」場面が二つほどあります。
 それは,
・iMac起動時のパスコード入力時の認識タイムラグ
・起動時・スリープ解除時に,稀にBluetooth接続が切れてしまうこと
です。

 一つ目は,MacBook Proと比較すると少々イライラします。
 ノートタイプですと,当然有線接続になっていますので,起動時にパスコードをすぐさま入力できる体勢になるのですが,iMac使用時は,Bluetoothを認識するまでにほんのちょっとタイムラグが生じます。
 画面ではパスコード入力を催促しているのに,いざMagicKeyboardで入力しようとするとパスコードの最初の1〜2文字が欠けている…。
 これ,皆さんもご経験があるのでは?
 このほんのちょっとした「待ち」が結構苦痛でした。
 今回のRealForceは当然有線接続ですので,この点が解消。デスク上のケーブルなんてどうにでもなりますので,1つストレスが解消されました。

 また,Bluetooth接続に関しても同様。
 なぜかいきなり切れることがあった「Bluetooth」を気にしなくてもよくなり,「入力を待たされる」ことは皆無になりました。

②筐体の大きさ,厚み

 このRealForce,当然MagicKeyboardよりも大柄で厚いです。
 とはいっても,初代の筐体からすると,特に前後の長辺部の厚みが結構そぎ落とされていますね。
 以下の画像の上が旧RealForce,下が「RealForce for Mac」。

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 どうです?
 えらい違いでしょ?
 3㎝ほどは削られていますね。
 まあその分コンパクトになっているのですが,厚みは相変わらずです。そして,MagicKeyboardに慣れたことで感じるのが,マウス側の違和感
 キーボード右側に置いているMagicmouse2を操作する際,RealForceの厚みが邪魔に感じることがあるのです。

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 これまでのMagicKeyboardは,とてつもなく薄かったため,腕を伸ばした際にテンキー部分が何の障害にもならなかったのですが,RealForceでは「enter」部の右下の角が気になります。
 まあ,入力の快適性とトレードオフなんですけどね。そのうち慣れるでしょ。
 Windows10時代はこれがデフォルトだったわけですので…。

③LEDランプ

 RealForceのテンキー上部には,各種設定を表示するLEDがあります。
 例えば,ファンクション機能切り替えキーがついており,Fnキーを,ファンクション機能かメディア操作キーかに切り替えることができるのですが,この表示がしっくりきません。

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 例えば,以下の画像は,「ファンクション機能」に割り付けた際のLED。

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 これ,なぜ「メディア操作キー」を意味する☀マークの左側にランプがあるのでしょう?
 一見すると「メディア操作」側に割り付けているように思えませんか?
 ランプを「F1」の右側に取り付けるとか,☀と「F1」の表記を左右反対にするとか,いくらでも分かりやすい表示にできると思うのですが…。

 また,この「切り替え機能」にはもうひとつの弱点があります。
 それは,「メディア割り付け」がデフォルトとなっており,一旦シャットダウンすると,ファンクション機能にしておいた設定が「メディア操作」に戻ってしまうのです。
 つまり,私のように常にファンクション機能に設定しておきたくても,起動のたびに変換キーを押さなくてはならないということ…。(スリープ解除時は大丈夫でした)

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 小さいことではありますが,これ,結構やっかいです。
 MacBook Proであれば,キーボードの設定から,「TouchBarを常にファンクション機能で使用する」に切り替えることができるのですが,iMacではそれができないようでした。
 ファンクションキーをカスタマイズしている身にとっては,
「画面をキャプチャーしようと思ったら,ボリュームアップの表示が表れて…」
などといった,細かなストレスが溜まりそうです。

④「Win Mode」はATOK使いには無用

 一つの売りにしている「Win Mode」ですが,ATOKを使用している者にとっては,邪魔でしかありません。
 当方,Macはもちろん,Parallels環境でもATOKを使用しています。
 その際,「kana」「eng」がそれぞれ「日本語・英数切り替え」「全角・半角切り替え」として機能するのですが,「Win Mode」を起動させると,このATOKの割り付けが殺されてしまうようでした。
 これは致命的です。
 日本語入力にとっては,「全角・半角」と「英語・日本語」という絡みが非常に大切であり,特に「ひらがな入力」の私にとっては,この切り替えが生命線なのです。

 というわけで,今後「Win Mode」を使用することはないでしょう。

 

「快適性」「速さ」に勝るものなし!

 と,感じたままに書き連ねてきましたが…。

 上に述べた若干の気になる点を含めても「120点満点」です。この「RealForce for Mac」。
 ただでさえその前に座っているだけで幸せを感じることのできるiMacに,キーを叩いているだけで恍惚感を味わうことのできるキーボードが仲間入りしたわけです。

 心地よく,しかも素早い入力ができる…。
 これ以上の入力環境はありません。

 皆さんも,RealForceの魅力を味わってみませんか? 

 

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